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夏の日差しの中で歳三体験とは!至福の汗がうらやましい。

ちょっとだけ土方からご無沙汰していたら、すごいブラボーなイベントが企画されていた。
「人間 土方歳三」の著者で、日野市立新選組のふるさと歴史館の館長さんに就任された村瀬彰吾さんのブログにもうめちゃめちゃ私をそそるイベントの紹介が掲載されている。

土方家と『石田散薬』を作ってみませんか?―参加者募集―
……中略……
Aコースは、土方歳三家の子孫愛(めぐみ)さんと一緒に親子で石田散薬を作り、同時に日野市内の新選組めぐりを行ないます。
親子でなくても、参加可(ご友人etc.)。
Bコースは、Aコースの石田散薬作りを徹底して極めるコースで、原料のみぞそばの採取から完成までを行ないます。

……中略……

共 催
日野市立新選組のふるさと歴史館
日野市郷土資料館
土方歳三資料館



夏の日差しの中で牛額草を刈りをする!なんて、もうめちゃくちゃうらやましい企画ではありませんか。
わいわい楽しく作業をして、1ヵ月後、今度は石田散薬づくりを体験するらしい。
参加するなら、私は、迷わずBコースでしょう。(村瀬さんがこのコースにいないのは残念ですが)

日野市は、本当に上手なイベント作りをするなあと、いつも感心する。
これも、日野の人たちが、本当に新選組や土方歳三、井上源三郎、佐藤彦五郎を愛しているからなのだろう。

イベントのためにその土地の歴史的人物を祭り上げ、そのときだけ盛り上がるような業者主導で仕掛けたイベントを見るにつけ、日野市の新選組イベントの手作り感のある温かさがうらやましくなる。たった数回しか日野に行ったことがない私がいうのもおこがましいが、ここのすごさは、手作り感といっても決して小規模ではないのに、いい感じに地元の人に溶け込める雰囲気があるところ。他所から訪問した人間が決してお客様でなく遠くから来た親戚の人くらいのスタンスで打ち解けられるところがある。

この「土方家と『石田散薬』を作ってみませんか?」のような体験型が、最近地方都市の観光イベントの目玉になってきている。私の住むウエストコーストでも「さるく博」と銘打って、来年体験型イベントを企画しているが、どこか知的体験臭さが強く、わいわい感が乏しいんだなあ。(でも、お座敷遊びができたり、トロッコにのって炭鉱坑道に入るなんてユニークなものもあるんです。ウエストコーストにも遊びにきてね。)

体験型観光の楽しさは、面識のなかった人と体験を共有することで親しくなれるところにある。それに、共有のイメージがあれば、より楽しいよね。(石田散薬作りは、少年・歳三から指示されながら、刈り取り作業をするというイメージですね)

日野市の「ツボにはまった企画」に拍手!
でも、行けない~~残念。

日野で体験したいことに、夏の日差しの中で牛額草を刈るという憧れがまた1つ増えた。
ちなみにやってみたいことは、まず、とうかん森で昼寝。本陣の小部屋で雨の夜にお酒を飲みながらよもやま話をする。土方資料館にあった歳三所有の短冊集の解読などがある。
by windowhead | 2005-07-11 13:19 | 新選組!な人々

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


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