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強く。美しく。勝つ。ということ

強く。美しく。勝つ。
今シーズンのマリノスの弾幕に書かれた中村俊輔選手の決意。
名門の誇りを持って正々堂々としたチームとして勝ちに行くという彼の理想だろう。

その中村俊輔が今度は膝の怪我で離脱になった。
高知で行われた天皇杯・対ヴェルディ戦での怪我。スポーツ紙サイトによると4〜6週間かかるという。
これで鳥栖で俊輔のプレーが見られなくなった。地方在住者には年に1回2回しか見ることができない日本最高の選手のプレー。どんなに待ちわびていたか。私だけじゃない。この日を心待ちにしていたサッカー少年たちがどれほどいただろう。残念でならない。

怪我はサッカー選手には付きもので俊輔の怪我が特別だとは言わない。しかしこの怪我の要因となった選手の考え方と態度は絶対にあってはならないことだと思う。
このプレーについて、ヴェルディの番記者が書いたものを読んだ。それが掲載されている有料サイトの読者であるからその記事をチェックできたし、その状況を書いた部分は無料でも見られる範囲だった。

まその記事によると
ずこの選手は最初から激しいチャージをするつもりで謝る気もなかったと言っている。
最初のチャージで俊輔が左足を抑えてうずくまり一旦ピッチ外に出て治療を受けたときはしれっと水を飲んでいた。ピッチに復帰したらまた激しいチャージで俊輔を倒したという。その間倒した選手はひと言詫びを入れるどころか、助け起こすため手を差し伸べようともしないで左右を見て、取るべきポジションを取ったそうだ。(この書き方はその記者の文のままだ)記者がのちにその選手に聞いたら「俊輔さんだからといって中途半端なことはしたくない。相手が年上だとか、立派な選手というのは、戦いの場では関係ないですから。試合中は謝らない。すみませんとは絶対に言わないと決めていました」と言ったそうだ。
この言葉とこの選手の態度を記者は褒めている。それにチャージは反則ではなかったとも。さらに俊輔にも若い頃、こんなことがあっただろうとも言っている。

すごく嫌な記事だ。19歳の若手選手の熱い頑張りを評価したつもりだろうが、相手に怪我をさせるほどのラフプレーもその熱さと若さに免じているところがずるいと思うし、俊輔も若い頃そうだっただろうと、誰もがすることだと言わんばかりの書き方で逃げている。
中村俊輔は相手に怪我をさせるようなボディアタックを最も嫌ってきた選手だ。体が細かったのでできるだけボディアタックを避けてきた選手だということは誰もが知っている。少なくともこの選手を見て中村俊輔は俺の若い頃もそうだったとは思わないはずだ。

若い選手が強気な発言をする。それを持ち上げる風潮が続いている。
その中でとても気になるのは、その言葉で自分の技術の未熟さを正当化してないかということ。
技術の確かな選手がチャージしていたら怪我にならなかったかもしれないとその時感じなかっただろうか。感じなかったらこの選手は選手としても人としても成長はないだろう。その時感じたら、とっさにあやまるなり起こすために手を貸そうとするはずだ。
それは人間的な行動だからだ。それがスポーツマンシップというものだから。

今日もU-19代表のある選手のコメントに「削ってでもポジションは渡さない」というのがあった。仲間内で怪我をさせることを前提にした言葉。例えで言っているというなら、その選手にボキャブラリーの指導をすることが大事だろう。
これらのことに、まだ未熟な若手が言うことだから大目に見ろよという人がいるがそれもおかしい。ヴェルディのその選手は自ら「年齢は関係ない」と言っているのだから、言葉と行為への責任は自らが引き受けるべきだろう。


とにかくスポーツマンが怪我でその道を閉ざされるのが一番悲しい。

怪我のために泣く泣く自らチームを離れた選手を知っている。
その選手が「取り替えることができるならあなたの膝と僕の膝を取り替えてもらいたい」と呻くように言ったという話も聞いている。怪我で前途を絶たれるということはそのようなことなのだ。

間違っても怪我をさせることを前提にした考え方やプレーはやめてほしいし、指導者が厳しく注意してほしい。

技術を磨き、相手選手をリスペクトすることで絶対に試合中の怪我は減ると思う
育成や指導の根本はそこにあると思う。

知的なありながら、激しく美しいサッカーは必ずあるはずだ。

私が応援しているチームはきっとそれを求めていると信じている。

今はまだ未熟だが、日々技術を磨くことを怠らず、相手選手へのリスペクトと人間らしさを忘れない誇り高いチームであろうとしていることを信じている。



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記者の記事を読みたければ(アクセスアップになるから文句も言うまい)http://www.targma.jp/standbygreen/2016/09/23/post5278/?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter    その選手の名前は井上潮音、他チームも被害を受けている
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by windowhead | 2016-09-29 16:08 | 10-25shun

