古臭い10番で終わりたい

あすのアウエー福岡戦で中村俊輔選手が復帰濃厚という情報が流れてきた。(スポニチアネックス
ホーム開幕戦をインフルエンザで欠場しなければならなかったので、アウエーは大丈夫かなと心配だが、ピッチに登場してくれればすべてのサッカーファンが幸せになれる選手だから、ぜひ登場してほしい。
今回は翌日がV長崎のホーム開幕戦でもあり、母の介護の状況もあるため、そしてマリサポにとっては井原さんのチームということもありおそらくアウエーのチケットは完売だろうとの予想で泣く泣く諦めた。
それでも俊輔が九州に上がってくると聞くと気持ちが動く。あ〜〜諦めが悪い。

今発売中のサッカーダイジェストに俊輔のインタビューがある。
もの凄く面白いし、深いし、貴重な話がたくさん詰まっていた。選手が読んでも役にたつことがたくさんあると思うくらいだ。
昨シーズン、フランス人監督から「ピルロのようなボランチになれる」と言われながらも、ひたすらトップ下への返り咲きを目指したあのこだわりがなんなのか。すごくよくわかったし、同感できた。
ピルロのようだというのは、ヤットや憲剛くんをはじめ日本のボランチたちには最高の賛辞だし、それを目指している選手も多いのだが、俊輔にはありがたいことばであっても目指す方向ではなかったのだ。
彼がトップ下への復帰をかけて挑んだ鳥栖戦だが、福岡に集まった私たち俊輔サポもただならぬ思いだったことを思い出す。鳥栖に向かう前、福岡駅のカフェに集まった彼女たちと真剣にこの日の俊輔のポジションがどこになるか、モンさんが彼をどう使おうとしているのか、議論に近いくらいに熱く語り合っていたっけ。そして、この日の試合でトップ下であることを祈りながら眦を決して鳥栖に向かったことを思い出した。そして俊輔トップ下。まじかで見て、声が枯れるくらい俊輔チャント歌って、必死だったね。試合後、周囲にいらした鳥栖ファンの方々から「俊輔勝ってよかったですね」と言われて赤面した。あの試合は、俊輔にとってもとても大事な試合だったということがこのインタビューでもわかった。
今の俊輔のインタビューには、必ず引退についての質問がついてくる。
今回のインタビューでは俊輔が監督業だけでなくフロントにも興味をもっていることがわかった。今のマリノスを見ていると、彼がそう感じるのもわかる気がする。
37歳という年齢的な現実はあるが、ボンバーがいるし、ヤットや満男はさらに強いチームで頑張っているので年齢を感じる暇がないともいう。またカテゴリーが違っても能活さんの存在は俊輔にはいつまでもリスペクトして目指していく存在なのだ。
インタビュアーの藤原正彦氏がとても興味深い質問をしていた「中村選手は「今の中村俊輔」をどう評価しているか。」
その答えの中で、まだボランチに下がっていないということを評価。年齢があがると多くの選手がプレーの位置を下げてプレッシャーのすくないボランチでチームの舵を取るが、それは自分の理想ではないと言い切る。
ピルロになれるがほめことばではないのは、彼の理想と違うから。そしてそれは、私たち俊輔ファンの思いとも合致する。むかし「中村俊輔、前にあってこそ!」と叫んだ実況の方(NHKの名実況・山本さんだったかな)がいたが、ファンは今でもそう思っているし、俊輔自身もそう思っているんだなあ。
古臭い10番のまま終わりたいということばの深さ。
その言葉には諦めや揶揄なんて感情はなく、彼ならまた10番の時代をつくるかもと思わせるところが、彼らしい。

福岡戦では、何をみせてくれるか?70分というキーワードもあったっけ。
福岡に行く俊輔サポのみなさん、ぜひぜひ俊輔の応援を宜しくお願いします。
鳥栖には行きますから、その時会えますように。
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Commented by ギリギリ at 2016-03-04 22:23 x
いつも楽しく拝見しております。
いつか九州に行ってみたいです。
Commented by windowhead at 2016-03-07 11:23
ギリギリさん、訪問ありがとうございます。
読んでいただいて、嬉しいです。
昨日長崎のホーム戦がありましたが、多くの人から俊輔すごかったね!って、褒められて、うれしいことうれしいこと。
長崎って、ほんわかしたところです。ぜひお越しください。俊輔見るなら、鳥栖ですよ!サポがフレンドリーだし、居心地のいいスタジアムです
by windowhead | 2016-03-04 14:03 | 10-25shunsuke | Comments(2)