今だから「キング・カズ」長崎へ
2017年 03月 03日
Vファーレン長崎は3月5日日曜日、諫早のトランスコスモススタジアムでキングカズ率いる横浜FCと対戦する。
今店頭に並んでいる「Number」の三浦知良特集を読んでいた。
サッカーをやりたい、まだまだ上手くなりたいという気持ちに純粋に向き合って自分の身体すべてをその気持ちに捧げているような人だ。
50歳まで現役を続け試合に出てゴールまで上げている彼を世界中のレジェンドたちがリスペクトしている。
こんな選手は世界でも稀有な存在なのだ。
私たちのJ2チームVファーレン長崎は、毎年この長崎の地で「キングカズ」と試合ができている。
試合に出れない時もユニフォーム姿でアップしたり、試合後のチームバス乗車の時まで、どちらのチームと言わずファンサポーターに手を振って挨拶をしてくれる。その姿を見た人たちはみんなカズと交流したような特別の気持ちになるし、「カズ見たよ!」「カズ、いたよ!」が翌日の話題になってしまう。
きっと長崎だけでなく他のアウエーでもそうなのだろう。
キングカズは、ほとんどのアウエーに帯同してくれるようだ。
Vファーレン長崎の若い選手たちもカズのようにカズ以上に純粋な気持ちでサッカーに取り組んでいる。彼らはおそらくカズに自分の未来を見て勇気をもらうはずだ。
3月5日、今度の日曜日、私たちはキングカズの姿を見ることができるのだ。50歳とは思えない美しい姿もお茶目なプレーも。
キングカズを見ていると、きっと長崎のサッカーをなくしてはいけないと思うだろう。
カズにつづく若者たちのためにも、絶対にチームを存続させ守っていかなければならない。それはこれまですばらしい週末をこのチームから受け取ってきた私たちサポーターの任務でもある。
カズの姿は、きっと一時の激情やイベント気分では本当の強さは生まれないよ。何があっても負けることなくコツコツ積み上げる覚悟と粘りが大切なんだよと教えてくれると思う。
純粋であることが持つパワーや希望をカズの姿から感じ取って勇気をもらおう。
だからって勝ち点をお返しに渡すことはできないけど、今回だけはカズさんに甘えさせてもらおう。
3月5日日曜日は、諫早のトランスコスモススタジアムに行こう
(FBに書いたレビューだけど、あえてブログにもアップしました)