俊輔のプレーを見て我がチームを思う

広島を迎えてのホーム戦、マリノスついに勝ち点を落としてしまった。
前節のアウエー磐田戦でバカ勝ちしたせいか、ファンサポの間でも期待が高かったのかもしれない。負けたこともあるし、俊輔はじめ学くんや他の選手もボールロストが多かったりもあって、評価の低いゲームとなっているが、私にはとても興味深いゲームだった。
寿人がいない広島はやっぱり寂しい。青山もいなかった。でもあのチームは下からも外からも出てきた選手がきちんと仕事する選手に成長できるチームなんだなあ。そして、森崎兄弟のようにザ・ヒロシマな選手がきっちり仕事をする。外国人選手もきちんとチームを理解している。改めてすごく完成度の高いチームなんだと思う。
マリノスは、いつもどこかピースが足りなかったり、壊れたりしている感じ。今は訓練不足の猟犬を飼ってる感じ。
俊輔のパフォーマンスは、小さなほころびはあったけれど、それでも両チーム合わせても頭一つ抜けていると思う。
最近の試合では、試合後に必ずメッセージを残してくれるので、チーム状況とその日のプレーの意図がつかみやすい。
浦和戦では、初登場の外国人と同じく若い選手の前線だったので、どうしても守備から入るプレーに終始せざるを得なかった。ミシャから皮肉をいわれても、「今のチームの現状ではこのやり方がベストなんだ。サポーターの皆さんもイライラすると思うけれど今は辛抱してほしい」というメッセージをくれた。何いう俊輔がいちばん辛抱しているはずだ。
磐田戦では、辛抱したサポーターに大量得点の喜びを味あわせてくれたが、彼自身の気の緩みはなかった。

俊輔サポの私としてでなく、Vファーレン長崎サポの私として、広島戦の俊輔のプレーから、2つのシーンと1つの事実をもらった。
1つは、俊輔がPKをもらったシーン。PKの成功でなく、その前のところ。パンゾーが右サイドから切れ込んでペナルティエリア内にクロスをあげた。そこに飛び込んできた俊輔がヘッドであわせた。ディファンスが遅れた千葉ちゃんがハンドで防いでのPK。飛び込んできた俊輔を見てて、あるシーンを思い出した。Vファーレン長崎が勝利した昨シーズンのアウエーセレッソ戦。最後の最後にゴール前に飛び込んできた梶川選手のゴールシーンだ。キーパーの手に落ちる寸前のボールに向かって飛び込んできた梶川選手のゴールは鮮烈だった。俊輔も言っているがペナルティーエリアに入っていくことが大事。今のチームの攻撃が淡白に感じるのはここに入れてないからかもしれない。

もう1つのシーンは、88分。飯倉選手から伊藤選手へのカウンターのキックに、広島DFがオフサイドを仕掛けた。それを察知した俊輔が2列目から全力で追いかけた。現地でみていた俊サポさんは、ど迫力の爆走だったと表現していた。結果は追いつかなかったが、おそらくすでに12キロ近く走っている時間帯に、力を振り絞って走る執念とフィジカルに脱帽だった。解説の玉乃氏もこのシーンをちゃんと捉えて言及してくれた。
昨シーズンのVファーレンでもハーフェーライン手前からボールを持って走り上がる古部選手を追いかけて走り、最後の最後のパスを滑り込みながらゴールに押し込んだ前田選手の走りを思い出した。
諦めないで最後まで走りきる馬鹿正直さが以前のVファーレンにはあった。今シーズンいちばん腹がたったのは、熊本戦だったかな?大卒ルーキーDFが、エンドに出るのを見越してボールを追うのをやめた矢先に相手選手がそのボールに追いついてゴール前にクロスをあげたシーンだった。若者が力の出し惜しみをするのは美しくない。私は相当怒っていた。新人DFくんも、この恥ずかしいシーンは一生忘れないだろう。

そして最後の1つの事実とは、この日の俊輔のトラッキングデーター。
13キロ走っている。その節のランキングでは3位。37歳のMFが13キロ走る。それだけではないガンバ戦11,952キロ(その時の遠藤のデータ11,112より長い)、浦和戦12,402キロ(柏木7,890より長い)磐田戦12,067キロ(小林祐希11,184)そして、広島戦13,060キロだ。
37歳が毎試合走る距離としては驚異的ではないだろうか。おそらく俊輔の走りには他の人ほど無駄な走りはないだろう。それでも12キロ近く走るのだ。それだけ走っても精度の高いパスを出す、クロスをあげる。指示を出す、試合後はすぐさま歩きながら若手選手の指導をする。
勝ちたい、今シーズン優勝したいという強い気持ち(彼の中での目標だろう)が彼にその上の頑張りをもたらしているのだと思う。

