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「ポンペの化学書」というのが出ていた

幕末の長崎に幕府が設置した「長崎医学伝習所」。
そこの最初の先生として来日したのが28歳のオランダ軍軍医ポンペ・ファン・メーデルフォールト。

なぜかこの人が好きで、長崎案内を頼まれたときは、できるだけこの人の業績が残る場所を入れようとしてみたり…観光を楽しみたい人には迷惑ですよね、医学教育の歴史なんか。

少し前、TVドラマで「JIN-仁」というのがあったとき、直感的に、ポンペも似てるねと感じたのね。
南方先生の孤独感や不安感がひしひしと伝わるたびに、ポンペも同じように感じただろうなあと、二人をダブらせてドラマを見ていたような気がします。
あ、ポンペが長崎に来たのは安政4年11月で、南方先生がタイムスリップする4年くらい前です。

ポンペに関する本は、たくさん読みましたし、長崎大学医学部に残る関連の器具や書物なども見せてもらったりもして、一時期、ポンペにかなり迫ったのです。

最近ポンペをもう一度おさらいする必要があって、本を探していたら、ポンペが授業で教えた化学の講義録の翻訳本が出ていることを知りました。
ポンペは医学だけでなく、化学や物理学なども総合的に講義していたことはよく知られていますが、講義録の翻訳本があることは知りませんでした。

「ポンペの化学書」というタイトルで、彼の講義録「朋百舎密書」というものの翻訳のようです。
「朋百舎密書」は2000年に発見されたもので、日本の化学史上かなり貴重なものらしいのです。

読みたいですよ~~。
アマゾンにあるくらいだから読みたければ買えば~と言われそうですが、それがね、中古品しかなくて、それも29,800円からなんです。
もちろん長崎の図書館の蔵書にないかネット検索してみましたが、ないようです。

うーん、今29,800円の本は買えないわ~~。
いつかこの本と出合うことがありますようにと祈りながら、とりあえずはちょっと頭を冷やすことにしました。

しかし、知らなければこんなに悩むこともないものを、存在を知ってしまうと好奇心がざわついて平常心ではいられないって、やっかいなものです。

好奇心って、齢を取っても弱まらないものなんですね。
つくづく、厄介だなあと思いつつ、そんなわくわくモノを知ったことに感謝したりもして…。

さあ、お休みだし、掃除です。

# by windowhead | 2012-05-14 12:06 | 長崎と幕末維新 | Trackback | Comments(3)

サンフレッチェとマリノス…開始時間が待ち遠しい。



苗床から鉢に移し替えて、ゴーヤカーテン作戦開始です。
ことしは昨年より2週間早いのですが、ひんやりした気候なので、成長が心配だなあ。
今年もよろしくね!、ゴーヤ君。
へちま君はもうすこし後の登場になりそう。勢いがいいので、ゴーヤくんが遠慮しそうだから。


お天気がいいので、外に行きたいのですが、今日はがまんです。
2時50分からのサンフレッチェ広島と横浜FマリノスのTV放映にそなえています。
美容院にいきたいんですが、今日は無理。明日もヴィファーレン長崎の応援にいくので無理かな。

美容院  中村俊輔、佐藤寿人、ヴぃヴぃくん
サッカーファンしか理解できないだろうけどね、この力関係。

今のマリノスのスタイルって、サンフレッチェがにがてな相手に近いんじゃないかなあ。
サンフレッチェは苦戦しそうな予感がする。
どちらのチームも、特別の存在ともいえる最高の選手がキャプテンを務めている。
なにより、寿人の10ゴール目を今日のホーム戦で見たいよね。
俊輔が見れるというのは、広島の人にも特別のことのようで、そんなサンフファンのつぶやきがTLに流れていた。
どこのチームであっても、最高の選手たちが対戦するのが見れるとなると気持ちが昂るね。
今日最高のカード、見逃せない。




# by windowhead | 2012-05-12 12:05 | 日日抄 | Trackback | Comments(0)

感激!トリコロールパラソルが回っている!

4月28日、横浜Fマリノスがやっと勝った。
スカパーの録画を見ながら、なぜか感激してしまった。

実は、3月24日のアウエー鳥栖戦に、勝つ気満々でトリコロールパラソルを抱えて応援に出かけた。
負けるとは思っていなかった鳥栖に完敗。パラソルは開かれないままクローゼットに眠ってしまった。
あれからずっとTV観戦し応援しているが、トリコロールパラソルの花が咲く日はなかった。

録画放送の始まりはスタジアムを染めるトリコロール。
全体が真っ赤やオレンジやサックスブルーに染まるのは迫力があるが、マリノスはあくまでもトリコロール。
赤白青に染め分ける。迫力よりも洗練された美しさ。
この日のスタジアムは、その美しさがさらに鮮明に輝いている。一瞬で人を虜にするくらい美しい。
サポーターたちの並々ならない思いが伝わってくる。

