再現・龍馬のブーツは37000円!

久しぶりに長崎龍馬会事務局長の金子さんに会った。
彼の会社が開発販売している「龍馬が愛した珈琲」は長崎からの手土産に最適で、よく利用している。今回も注文したら気安く届けてくれた。
龍馬の愛した珈琲を飲みながら、情報交換。興味深い龍馬情報を2つほど。

ひとつは、11月中に福島県にも龍馬会が発足するとのこと。これで、日本中で龍馬ファンの会がない都道府県は皆無になる。龍馬は全国制覇。さすが龍馬。人気はダントツだと思い知らされる。

もう1つの情報は、龍馬のブーツにまつわる話。
龍馬がブーツを履いている写真は2種類ある。桂浜の龍馬像の元になった有名な立ち姿の写真と三吉治敬氏蔵の椅子に座った写真。2つの写真のブーツは違うものだと彼は言う。

立った写真のブーツはつま先がそりかえっていてサイズが合っていないのは一目瞭然。
金子氏の話ではこのブーツは高杉晋作にもらったものらしい。高杉は当時海峡を通行する外国船を襲撃していたので、その戦利品の中古のブーツを龍馬にあげたのだろうという。合理的な龍馬はわらじより丈夫で歩きやすい靴を愛用することになったのだろう。

座った写真のブーツは、つま先も上がらす、足にフィットしているし、立った写真より靴が新しい。当時、龍馬は長崎でグラバーのもとをたびたび訪問していた。グラバー邸がある長崎の居留地には、トンプソン靴店という靴職人をかかえた靴屋が1軒あったそうだ。龍馬は新しい靴をグラバーにプレゼントされたのではないかと金子氏はいう。
当時のトンプソン靴店の靴のカタログのようなものが残っているそうだが、そこに、座った龍馬がはいているものに似た靴が1種類あるそうだ。
金子氏たちは、その靴が龍馬がはいている靴と同じデザインと断定し、龍馬のブーツとして商品化にふみきった。
最初は、長崎市内で老舗靴店の靴職人さんにお願いして受注生産していたが、それでは間に合わないので、今では「リーガル社」と契約して量産できる体制で商品化している。

龍馬と同じ形の再現ブーツの価格は税込み37000円也。すでに30足くらい注文がはいっているとか。
形は足首までの短いサイドゴアのブーツ。色は濃い茶色。皮がやわらかく履き心地のよさそうな靴になっている。

そういえば、幕末の印象的な靴の写真は、坂本龍馬と土方歳三だろう。
龍馬の靴を再現すると一足37000円になるなら、土方のロングブーツはいくらかな?
ちなみに、龍馬のブーツ、金子くんが注文受け付けてくれるとの事。

<追記>
金子くんの龍馬のブーツについての記事と注文方法のページ
土方ファンの「ウエストコースト日日抄」が龍馬のPRをするのも変だけど、歴史を掘り起こす楽しさを知っている者同士の思い入れかな。
[PR]
by windowhead | 2005-11-16 23:52 | 長崎と幕末維新 | Comments(0)