五指で足りる…寂しくなった。

6日の朝刊で知った藤井大輔選手と水永翔馬選手の移籍。
藤井選手がカマタマーレ讃岐へ、水永選手がツエーゲン金沢へのレンタル移籍ということだ。
あまりに突然で唖然としてしまった。

札幌戦が終わった後、午後9時ごろVファーレンのwebサイトで報告されたらしい。
ほんの30分前までスタジアムにいたのに、せめてもう少し早く発表してくれたら、翔馬選手にも藤井選手にも「元気で頑張ってきて、絶対に帰ってくるんだよ!」とお別れができたのに。ウルトラさんたちだって彼らのチャントくらいは歌って送り出せたんじゃないだろうか。
昨シーズンもそうだったが、あえてレンタル移籍の選手とファンは会わせないようにしているのだろうか。会わせない理由があるのだろうか。それは選手たちの希望なのだろうか。

毎試合バックスタンドで藤井選手のゲーフラをあげている中年女性を知っている。彼女の友人の話では、彼女も移籍のことは自宅に帰るまで知らなかったらしい。大好きな人を突然の事故で失ったような喪失感で打ちひしがれているという。翔馬選手のファンだった子は、しばらくはVファーレンの応援に行く気にならないと消沈している。

4年以上もVファーレン長崎で頑張ってくれた藤井選手や水永選手はファンにとっても特別に愛着のある選手たちだ。せめて一言感謝の気持ちは伝えたかったというファンやサポーターは私も含めて本当にたくさんいる。そんな人々が、彼らを手放さなければいけない悔しさと後ろめたさを抱えたまま宙ぶらりんの状態で捨て置かれた。そんな気持ちでいるはずだ。少しの想像力があれば、こんなファンの気持ちは理解できたはずだろうに。
Vファーレン長崎という会社は、プロスポーツでは選手の移籍は日常茶飯事だということくらい覚悟して欲しいし、だからこそ選手じゃなく郷土のチームを応援して欲しいと考えているのだろう。それがサッカー界の常識かもしれない。しかし、Vファーレン長崎がこれほどのファンを集めるようになったのはそんなに古くない。ファン、サポーターも新人が多い。彼らはまだサッカー界の常識になじむほどキャリアがあるわけではない。
そこを鑑みて、ほんの少しでも選手サポの気持ちを思いやって欲しかった。
スタジアムや練習場で選手とファンを会わせたくないのなら、せめて出発の日時をwebサイトで知らせるくらいできないのだろうか。
集客を望むなら、ファンの気持ちを思いやる努力と心配りは必要だろう。

札幌のファンから聞いたが、札幌戦のあと金山隼樹選手が居残って長崎のファンにファンサービスできたのは、コンサドーレ札幌スタッフのとっさの心配りからだという。コンサドーレのマネージャーがレンタカーで金山選手をホテルに送るという配慮をしたからこそ長崎のファンは隼樹と温かな交流ができたのだ。コンサドーレ札幌の対応はVファーレン長崎に足りなかったものが何かを見せてくれた気がする。

7月8日の讃岐サポさんのブログに登場した藤井選手の近影。「きみのえがお」というブログに藤井選手の笑顔の写真があった。ぱーっと咲いたような笑顔が印象的とのコメントもあった。
金沢では、7日NHKの放送で翔馬選手加入が映像入りで紹介されたようだ。
二人とも期待を込めた温かな気持ちで迎えられていることにほっとした。
二人とも絶対に活躍するはず。私たちが悔しがるほど活躍して欲しい。

1年8ヶ月前のJリーグ昇格を勝ち取った28人の戦士からまた2人が私たちの前から去った。
今もチームに残っているのは佐藤由紀彦キャプテン、神崎選手、前田選手、古部選手、山田選手の5人になってしまった。
5本の指で足りるだけ…寂しい。
由紀彦選手の年齢を考えると私の10番もいつかは仕舞う時がくるんだという覚悟はしている。でもそのときはなんとしても感謝の気持ちだけは伝えたい。ただ一番の願いはいつまでも由紀彦選手がVファーレンで選手としてプレーしてくれることだ。彼のクロスを越える選手は今のVファーレンにはいないから、伝えなければやめられないよ!
サッカーで感動を与えてくれているのはチームではない。
個々の選手たちの気持ちやプレーが呼応し合って、素晴らしい感動をくれるチームになるんだ。
選手たちへのリスペクトを一番大切にしていきたい。
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Commented by 名無しさん at 2014-07-12 09:42 x
移籍は相手クラブのタイミングもある問題ですから、想像と感情論だけで批判も虚しいですよ
次の日練習場に行ったら、挨拶出来ましたしね
出発の日時を公式で発表するクラブなんて滅多にないですし、本人の意向だってある
Commented by windowhead at 2014-07-12 14:05
名無しさん、コメントありがとうございます。
想像と感情論で批判している訳ではないんですよ。
私はJのファン歴長いですから、状況もわかっています。
ただ、Vファーレンのファンはまだまだ応援に行くという行動の歴史が短い人が多いのです。
もう少しファンのことも考えたやり方がなかったんだろうかという気持ちです。
本当に最良の努力をしているのかな?ってこと。
これまでのやり方をみてもどこか疑問が起こってくるんですよね。
本人が送られたくないのであればそれはもう送りませんよ。選手サポはそれくらいのこと覚悟して応援している
Commented at 2014-07-13 00:16 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hiro at 2014-07-14 23:48 x
さらに一人減って4本になりましたね。
山田選手はハードワークのV・ファーレンの象徴だったでけに残念です。
前に進まないといけないのですがしばらく引きずりそうです。
日曜、最後のTMでお別れできましたが、つらいですね。
Commented by windowhead at 2014-07-16 01:55
hiroさん、コメントありがとうございます。
本当に残念です、大好きなせんしゅだったので。
私も™行きました。最後まで山田選手らしい姿が見れて、PKまで見れて、応援の言葉も贈ることができました。
でも、今日もJ1マリノスの試合を見ながら、ドリブルで仕掛ける学をみていると、山田選手が恋しくなります。
Commented by 笑顔 at 2014-07-26 10:58 x
windowheadさん、リンクありがとうございました。

大輔選手、移籍後すぐにでも出場するのではないか?
と思っていたところ、富山戦前々日に負傷、
約1ヶ月の離脱、本当に残念です。

目尻いっぱいのしわが印象的な笑顔が、
ファンサービスタイムの時には、まったく出て来なくて、
極度の照れ屋とは聞いていましたが・・・

練習中は、他の選手に笑顔は見せているのですけどね。
讃岐サポに馴れるまではかなり時間がかかりそうかも?!

移籍したて来た選手繋がりで讃岐を気にかけていただき嬉しいです、
残留に向けて頑張ります!

by windowhead | 2014-07-12 08:30 | Vファーレン長崎 | Comments(6)