おばさんサッカーファンの独り言

制裁が決定したとたん、ワイドショーなどでしたり顔のコメンテーターたちが騒がしい。そのうちサッカーまでも叩き始めるのではないだろうか。

3月8日浦和レッズ側ゴール裏の入場ゲートに一部サポーターが掲げた横断幕によって、浦和レッズがクラブ存亡の危機と言っても言い過ぎではない状態になっている。
無観客試合によるクラブの損失は3億円にものぼると言われている。Jリーグが浦和レッズに科した罰はそれだけではない。当事者たちの無期限立ち入り禁止は当たり前。それ以上に厳しいのは、今後無期限で横断幕やゲーフラ、フラッグなどを使って応援できない。それだけにとどまらない。その裁定を破る行為が見られたら降格やチームライセンスの剥奪ということになりかねない。それって浦和レッズがなくなるということ。
今回の差別的と見られる行為は、それほどの一大事なのだ。

過激であることがクラブ愛だと思い違いしている一部のサポーターと事なかれ主義の一部のクラブスタッフによって、ミシャや選手たち、多くのサポーターたちが悲しい思いをすることになった。
自分の罪ではないにしても、罰を受ける側として無観客試合を戦わなければならない浦和の監督、選手たちはどのような気持ちでその日を迎えるのだろうか。自らもジャパニーズではないミシャ監督、彼の母国セルビアは民族間の争いが悲劇的な戦争へと発展した。ミシャはこの事件をどのような思いでうけとめているだろうか。
一番辛い思いをするのは選手たちだろう。選手たちは観客を選べないのだから。観客に見てもらうことで存在するプロスポーツ選手が無観客で闘うことほど屈辱的なことはないだろう。さらにその対戦相手となる清水エスパルスにとっては振って湧いたような災難だろう。

そして多くの浦和レッズサポーターたちはどんな思いをしているのだろうか。以前浦和レッズに感激した文章を書いたこともある。素敵な応援だし、素敵なクラブだと思ったからだ。
私のあこがれのサポーターさんが浦和レッズにいる。名前も知らないおばちゃんたち。
2007年、浦和レッズがACL優勝へ勝ち進んでいたときTVのインタビューで「もちろん、イランに乗り込みますよ!もうチケットも予約済みです!」と60歳を遥かに越えている2人のおばちゃんサポーターさんが大はしゃぎだった。その後セバハンとのアウエー試合が放映されたが、コーランが流れるイランのスタジアムにそのおばちゃんたちの姿があった!浦和が勝ったことより中東まで乗り込んだおばちゃんたちの姿に感激した。その時から彼女たちはあこがれのサポーターであり、自分たちの街にサッカークラブがあるといいなあと強く思ったものだ。彼女たちも辛い思いをしているだろうなあ。

今回の出来事は他人事で済まされることではない。
我が街にも応援するクラブがある。
資金的に弱小クラブなので、一発の制裁金でクラブは消滅するに違いない。
何年もの時間をかけ、多くの選手たちが泥まみれになりながら勝ち取ったJリーグチームとしての資格を観客やサポーターの軽はずみな行為や間違ったクラブ愛で失ってはいけない。
自己規制がすぎてガチガチの応援もつまらないが、「サッカーは戦争だ!」と叫ぶような似非サッカー通に煽られ、激しい言葉を選手に投げつけるのが世界標準のサポーターだというような思い違いしたくもない。
今の長崎のサポーターたちは、よそから見ればゆるいのかもしれないが、ほのぼのとしたユーモアをもった集団に見える。
「選手への愛とユーモアを忘れないほのぼの集団」
それでもいいじゃないですか。私はそんな今の長崎の応援が好きだ。
そのゴール裏をバックスタンドから眺めながら、そのうちゴール裏に行くよと思っている「ゆるサポ」なんだけど、私の中にもポリシーがある
「「プレイヤーズ ファースト」
私の中での一番の指針だ。
[PR]
Commented by hiro at 2014-03-14 23:32 x
夢中になるのは良いことですが、いがみあい、相手を蔑むのは問題ですね。
サッカーを、スポーツを楽しみたいですね。
Commented by windowhead at 2014-03-15 02:17
hiroさん、コメントありがとうございます。

私にはできない素晴らしいプレーで魅了してくれる選手たちにありがとうって気持ちを持ちながら、スポーツを楽しみたいと思っています。

by windowhead | 2014-03-14 15:17 | フットボール雑感 | Comments(2)