今のVファーレン長崎の選手は、間違いなく中村俊輔ほど走っていない、若いのに。無駄に走ればいいってもんじゃないという声が帰ってきそうだが、それを跳ね返すのが中村俊輔のデータなのだ。少なくとも若さ以外は俊輔に勝っていない選手達なら、もっと走らなければ。走って走り込んで、それでも正確なクロスがあげられるようになるまで精進するくらいの気概で闘って欲しい。
J2、Vファーレン長崎の選手にだって等しく日本代表になる権利はあるのだ。だからこそ頑張って欲しい。
29日の試合には、レジェンド・キングカズが来てくれるはずだ。キングに恥ずかしいプレーは見せられないよ。
キングを悔しがらせるだけのプレーをして、勝ちましょう。
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by windowhead | 2016-04-26 19:40 | 10-25shun | Comments(2)

俊輔の応用力

一昨夜の「スーパーサッカー」(BS-TBS)を見て、また俊輔の面白さを再確認した。

先日のガンバ大阪戦でのフリーキックについて、「真相」を語るなどとすごいキャッチフレーズの割には短い内容だったが、中身はなかなか面白かった。

あのFKの前にもう1つFKを蹴っていて、それは外していた。

ボールが走るように水を撒かれたピッチだったので、カーブを掛けるために踏み込んだ軸足が滑って、バランスを崩していた。

その修正を2度目のFKでやっていたそうだ。

2度目のキックは軸足を強く踏み込んで腰をひねらない強いインパクトのボールを蹴っていた。

そしてそのスローの映像では蹴ったあと軸足が前に動いていた。

軸足が前に動く蹴り方と俊輔の「軸足が動くんですね」という言葉をつい最近なにかで見たような気がしたので、記憶と記録を辿ってみたらありました。

あの「五郎丸歩選手との対談」の中で見ていた。

壁の外を回り込むボールを蹴るために軸足を倒して腰を回し遠心力でボールを蹴る俊輔のキックと、まっすぐで強いボールを遠くに蹴るために軸足を踏み込んで蹴りだす五郎丸選手。

それぞれのキックを見せ合いながら、五郎丸選手が自分のキックで、蹴ったあと軸足が前に進んでいると言ったら俊輔が軸足が動くんだと何かを感じたようなつぶやきをしていた。

以前俊輔と三浦 淳寛さんがFK論をやったとき、アツが伝えたブレ球の蹴り方に似てるという気がしたので、俊輔もそう感じたのかもしれない。

ガンバ戦でけられた2度目のFKは俊輔の軸足がキック後に前に移動していた。強くまっすぐに飛ぶキックだった。

俊輔も昨シーズンあたりすでに、助走が少なく強くまっすぐに飛ぶボールを蹴っていたので、五郎丸選手のキックで開眼したわけではないだろうが、ガンバの壁の上を擦りぬける強いボールを蹴っていたのは、このシーンでこの蹴り方のボールが効果的と閃いた何かがあったのだろうな。

中村俊輔は先輩や他分野の第一人者からの得た情報を自分のものに落とし込んでいく能力が高い人だ。そしてその技術をどの場面で使うか、瞬時で判断する応用力のすごさ。

中村俊輔というプレーヤーがいつも人を引き付けるのは、その引き出しの多さと、最適な使い方を見せてくれる進化型だからだろう。

中村俊輔の言葉には他の選手が応用できる知恵がたくさん詰まっている。

今シーズンのボールの特徴は、パシパシしていて、中心を外して当たると変化してしまうキーパー泣かせのボールという言葉。

FKの壁の話も面白かった。壁の威圧を感じるのは鹿島。FKを決めた仙台は壁が立っているだけだったとか、浦和の壁では槙野選手がごちゃごちゃ動くが、入れさせたくないという気持ちが伝わる。それは集中しようとするとき目障りになる。という言葉。

壁の意思が伝わるというのは興味深い表現だった。

その槙野選手と西川選手が今日の対マリノス戦に向けて対策を考えているという。

槙野選手はFKを蹴らせないために、ゴール近くでファウルをしないでマリノスの攻撃を抑えて見せると意気込んでいる。すごいと思う。小手先の対策でなくFKを与えなければ蹴られないという本質的なことをやろうとするところが槙野選手の本当に賢いところだと思う。

選手たちが真剣に「考える」ことをやり、それを実践してみる勇気がサッカーを面白くしていくんだと感じさせられた。

また槙野くんが大好きになった。(俊輔もきっと槙野くんのことは好きなんだと思う)


⚪️五郎丸、俊輔対談>>https://www.youtube.com/watch?v=wQC7BR0PgzA&nohtml5=False



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by windowhead | 2016-04-10 08:53 | 10-25shun | Comments(2)

