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寡黙なパイオニア野茂にブラボー!

新事業の準備が佳境に入ってきて、プライベートな時間が少なくなってきている。ゆっくりブログを回ったりカキコミしたいのになあ。

でもでも、これだけは、私の記録として書いておかなければいけない。
当日がエキサイトのサーバー点検作業のため書けなかったのでちょっと間抜けな記録になるのだが。


野茂投手、日米通算200勝!ブラボー!!!

私は野球に興味がない。
松井も、イチローも知っているが、大リーグも、プロ野球も、高校野球も、少年野球も、きんちゃん球団も、まったく興味がない。それでも、野茂だけは、気になる。野茂が気になるから、大リーグのニュースやスポーツニュースなどでも野球情報ニチェックするくらいはする。野茂が野球を本当に愛しているようだから、野球のよさも理解しようかなあと思ったりもする。

なぜ、野茂だけが特別なのか。
それは、彼が、パイオニアだから。未知の世界に足を踏み入れ、わが身をもって切り開いてくれた勇敢な開拓者だから。
イチローも松井も大リーグで輝かしい活躍ができるのは、その道を野茂が切り開いてくれたからだろう。いくら実力や才能があってもそれだけで人は生きていけない。生きていくためのさまざまな雑用や手続きや交渉ごとは目に見えないがとても大変な作業だし、ストレスもたまるし、エネルギーがかかることだ。外国でならなおさらのこと。野茂の経験値がその後大リーグで活躍する選手に大いに役に立っていると思う。

野茂はまだ通過点だという。彼は記録よりもアメリカの地で長く野球をやっていくことを目標にしている。それでも自分を育ててくれた日本の野球へのサポートも忘れていない。企業が社会人野球から撤退している現状を知ると「NOMOベースボールクラブ」を作って、後進への道をつくり、アメリカ独立リーグでもチームを運営して大リーガーへの道作りをしている。
このように、野茂がパイオニアとしてはもちろん、社会人としても優れているのは、後進のために身体をはっているところだろう。


野茂と同じように、Jリーグ創始のとき広告塔になってくれたカズもまた、パイオニアだ。そんな彼がまだ選手としてがんばってくれていることは、Jリーグファンにとってとても大切なことだと思う。以前、TVで中村俊輔が尊敬する選手は?と聞かれて「カズさん」と答えたのを見た。そうなんだ、今の一流選手はカズを目標にしていたんだと感慨深かった。いまでは、ヒデやシュンスケを目標にした選手がでてきているはずだ。
後進たちがどんどん先輩たちを越えて新しいヒーローになっていくのは当たり前だし、そうあって欲しい。そんなすばらしい選手たちのプレーを楽しませてもらいたい。

それでも、彼らの道を開いたパイオニアたちのことを忘れたくないと思う。
パイオニアたちは、特別なのだ。
それはだれよりも勇気のある人だから。

野茂の笑顔にブラボー!ブラボー!
by windowhead | 2005-06-18 12:55

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


by windowhead