龍馬の桜(長崎・風頭山)は今週が見ごろ
2005年 04月 04日
日曜日は、龍馬が作った日本初のカンパニー「亀山社中」跡の保存・公開や司馬遼太郎の菜の花忌などを行っている「亀山社中ば活かす会」の総会とお花見が行われました。
龍馬像がある風頭山の桜はやっと7部咲きかな。
今週が満開。見ごろです。
この地では、変わったことをするばか者のことを「ふうけもん」といいますが、着物姿や龍馬姿の愛すべき「ふうけもん」たちもちらほら。お花見ならではの心意気とオシャレ心に拍手です。
「龍馬スタイルのおじさん、袴の色が違うよ!」って言う人、読みが浅い!
これは龍馬スタイルではなく、亀山社中スタイル。亀山社中のメンバーは白い袴がユニフォームだったそうで、「亀山のしろばかま」と呼ばれていたそうです。彼らも愛すべき「ふうけもん」だったのでしょう。
会のお花見は、紅白幕を張った会場で、幕の内弁当に日本酒。会の強力なサポーターであるベテラン主婦グループによるおでんの炊き出しが大好評。さすがベテラン主婦のみなさん、いつも何かの料理を用意してくれるのですが、どれもおいしい。
次々と取り出される日本酒は各地の銘酒もあったりと龍馬ファンが全国に渡って多いことを実感します。
恒例の龍馬グッズのオークション。今回の目玉はブック型の土佐焼酎のようでしたが、だれがゲットしたのかな?私は「開運龍馬の箸」なんてグッズを500円でゲットしました。
花見の会は2時間くらいでお開き。この潔さは長崎の男には珍しいぞ。それとも長崎名歌「ぶらぶら節」に歌われるように、「帰りは一杯機嫌でひょうたんぶ~らぶら」と、どこかに繰り出すのでしょうか。
亀山社中跡は個人所有の建物を好意で公開させてもらっているもので、運営は「亀山社中ば活かす会」のメンバーのボランティアによって、行われています。
公開は、毎週土曜日、日曜日および祝日のみ午前10時から正午まで、午後1時から午後3時まで。それでも年間1万人以上の人が訪れるようです。
この地では肩身の狭い旧幕側特に新選組や会津藩への思い入れの強い私も実はこの会の新参会員。歴史的なことがらを調べたり学ぶことで繋がる仲間はどんどん広がるものだなあと実感。
それでもやっぱり、日ごろの想いは東に飛んでいます。
亀山社中ば活かす会の詳細はこちらをごらんください。
by windowhead
| 2005-04-04 11:16
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