古臭い10番で終わりたい

あすのアウエー福岡戦で中村俊輔選手が復帰濃厚という情報が流れてきた。(スポニチアネックス
ホーム開幕戦をインフルエンザで欠場しなければならなかったので、アウエーは大丈夫かなと心配だが、ピッチに登場してくれればすべてのサッカーファンが幸せになれる選手だから、ぜひ登場してほしい。
今回は翌日がV長崎のホーム開幕戦でもあり、母の介護の状況もあるため、そしてマリサポにとっては井原さんのチームということもありおそらくアウエーのチケットは完売だろうとの予想で泣く泣く諦めた。
それでも俊輔が九州に上がってくると聞くと気持ちが動く。あ〜〜諦めが悪い。

今発売中のサッカーダイジェストに俊輔のインタビューがある。
もの凄く面白いし、深いし、貴重な話がたくさん詰まっていた。選手が読んでも役にたつことがたくさんあると思うくらいだ。
昨シーズン、フランス人監督から「ピルロのようなボランチになれる」と言われながらも、ひたすらトップ下への返り咲きを目指したあのこだわりがなんなのか。すごくよくわかったし、同感できた。
ピルロのようだというのは、ヤットや憲剛くんをはじめ日本のボランチたちには最高の賛辞だし、それを目指している選手も多いのだが、俊輔にはありがたいことばであっても目指す方向ではなかったのだ。
彼がトップ下への復帰をかけて挑んだ鳥栖戦だが、福岡に集まった私たち俊輔サポもただならぬ思いだったことを思い出す。鳥栖に向かう前、福岡駅のカフェに集まった彼女たちと真剣にこの日の俊輔のポジションがどこになるか、モンさんが彼をどう使おうとしているのか、議論に近いくらいに熱く語り合っていたっけ。そして、この日の試合でトップ下であることを祈りながら眦を決して鳥栖に向かったことを思い出した。そして俊輔トップ下。まじかで見て、声が枯れるくらい俊輔チャント歌って、必死だったね。試合後、周囲にいらした鳥栖ファンの方々から「俊輔勝ってよかったですね」と言われて赤面した。あの試合は、俊輔にとってもとても大事な試合だったということがこのインタビューでもわかった。
今の俊輔のインタビューには、必ず引退についての質問がついてくる。
今回のインタビューでは俊輔が監督業だけでなくフロントにも興味をもっていることがわかった。今のマリノスを見ていると、彼がそう感じるのもわかる気がする。
37歳という年齢的な現実はあるが、ボンバーがいるし、ヤットや満男はさらに強いチームで頑張っているので年齢を感じる暇がないともいう。またカテゴリーが違っても能活さんの存在は俊輔にはいつまでもリスペクトして目指していく存在なのだ。
インタビュアーの藤原正彦氏がとても興味深い質問をしていた「中村選手は「今の中村俊輔」をどう評価しているか。」
その答えの中で、まだボランチに下がっていないということを評価。年齢があがると多くの選手がプレーの位置を下げてプレッシャーのすくないボランチでチームの舵を取るが、それは自分の理想ではないと言い切る。
ピルロになれるがほめことばではないのは、彼の理想と違うから。そしてそれは、私たち俊輔ファンの思いとも合致する。むかし「中村俊輔、前にあってこそ!」と叫んだ実況の方(NHKの名実況・山本さんだったかな)がいたが、ファンは今でもそう思っているし、俊輔自身もそう思っているんだなあ。
古臭い10番のまま終わりたいということばの深さ。
その言葉には諦めや揶揄なんて感情はなく、彼ならまた10番の時代をつくるかもと思わせるところが、彼らしい。

福岡戦では、何をみせてくれるか?70分というキーワードもあったっけ。
福岡に行く俊輔サポのみなさん、ぜひぜひ俊輔の応援を宜しくお願いします。
鳥栖には行きますから、その時会えますように。
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by windowhead | 2016-03-04 14:03 | 10-25shun | Comments(2)

俊輔とスパイクの話を読みながら

スポーツライター二宮寿朗氏による「中村俊輔とスパイクとホペイロの物語」http://bylines.news.yahoo.co.jp/ninomiyatoshio/20160125-00053751/は「よく知っていること」と、「ずっと不思議だったこと」が混ざり合った素敵な記事だった。

俊輔選手がスパイクをとても大事にしていることや、ここぞという試合にはいわくのある古いスパイクを使うことがあること、マリノスのホペイロ・山崎さんや副務の緒方さんをとても信頼していることなどは俊輔ファンの間ではよく知られている話だ。それはことあるごとに俊輔選手が口にしていることでもある。
不思議だったことといえば、2010年南アW杯から帰って8月の試合でFKを決めた俊輔がひざまづいて自分の紫のスパイクをポンポンと叩いたシーン。なんか気持ちを込めて感謝するかのような叩き方だったので、自分を奮い立たせる左足に感謝したのかな?などと俊サポさんと話したりしたが、その本当の理由が二宮さんの記事で明らかになった。スパイクに本気の気持ちを込めている人たちらしい夢のようなエピソードだった。