選手たちの勢いも並々ならぬものがあった。
セカンドボールが取れている。パスがつながる。ゴール前での攻撃が厚くなっている。
はっきり言って、鳥栖で見た時とはまったく違うチームになっている。

試合の間中つづく迫力ある声援。
勝利の後、スタンドを埋め尽くしたトリコロールパラソルの花、花、花…。
苦しみぬいた末の初勝利に湧くトリコロールのスタジアム。
子供のころから「フランスキャラメル」のパッケージが好きだった私には、特別に美しい風景。
なんだか、涙がでそうなくらい感激してしまった。


あのサポーターのいるスタンドに後押しされて選手たちはどんな気持ちで戦っていたのだろう。

先日からまとめ読みしている漫画「ジャイアント キリング」の中に、印象深いシーンがあった。
椿という、ものすごい才能を持っているけれど引っ込み思案で自信がなくあがり症の選手がいて、そのシーンでもプレッシャーに負けそうになる。その時、彼の名前を連呼するこどもサポーターたちの声が届く。その方向をみると彼の名前を掲げた幕が見える。初めて自分をチームを後押しし、一緒に戦っている人たちの存在を自覚する。試合後、彼は一人、子供たちの前に行き、お礼を言い、幕を掲げてくれたサポーターたちに深く頭を下げる。
「ジャイアントキリング」20巻まで一気読みの中で、一番印象に残ったシーンだ。
「ジャイアントキリング」という漫画は、カリスマ監督の戦略を扱ったサッカー漫画と思っていたが、そうじゃないんだね。これは市民とともにある理想的なサッカークラブができていく過程を描く漫画なんだね。カリスマ監督君は、その町とそのクラブを本当に愛している。ここから始まった物語なんだね。



自分のフリーキックから3点目が決まった瞬間、ものすごく力のこもったガッツポーズを見せたものの勝利後も笑顔がみえなかったキャプテン君。
早く彼の笑顔が見られるように、トリパラの花が次戦も次戦もまわり続けますように。


# by windowhead | 2012-04-30 13:38 | 紙のフットボール | Trackback | Comments(1)

今年もグリーンカーテン作戦

昨年はへちまとユウガオとゴーヤのグリーンカーテンのおせわになりました。
今年も作戦がはじまりました。

まず昨年収穫したゴーヤの種の発芽に挑戦
発芽には30度Cの気温が必須とのことでクーラーボックスで簡易温室をつくりました

15日ごろに設置した簡易温室
夜はお湯をいれた瓶やホッカイロで温度を保ってみました。

今朝のようすです。

発芽です。

朝から、ちょっとエッヘンな気持ち!

# by windowhead | 2012-04-26 09:49 | 日日抄 | Trackback | Comments(1)

時には漫画の話を

久しぶりに川本三郎氏の著書を手にした。
「時には漫画の話を」(小学館)

川本氏が漫画の愛読者だったとは、以外だが、彼も団塊世代の人だ。好きな漫画があってもおかしくない。
昨年上映された映画「マイ・バック・ページ」の原作となる『マイ・バック・ページ ある60年代の物語』は川本氏の体験をつづったものだし、映画で妻夫木君が演じた沢田は川本氏そのものだ。
60年代終わりごろの喫茶店やバリケードの中や狭い下宿で、「二十歳の原点」や「都市の論理」なんかと一緒に漫画本が転がっている風景はなんとなく想像できる。

川本氏が、つげ義春が好きというのはなんとなくわかる。吉田秋生や岡田史子が描く少女たちの繊細で不可思議な感覚に惹かれるのもなんとなくわかる。永島慎二の「三丁目の夕日」や『漫画家残酷物語』の中の「陽だまり」が大好きというのも、わかる。さらに大友克洋の「童夢」や「AKIRA」に惹かれているのも漠然と理解できる。

ここらへんを読んでいたら、なんとなく杉浦日向子さんの漫画が読みたくなった。
彼女の「合葬」という作品集のなかに「YASUJI東京」という作品がある。
川本氏の「好き」と「ASUJI東京」は根っこがおなじような気がする。
川本氏の好きの根底には江戸・東京へ愛が潜んでいる。

最近、空白部分の多い漫画に出会っていないなあ。
「あ、っ、…………」という白い文字と点だけが黒ベタの数コマをわたっている余韻。
この感じが新鮮だったなあ。

「時には漫画の話を」を読みながら、蘇ってくる記憶たち。
それはもうなくなってしまったものばかり。
それだけ時間がすぎてしまったってこと。





# by windowhead | 2012-04-24 16:27 | 至福の観・聞・読 | Trackback | Comments(0)

GIANT KILLING11巻目がみつからない


好きな選手がいるチームがなかなか結果がだせないでいる。
負けがこんでいるわけでなく、勝ち点3が取れない。
負けてないんだけど、勝ち越すことがなんだかずっと遠くなっているみたいで
大丈夫いつか勝さ!など、口では強がっても、本心はちょっとうろたえているのかも、私。

