みんな読んで欲しい小笠原 侑生選手の「ありがとう」

爽やかな風が入ってくる気持ちのいい朝の時間だから、昨日Vファーレン長崎の練習見学に行ったことを書こうかなとパソコンを開いて、いつものように情報チェック。
そこに衝撃的な内容が飛び込んできて、練習見学の話なんかぶっ飛んでしまった。

時々チェックするブログの中に昨シーズン長崎に所属していた小笠原侑生選手のブログがある。今年1月から新しくなっていてタイトルも「Joe Chankの空に。」…あら「ショーシャンクの空に」をもじってるのかな?あの映画に目をつけるところも博識なオシャレ番長らしいな。なんて思っていた。
今朝更新された「ありがとう」はものすごく衝撃的な内容だった。
私のブログに来ていただいたみなさん、ぜひ小笠原選手のブログの「ありがとう」を直に読んでください。
「ありがとう」http://ameblo.jp/19chank/

このブログの中にも書かれているが、サッカー界ですごい変化が起きている。サッカー選手の多くは代理人を通してクラブと契約したり移籍先を探したりしている。日本での代理人業務はこれまではFIFAの試験に合格した「公認代理人」か弁護士、家族しかその仕事をする資格はなかったが、2015年4月1日からその制度が大きく変わった。サッカー協会に登録すればだれでも代理人(仲介役)の仕事ができるようになったという。サッカー界の規制緩和といえば耳ざわりもいいが、大きな問題をはらんでいるのも確かのようだ。
小笠原選手が紹介している木崎伸也氏の記事もぜひ読んで知っておきたい。
http://number.bunshun.jp/articles/-/822894


小笠原選手はVファーレン長崎でも人気の高い選手だった。
昨シーズン8月だったか突然彼の契約が解除になり、Vファーレン長崎が大好きでしたという言葉を残して彼は長崎を去った。移籍先が決まったらクラブからお知らせするということだったが、そのお知らせもなく、???ばかりが気持ちの中に残った。風の噂でタイのアユタヤでプレーしているということも流れてきた。それなのになぜクラブはそのことを知らせてくれないのかな、クラブが彼を放り出して知らんぷりなの?というクラブへの不信感にもつながった。クラブではなく小笠原選手サイドが知らせたくないようだよという情報も入ってきて、小笠原選手はなにか長崎に不信感をもって去って行ったのかなという疑問さえ持ってしまった。それでも、2013年の真夏にある会合で金山選手と小笠原選手のトークショー(?)に臨席していた私とAさんとは時々「小笠原君はどうしているんだろうね」と気にしていた。
Vファーレン長崎が勝てなくて苦悩していたころ、小笠原選手もものすごく苦しい環境でもがいていたんだ。希望もなくしてしまいそうな環境で必死になっていたんだと思うと、ブログを読みながら涙が止まらない。
そこから一歩踏み出せたのかな、希望がつなげたのかな、だから27歳の誕生日に「ありがとう」を書いたのかな。
ブログのタイトルの元ネタ(だろうと思うけれど)「ショーシャンクの空」という映画はえん罪で投獄された男が希望を持つことすら許されない環境で希望をつないでいく物語。主人公アンディと小笠原君がシンクロしてしまう。

小笠原 侑生選手とご家族の行く末に幸多かれと祈ります。
いつかまたその大きくなった姿と覚悟を持って戦うプレーを私たちは見たいと思っているのですよ



●以前に書いた「小笠原選手の残した言葉に思うこと」に彼の最後の挨拶へのリンクがあります。
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Commented by red_primrose at 2015-04-18 16:31
はじめまして。私は浦和レッズのサポーターです。
ツイッター(redredprimrose)では、トラブル防止でプロフィールに音楽ファンと書いていますが…。

長崎の小笠原選手が代理人に騙されたことを知ってショックを受けました。
選手の人生を台無しにする行為は決して許せません。

Jリーグでは選手に悪徳代理人に騙されないように研修をしたほうがいいと思います。

二度と選手が騙されることがないように願っています。
Commented by windowhead at 2015-04-19 11:14
redredprimroseさんコメントありがとうございます。
「ありがとう」のおかげで昨シーズンのクラブへのもやもやしたものが晴れました。小笠原選手は過酷な状況を不屈の魂で乗り越えてサッカーを続けていることに敬服する思いです。
ただ仲介人制度はこれからも小笠原選手のようなケースを生む可能性が大きくなる危険性をはらんでいるのがわかりました。サッカーファミリーは「プレイヤーズ ファースト」の気持ちを第一にして行きたいですね。選手あってのサッカーですから
by windowhead | 2015-04-18 11:24 | 紙のフットボール | Comments(2)

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


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