またこんな話もある。ホペイロ・山崎さんのブログかなにかに書かれていたのだが、昨シーズン最後の試合の前日のロッカールームでのこと。すでに長野パルセイロに移籍が決まっていた天野貴史選手のスパイクを俊輔選手がこっそりと磨いていたという。「出られなくても移籍でも腐らずに最後まで練習の手を抜かずに、居残り自主練もきちんとやるアマは本当にすごい。マジで尊敬する。」と言いながら。
マリノスユースから育ってずっとマリノス一すじ(ジェフレンタル移籍があったが)。出場チャンスは少なかったが、折れることなく黙々と練習をこなし、チームの雰囲気を明るくしてきた天野選手への俊輔選手なりのリスペクトと感謝、それがスパイク磨きに込められている。俊輔の思いはあまのっちに届いているはずだ。きっと長野でのすばらしいプレーでお返しすると思う。

俊輔とスパイクの話といえばこんな話もある。俊輔選手がセルティック在籍時代にセルティックユースの練習に参加した。その試合で一番頑張ったプレーをみせた少年にその日自分が履いていたスパイクをプレゼントした。その少年は、お父さんに立派なアクリルケースを作ってもらって俊輔のスパイクを大事の飾っていた。その少年が今シーズンディフェンダーとしてセルティックのトップチームデビューした。

前述の二宮氏の記事で俊輔選手はこんなことを言っている。
「(スパイクに)魂を吹き込んできたというのはあるよ。野球ならグローブとかバットとかあるなかで、サッカーは自分に刺激を入れる物ってスパイクしかない。助けてくれたり、モチベーションを上げてくれたりしてくれる凄く大切な存在だと思うから」

サッカー選手にとってスパイクとゴールキーパーのグローブは体の一部。喜びも苦悩も歓喜も落胆も全てが染み込んでいるものなのだと改めて実感した。
俊輔のみならずVファーレン長崎でも選手たちがファンのためにプレゼントやオークション品として提供してくれるスパイクやグローブ。その品々にも選手のサッカー人生の一瞬がきざまれているのだ。サインがあるからすごい品物でなくて選手たちの歴史や思い出の一部が刻まれているというところまでしっかりと受け止めてくれる人にこそ渡って欲しいと思うだろうなあ。
軽々しく選手が身につけた品物を欲しいとねだってはいけないね。幸運にも手に入れることができた時は彼らの歴史の一部と連れ添っているってぐらうの気概を込めて応援しなければ。


                        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Vファーレン長崎のことを書きたいのだけど、練習見学で一般人の私たちが選手やスタッフにインタビューし書くわけにはいかない。クラブからの情報は少ないし、メディアも取材していないようだ。せっかくの早朝6時30分からの3部練習や記録史上初の大雪の中での出来事など、きっと面白いネタにあふれているだろうに、密着取材するメディアはないのかしらん。わが街のチームのことをもっと知りたいという人は多いだろう。それにいかに応えるかも今シーズンのVファーレンの課題になるかな
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by windowhead | 2016-01-29 17:18 | 10-25shun | Comments(0)

芝生とボールとスパイクがあれば

「大丈夫、芝生とボールとスパイクがあれば。」
⚪︎横浜中村俊輔20年目始動 シーズン10点超えだ(日刊スポーツ2016/1/12)

新しいシーズンに向けて、劇的に環境が変わったチームの一つに横浜Fマリノスがある。
Jリーグチームとしては理想の環境とも言えたマリノスタウンが昨シーズンかぎりで使えなくなって、日産フィールド小机に拠点を移した。ここがどんな施設かよく知らないが、少なくともマリノスタウンのような充実した設備を持った施設ではないようだ。
マリノスサポさんの練習見学のtweetなどを見ていても、天然芝のグランドは1面とか、見学する所は傾斜のある土手で座る所がないとか、グランドは川(?)の状況によっては水没する恐れがあるとか、食堂はあるのか?、トレーニング室は?クールダウンやトレーニング用のプールは?とか、いろいろと心配になることが多いようだ。
水際に天然芝のグランド1面って、なんだかVファーレン長崎の練習場のような感じだ。Vファーレンの練習場だって、海のすぐそば、波打ち際といってもいい。ちょっと嵐になればグランドは潮かぶりだ。それでもクラブは練習見学者用に3段のベンチ席を作ってくれた。この点はマリノスのサポさんよりVファサポは恵まれた環境にいる。長崎のクラブ屋敷の中がどうなっているかは知らないが、2年前まではクラブハウスはおろか練習場もなくて、毎日あちこちのグランドを転々としていたジプシーみたいなチームだったから今はかなり充実って感じに思える。しかしもし日本最高の施設から長崎の施設に来たら不便でしようがないだろう。今、マリノスの選手たちやサポはそんな思いでいるのかもしれない。
マリノスの施設のことが気になるのは、そこに日本の至宝とも言える選手たちがいるからだ。
中村俊輔と中澤佑二
ともに37歳の大ベテラン。すでにこの年齢の選手たちは多くが引退したりカテゴリーを落としたチームでプレーしているが、彼らがこのチームでスタメンで戦っていられるのは、十分な身体ケアができたマリノスタウンという施設があったことも要因のひとつだろう。マリノスタウンを失ったことは選手にもサポにも大きな痛手だろうし、今後のことは不安もあるだろう。
チームの始動日にマスコミから向けられたそのような質問への中村俊輔の応答がこの文の最初の言葉だ。