この前、大型古本屋で目があって、ついに買ってしまった「GIANT KILLING」10巻まで。
一気読み!
型破りの監督が主人公なんだけど、これ読んでいて、勝てないひいきチームの監督を変えろなんて気にはならないのね。
このカリスマ監督より、選手たちそれぞれがずーっと魅力的なマンガだもの。

で、10巻目の話。
相手チームが若手中心の布陣で挑むのに対して、ETUは、チームキャプテンで守備の要や攻撃の要が出場できないという状況の中、いつもベンチを温めているベテラン中心の布陣で挑むのね。
このベテラン達が、相手の「伸びしろ」のある若手選手たちとどのように戦っていくのか=とても興味深かったんだけど、そのクライマックスが11巻につづくになっちゃて。

早速、この前の古本屋さんに行きました!14巻からあとしかない!
ほかの古本屋さんにいっても11巻がない!
近くの本屋さんにもない!
もう、どうなるのよ~、世良くんの迷いを解いてくれたクレバーな堺くんがどんなプレーをするのか、ベテランたちがどんな力をみせるのか、この目でたしかめたいのに!

今日も、行き先で本屋を見つけたら11巻をさがすつもりだけど、
それよりも、今日はJリーグの日。
各チームのベテランたちの活躍を見るほうがいいのかも。
ぜひとも、ベテラン選手が光るゲームがたくさんありますように。

頑張れサンフレッチェ、
頑張れマリノス
そして、FC東京もね(勝たないとドロンパの楽しいパフォーマンスが見られないもの、You-tubeだけど)。

# by windowhead | 2012-04-21 12:07 | 紙のフットボール | Trackback | Comments(0)

読まず嫌いは損をする…柳広司の作品

ずっとずっと気になりながら通り過ぎていた本。
「ジョーカーゲーム」 柳 広司 著
どうも日本の戦争を扱ったものは悲惨で(戦争自体が悲惨なものなんだけど)陰湿で希望が見えないという先入観があって通り過ぎていた。
柳広司氏のクールそうな風貌も、それに輪をかけていた。(ごめん!柳さん)
ところが、読みだしたら一気に惹かれてしまった。


日中戦争前ごろの日本陸軍内にスパイ養成学校「D機関」が秘密裏に設置される。
「見えない存在」に徹すること、そのためには「死ぬな殺すな」を第一戒律にしている。
スパイものといえば、任務のためには市民も巻き込むような殺人というのが常套的と思っていたので、「死ぬな殺すな」の戒律に、まず驚いた。
確かに市民生活の中で「死」ほど人の関心を引き付けるものはない。影の存在であるためには「死」にかかわりあってはいけないし、自死することも死体となり身元をさぐられることになる。「死ぬな殺すな」は実際に「陸軍中野学校」でも戒律になっていたそうだ。
集められるのは優秀な頭脳と才能を持った民間人ばかり。
ここで訓練を受けたスパイたちの様々なケースがショートストーリーに描かれている。
そしてそれらのストーリーのかなめに見え隠れするのがD機関創設者である結城中佐の姿。
時代設定もしっかりしているので、それぞれのスパイたちの行動の場所に絡む時代背景も読み取れて興味深い。

すぐまさ続編にも飛びついた。
「ダブルジョーカー」
D機関の対抗馬となるスパイ養成機関が陸軍内に設置される。この機関とD機関の違いは…?
そして、スパイたちは海外各地で任務に就く。

もう次が待ち遠しいと思っていたら、出ましたよ。買いました、読みました。
「パラダイス・ロスト」
話は結城中佐の過去にさかのぼる。


「ジョーカーゲーム」にひかれて柳 広司作品を読もうと手に入れたのが
贋作「坊ちゃん」殺人事件
あの夏目漱石の「坊ちゃん」を題材にしているが、トラベルミステリーなどによくあるご当地を訪ねる風のものではない。
「坊ちゃん」の3年後の物語となっている。
「赤シャツ」が自殺した!との情報が「山嵐」からもたらされ、二人はまた彼の地へ赴く。赤シャツの死の真相を追う坊ちゃん。3年前、退職するに至った事件の背景まで見えてくる…。
めちゃくちゃおもしろいよ~~~!

私は、今柳広司の大ファンになりました!
あらためて彼の作品を見るともうおもしろそうなタイトルばかり。
今年は柳 広司にはまるつもり。
もっと早く手にしとけばよかったなあ「ジョーカーゲーム」
教訓:読まず嫌いは、喜びを狭めます!


# by windowhead | 2012-04-19 12:42 | 至福の観・聞・読 | Trackback | Comments(3)

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