マリノスは日本のサッカーチームじゃないのかしらん?

火曜日の横浜FマリノスVSマンチェスターユナイテッドの試合をTV観戦。
マンU所属の香川選手の凱旋華試合的な親善試合だったためか、TVの異常な盛り上がり方も、香川とマンUサイドでの表現ばっかり。まるでマンUが日本代表チームと見紛うばかりの熱狂的なはしゃぎかた。
対戦相手をする横浜Fマリノスなんか、どこのチームだよ?って感じの無視のされかた。
そんな中で前半28秒でマリノスのマルキーニョスがゴール!
俊輔くんは高熱を押して出場していたが、20分ごろに交代。
うわー、俊輔、ボンバーがいないとなると今日は大変だろうなあと思っていたら、案の定前半に2点返された。
後半に入ると、マリノス、どんどん選手を替えてくる。
できれば所属選手みんなマンUなるものを体験させてあげよう!と思ったのかどうか、樋口監督がまるで部活の先生みたいな采配。
でも、彼らが活躍したよ。自分に与えられた時間に与えられた役割をきちんと守ってそれでも活き活きとプレーする姿は清々しくって頼もしかった。
昨シーズンまでは地域リーグにいたファビオ君がマンUディフェンスより頭1つ高く飛んでゴール!
その後、昨年までJ2だった藤田選手が勝ち越しゴール!
終わってみれば3−2で横浜Fマリノスの勝利。
「マリノス、空気読めよお〜」なんて言いながらも、我が家はみんなマリノスの勝利に気持ちよーくしておりました。
何も分からない母親だって、日本のチームが勝ったからいいねって。
香川くんのMOMも、まあ、香川君の華試合だからいいんじゃない。でも、香川君本人が居心地悪そうでかわいそうだね。
TV局側は、マンUはシーズンに入っていないから選手は万全な状態ではないだとか、香川くんは昨日合流したばかりだとか、だれが質している訳でもないのにマンU側の弁解をなさいます。なんでそこまでマンUに擦り寄らなければならないのかと首を傾げたくなるくらい。
そのなかでただ一人、ゲスト解説の闘莉王選手が「明日になるとメディアはマンUはまだ調整不足で本来の強さではないなどと弁解すると思いますが、今日はマリノスがとても良い試合をしたことを言っておきたい。日本のサッカーは決して世界にひけをとらないことが今日の試合で分かったと思う」とマリノスサイドを讃える発言をしてくれた。
ありがとう、闘莉王。あなたが一番日本人らしくて、誇らしかったよ。

気を良くして翌日の朝日新聞をみて、びっくりした。
日本を代表する新聞が、マンチェスターユナイテッドサイドで記事を書いている。
マンチェスターユナイテッドは「マンチェスターユナイテッド」と表記しているのに、横浜Fマリノスは最初から最後まで「横マ」という表記のみ。
写真も香川のシュートシーンと、ファンベルシー。
マリノスの3本のシュートは写真はおろか、文章にも書かれていない。
また記事の書き出しは、香川選手がアップを始めたとき、その日一番大きな声援がスタジアムに響き渡ったみたいな内容だったけど、これって、日本のサッカーファンのレベルの低さ(いや、その日集まったマリノスやJリーグファン以外のレベルの低さといえばいいかな)を表したような書き方だよね。
だって普通に試合に集中していたらアップする選手なんか見ていないし、声援を送るなら交代でピッチに立つときなんだから。
この記事を書いた人は、本当にサッカーが好きなのだろうか、少なくともサッカーを分かっている人だったのだろうか。
この日マンチェスターユナイテッドに勝ったのは、どこの馬の骨チームかと言わんばかりの無視され方だが、横浜Fマリノスは日本サッカーを代表するJリーグの名門チームの1つなんだよ。
普通に考えて、Jリーグチームが世界のマンUに勝ったことを伝えるのが日本のメディアの役割ではないのかなあ。
「横浜Fマリノスがマンチェスターユナイテッドを下す!控え選手たちが活躍!」って感じの大見出しがぴったりだと思うんだけどね。
その記事の横には、大きく1面を使ったカゴメのマンU広告が掲載されていたけど、記事は記事として中立の立場から書くのがジャーナリズムでしょう。記事と記事広告は書き分けるというのが常識ではないのかしら。朝日新聞という日本を代表する新聞がスポンサーに擦り寄る姿を見せつけられたみたいで悲しくなる。すでにジャーナリズムを名乗ることはできないよね、この記事の書き方では。

まあ、マリノスの選手も関係者も大人だから、目くじらを立てることはないだろうけど、Jリーグファンとしては、このメディアの扱いには腹が立ったわ。
せめてセレッソ大阪との試合では、フェアな立場での記事を書いて欲しいよね。
そうでないと、一番傷つくのは香川君だと思うんだよね。
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Commented by pupunnta at 2013-07-25 14:20 x
風さん、どうも♪
「部活の先生みたいなぁ~」あ、そうだね!!
ヒガサン出てきたときなんて、マリノスファンは大盛り上がりでしたよ。(がんばってたしぃ)GKも前後半で、一人ずつ経験できましたしね。
「腐ってもナントカ」ですから、名のあるオかたがたに肉体をぶつけたっていう経験は、ありがたかったんじゃないカナと思います。(みんな、相手のコンディションがよくなかったことは、ちゃんと理解していますしね♪)
でもぅ、よく喰らい付いていましたよお。
Commented by windowhead at 2013-07-26 01:22
pupuさん、訪問ありがとう
おお、現地観戦者の声だね。
比嘉さん登場には我が家も大騒ぎでした。
六反くんもいいキーパーだね。彼は鳥栖戦で実際にプレーするの見たけど安定してました。みんないい経験になったと思う。
どの選手も変に色気のあるプレーして目立とうとせず、チームのためにしっかりと闘っていたという感じがしました。きっと今のマリノスはすごくいいチームになっているんでしょう。嬉しいです。
香川君、MOMに選ばれたことに対して苦言を呈していました。その勇気こそが日本代表の10番を背負う選手としてのプライドだと思いました。これからも10番香川の成長を期待して応援していきたいと思いました。
by windowhead | 2013-07-25 13:09 | 紙のフットボール | Comments(2)

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