「大丈夫、芝生とボールとスパイクがあれば。」

なんだろう、この一言ですごく安心して前向きの気持ちになってくる。
おそらくクラブに対してはいろいろな改良案を出しているだろうし、足りないところも諦めざるを得ないところもあるだろうが、現実を見据えたうえで、こう言い切る中村俊輔の覚悟はすがすがしい。
中澤佑二も選手の価値を守るためにクラブと最後の最後まで交渉を重ねての契約更新となったのだろう。俊輔がマリノスというチームの伝統やプライドを守り、ボンバーがサッカー選手のプライドや価値を守る。彼らは表向きにはお互いそれぞれのようだが、視線の先にはいつも同じものがある。
「サッカーが好きだから」

俊輔サポ仲間から送ってもらった新春の「キックオフマリノス」の映像もよかった。
箱根温泉での座談会はいろんな示唆を含んでいた。「マリノスは無冠ではいけない」という言葉も、2桁ゴールを決めるという俊輔の決意も心に響くものがあった。それにも増して心に響いたのは、マリノスを離れて長野パルセイロで戦うことになったマリノス生え抜きの選手天野貴史に向けた言葉だ。在籍年数に比べて出場機会が少なかった実績を申し訳ないと思うあまのっちにたいして、「それを後ろめたく思っているなら間違いだよ。出場機会がない間も折れることなく献身的にクラブとチームに尽くしてきたあまのっちはクラブの本物のレジェンドなんだから、どんなことがあっても将来必ず帰ってこなければいけないよ」と言う俊輔。
18年前、シドニー五輪最終予選勝利で思わずこみ上げた涙を「おじいちゃんが亡くなったから」と言い訳していたか細い選手が、これほど頼もしい選手になってきたことが感慨深い。
サッカーが大好きだからという1点だけで、逆境も中傷も乗り越えて、先輩や周りの手助けに感謝しているから今があるんだなあと。

「芝生とボールとスパイクがあれば大丈夫」日本のサッカーの原点になるような言葉だなあ
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by windowhead | 2016-01-19 14:33 | 10-25shun | Comments(2)

キックのちから

NHKJリーグタイムでの中村俊輔選手のミニインタビュー。
今シーズン代表ゴールキーパー3人を沈めてしまう3本のフリーキックの1つを今シーズン一番感動したプレーに選んだ女性キャスターさんがインタビュアーだった。

フリーキックについて聞かれた俊輔くんの開口一番は
「僕じゃなくて今シーズンは五郎丸さんでしょう。その感動の上に僕らは乗っかっている感じ」
という。競技は違ってもキックの力で日本中をこれだけの感動に導いた選手として同じ土俵で見ていてリスペクトしているところが俊輔らしい。あの大会中に彼のキックで何点もはいっている。すごいと思うと言う。五郎丸選手のルーティンポーズには触れずストレートにキックの話に入っていった。すごく感じるところがあったのだろう。

トライが決まって、五郎丸選手がキックの位置に着くと、誰もがワクワクしてそのルーティンポーズを待つ。みんなの頭にはそこから放たれるボールがバーを超えるシーンがイメージされている。ボールをけるまでのあの時間は誰もが五郎丸選手に釘付けにされている。この時間を純粋に楽しんでいる。

サッカーのFKもそうだ。そんな時間を持っていた。
過去の日本代表選で中村俊輔がFKのボールをセットするとき、周りは時間が止まったかのような独特の空気感があった。彼の一挙手一投足に引き込まれてボールがけり出される瞬間まで瞬きするのももったいないくらいのドキドキで見つめていたっけ。
そんなシーンは今のJリーグでは少なくなった。アクチュアルプレーイングタイムとかって縛りがサッカーのドラマのシーンを削っていることもあるんじゃないかな。スピードだけを求める嫌いがあるんじゃないかな。

