ヨンジェくん、偉大な先輩の出発点へ

嘘であってほしいと願いながらやきもきしていた、Vファーレン長崎のFW イ・ヨンジェ選手のJ2京都サンガへの移籍が発表された。

数日前、京都移籍の飛ばし記事が出た時、みんな唖然としたはず。
ヨンジェのポテンシャルなら、おそらく長崎以外からオファーがたくさん来ているだろう。この夏、韓国代表で初ゴールした後ガンバ大阪から獲得オファーがきた。行くべきだよ!と私はブログにも書いたけど、ヨンジェくんは、長崎への恩もあるしこのチームでまだ学ぶことがあると言って長崎をえらんでくれた。
だから、カテゴリーが上のチームに行くものだとばかり思っていた。よりにもよってなんでまたJ2なんだよ?長崎よりランクが下の京都なの?そりゃあ京都はお金持ちのクラブだけど、やっぱりそんな条件なの?…こんな思いが長崎サポを巡った。だからヨンジェくんを好きなだれもがこの移籍話はなかったことと思っていたかった。
でも、ヨンジェくんは京都移籍を選んだ。

気落ちしながら京都サンガのヨンジェくんの加入挨拶を読んで、少しだけヨンジェくんの京都移籍が納得できた。
そこには朴智星(パクチソン)の名前が出てきていた。
そうだった、京都サンガはパクチソンがプロ選手として世界へのキャリアをスタートさせたクラブだ。松井大輔たちとともにプレーして京都サンガの輝かしいページを飾った選手。京都からオランダに移籍し、マンチェクターユナイテッドでサー・ファーガソンに重宝がられる選手にまでなったアジアナンバーワンの選手。韓国代表としても3度のワールドカップに出てゴールを決めている偉大な選手。そんな選手がキャリアをスタートさせたチームというのは、後に続く若者にとって特別な場所なのだろう。そのチームに移籍できるということに運命的なものを感じたのかもしれない。

さらに、京都サンガには、あの選手も所属していた。
キムナミル(金南一)選手。
韓国代表の大先輩だ。彼もまだ選手として京都サンガに所属していたのだ。
ヨンジェくんにとっては、韓国代表に定着するのは直近の目標なのかもしれない。それならサンガにはアドバイスをしてくれる大先輩がいる。心強い場所だ。大きな飛躍への助走路が見えたのかもしれない。

韓国人のヨンジェくんにとっては、J1かJ2かということは日本人が思うほど重要な要件ではなかったということだ。ヨンジェくんにとっては日本のステータスを上り詰めることが究極の目標ではないのだから。
京都サンガの沿革を見て私なりに感じたことだ。

イ・ヨンジェ選手、まだまだ24歳。世界への再挑戦という夢があるはず。
ぜひぜひ朴智星のように韓国の人たちにリスペクトされる選手になってほしい。
ヨンジェくん、夢の途中。がんばれ!
浜町のドラッグストアで会ったおばさんは、密かに応援しているからね。
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by windowhead | 2015-12-19 17:58 | Vファーレン長崎 | Comments(0)