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「俊輔の今」から貰う元気

先日のアウエー京都戦でベンチ外だったことで、俊輔ファンの心はにわかに不安になってきた。
古傷が治りきらないのか、俊輔といえどもさすがに41歳では実戦は難しくなっているのか、そろそろ引退の潮時と考え始めたのか、このまま実戦から外れたまま消えていくのかetc.  20年近く見続けていてもまだまだ見ていたい。京都戦後の練習見学に行った人の情報では元気で相変わらず楽しそうに練習もファンサービスもしていたという。現役選手としての闘志は消えてないようだという。
そんな時にサッカーダイジェストwebのこの記事が出た。
「見苦しいかもしれないけど」2試合連続ベンチ外の中村俊輔は今、何を思う?



記事を読み終わって、不思議と明るい元気が湧いてきた。
「いい歳して、相変わらず若造みたいな競争心でサッカーやってるんだね。」
間違いなく日本サッカー界のレジェンドなんだろうけど、そんな肩書きでスーツ着ているよりカテゴリーなど関係なくサッカーで競い合う半ズボンのサッカー小僧の道を突き進んでいるね。マツさんや能活さんみたいにね。
安心したよ。


中村俊輔の背中をみて育ってきた選手がまた一人、自分らしく生きていっているよ。
高知ユナイテッドFCの松本翔選手。
マリノスユースからトップチームに上がって、俊輔と同じピッチで練習を積んできた選手の一人。彼のインスタグラムに高知ユナイテッドの日めくりカレンダーやマリノス時代の俊輔やボンバーと一緒の写真とともに素敵な文章が書かれていた。

前略…18歳でプロの世界に入り、その時、チームメイトだった中澤佑二、中村俊輔、この2人の偉大なプレーヤーの姿が全てだった。テレビの中で観てた、スタジアムで観ていた姿が、自分と同じ練習着、ユニホームを身に纏う。
佑二さん、俊さんは自分の中でもより特別な存在でした。
日本代表、誰もが知るトップアスリートの2人が、誰よりも毎日の小さな積み重ねを繰り返していた。その姿を見て、その2人に追いつき、追い越すには、それ以上の事を一番若い自分がやらないと意味がない。これが今の自分の基盤となった物差しです。
……後略

背中を見て育ってきた後輩たちがたくさんいるんだよね、俊輔さん。
凡人には見苦しくしか見えなくても背中を見て育ってきた後輩たちは名誉よりも純粋にサッカー小僧を続ける姿に自分なりの大切な何かを見出すんなじゃないかなあ。
まだまだ中村俊輔はその姿を見て楽しめる存在だ


by windowhead | 2019-10-22 07:09 | 10中村俊輔の今

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


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