どんなフリーキックが理想かとの質問に、ちょっと間を置いて言葉を選んだ俊輔だったが、答えは既にあったのだろう。
「コースを読まれていても、止められないキック」
ここまでくると、壁もキーパーも関係なく、自分とボールの勝負のみ。
ゾーンに入ったと感じる集中の中で蹴るキックがあるという。純粋にそこがFKの醍醐味になってきているようだ。

質の高いキックがどれだけ価値があるか、それは自明の理。
ある人がtwitterで言っていた。
FWのシュートでのゴールも1点、ドリブルからのシュートも1点なら、FKのゴールも1点。それならFKを止まったボールを蹴ると貶めないでほしい。これは特別の才能、磨き抜かれた高度な技術なのだから。と。

僕のゴールはもうすぐそこに来ていると中村俊輔は言う。来シーズンは38歳になる。目標の40歳まであと2〜3シーズン。ボールと彼だけの勝負のFKをできるだけたくさん見せてほしい。その瞬間を見たすべての人を歓喜に導くキックはサッカーの宝物。
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by windowhead | 2015-12-13 15:30 | 10-25shun | Comments(0)

見たかー!おっくん

容赦なかったでしょ、おっくん。
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ベガルタ仙台VS横浜Fマリノス
1−3で横浜Fマリノスの勝利
それよりなにより、またまた俊輔がFKを決めた。
東口選手、西川選手、そして六反くんと今の日本代表ゴールキーパーたちをFKでノックアウトするんじゃないかと、ファンは期待満々だったが、期待にお応えするところが俊輔くん。
FK決めた後のあの可愛いパフォーマンスはなんだったんだろ?
まさかヴィヴィくんポーズじゃないし…。

仙台には、昨シーズンまでVファーレン長崎にレンタル移籍していた奥埜選手と昨シーズンまでマリノスにいた六反選手がいる。
奥埜選手の仙台復帰後の活躍は凄まじい。仙台のサポーターさんからも愛され期待されている。ゴールを決めると仲間に囲まれて本当に楽しそうな笑顔を見せている。
長崎にいた頃、おっくんのあんな笑顔は見たことない。ゴール決めても外しても倒されてもラフプレー受けても表情も変えず黙々とプレーする姿や頼もしいゴール前のプレーで長崎にもたくさんのファンを作った奥埜選手。

修行僧のような奥埜選手の表情がふっと崩れて無邪気なサッカー小僧がのぞいた瞬間を見たことがある。
昨シーズンのすべての試合を終えチームが解散する頃、松山町のラグビーサッカー場での練習見学の後だった。出てきた奥埜選手は「来シーズンも長崎にいてくれますか?」という声に「まだわからないんですよ」と濁しながらサインをしていたので、「もし仙台に戻ったら、マリノス戦のときは容赦しないからね!」と声をかけると、「えっ、マリサポなんですかっ?」と顔をあげてこちらをむいた表情は今まで垣間見せることがなかった明るいサッカー小僧の顔だった。その表情を見たとき、「あ、彼は仙台に帰るな」と直感した。
仙台でゴールを続ける彼は「マリサポですか?」と言ったときのような自然な笑顔をしている。彼にとっては長崎は修行の場だったんだなあ。

仙台の若い主力選手に成長したおっくんと六反くんに容赦ないプレゼントを贈ってくれミカド、バンゾー、俊輔!
ブラボー!

見たかーおっくん、
君より10歳以上もオッサンな俊輔の凄さを。
仲間内でもいい人だった六反くんに向かって3点もぶち込む場の空気を読まないマリノスのお兄さんがたの容赦なさを。


「ベンチにもベンチ外にもいい選手いますし、なかなか試合に出れなくてストレス溜まってる選手もいるのでそういう選手の気持ちも考えてチーム一丸となって行ければいいかなと思います。」という試合後の俊輔の言葉がピッチ上の選手の戦う覚悟を物語っていると思う。
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by windowhead | 2015-10-04 02:27 | 10-25shun | Comments(0)

代表監督も唸らせたマリノスの10番!

土曜日の横浜FマリノスVS浦和レッズは4:0でマリノスの完勝。
中村俊輔、トップ下でスタメン。ファン待望のフリーキックでのゴール。
俊輔ファンにとって最高の試合だし、いろんな意味で感慨深い試合だった。

この試合を見たすべての人が中村俊輔に魅せられてしまうような華やかで美しくありながら容赦ない凄みすら感じさせるパフォーマンス。
これは、今シーズン怪我やチームのスタイル変更やポジションなどで悩み抜いた彼がフランス人監督に向けて出した一つの答えなのかもしれない。

トップ下に運動量とスピードを求める監督の要求を淡々とこなす俊輔。鳥栖戦で見せたメラメラした闘志ではなく、さらりと自然体にみなぎる力で、自ら得点し、決定機をつくり、ボランチやディフェンスの所まで下りて相手のチャンスの芽を摘んでいく。それはデータでも現れていた。前半だけで6キロの走行距離は両チーム合わせてトップ。マークした浦和のキーマン・柏木選手に決定的なパスをださせていない。

相手のファウルを誘い自ら得たフリーキックでスーパーなゴールを決め、学くんのゴールの起点となる縦への決定的なパスやファビオに目掛けてのピンポイントのコーナーキック。
「パスは人が走るより早い。前への推進力を止めないパスを出せば、一緒に走るよりも速い攻撃になる」という俊輔の持論を結果につなげて見せてくれた。
中村俊輔がスタメンでトップ下にいることが、チームの力になり、助けになっていることは、学くんやボンバーの試合後のコメントにも現れている。


俊輔はバルサのサッカーが好きだし、浦和や広島のようなスタイルのサッカーが好きだ。
そのサッカーでのトップ下はやはり彼の究極のポジションなのだろう。俊輔のことだから、好きなサッカー、やりたいサッカーは研究を重ねていることだろう。浦和との対戦は心待ちにしていたのかもしれない。
その前にあった鳥栖はフィジカルとスピードが持ち味のチーム。そこでは、彼らに負けない激しさを見せながら、しっかりとその中心となる藤田選手に仕事をさせないように執拗に食らいついていた。私的に鳥栖戦の俊輔でもっとも印象的だったのはこの藤田選手への執拗なマークだった。そして浦和の柏木選手は、どちらかというと俊輔のようなファンタジスタ系。しっかりマークしながら彼のアイディアを凌駕するプレーを見せている。俊輔にとっては、藤田選手より柏木選手の方がマークしやすいんじゃないかなあ。
もしかしたら俊輔は折衷案として、ペップ グアルディオラが率いてからのバイエルンミュンヘンみたいな独特のポジェッションサッカーを考えているのかもしれない?なんてチラッと思ったりしたけど…素人考えで〜す。

監督と俊輔が思い描くトップ下のイメージは違う。監督と俊輔のイメージのすり合わせがどうなるのか、まだわからない。それでもこの試合においては、俊輔が監督のイメージを凌駕したと思う。
この試合を見た日本代表監督が「中村俊輔がもう少し若ければ…。彼のようなプレーができる若い選手が代表に欲しい」と言い、俊輔の途中交代時にマリノスサポーターたちがスタンディングオベーションで讃えたという事実がそれを物語っている。

「ヒョウや勇蔵や淳吾のようにレギュラーで試合に出てもおかしくない選手たちの気持ちを持ってプレーしている」という試合後のコメントも、マリノスを支えてきた仲間に対するメッセージなんだと思う。
監督が変わってもマリノスの本当の魂は選手たちに受け継がれている。選手こそが俺たちこそがマリノスなんだよ。と言っている気がする。

「ウイ アー マリノス!」
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by windowhead | 2015-09-03 10:40 | 10-25shun | Comments(2)

やっぱり攻めの人だよね

土曜日は「かもめ」に乗って、右手にベアスタを眺めながら、博多駅まで。
博多で俊輔サポのTさん、0さん、Rさんと合流してパスタで腹ごしらえしながら話はもっぱら最近の俊輔の状況やマリノスの状況など。
おしゃれな空間に似つかわしくない話題のおばさんたち(あ、おばさんじゃない人もいるけど)。なにしろ前日のマリノスの番組ではとぽっぽがファビオボランチで栗原スタメン、トップ下ミカドというスタメン案をポロリと言ったというから、えーーっ、そんな急ごしらえのボランチであのハードワークの鳥栖と戦うつもり?鳥栖を舐めてない!となる私。4人の中では私が一番マリノス愛が低いようだ。
とにかく4人とも俊輔トップ下でスタメン出場を願って鳥栖に向かう。
アウエー側から入場してメインのアウエー寄りコーナフラッグの後ろあたりに席を取ったが、周りは鳥栖ファンばかり。その中マリノスカラーがちらほら入り混じっている。
練習が始まってしばらくのころ、周りみんなの目はシュート練習をする俊輔に釘付け、周囲の鳥栖ファンの人たちからも驚きと感心する声が湧き上がる。蹴れば入る。それもきわどいコースに。ボールを受けてターンしてのシュートもフェイントのようなステップからのシュートもみんなゴールに吸い込まれる。周囲のすごいね、すごいねという声、マリサポ、鳥栖サポ関係なく俊輔を楽しんでいる。

試合がはじまった。俊輔の姿に勝つ気が、いや何が何でもこの試合勝たせるぞという気持ちが漲っている。体を張ってファウルをもらう姿にまた足をやられたら〜とヒヤヒヤするが、気迫で勝ってしまう感じがする。
スカパーではボランチと言われていたようだが、前目前目に絡んでいたのでトップ下だと思っていたけど。ボールをさばくより自分で持ち上がろうという感じ。クロスに合わせてヘディングでゴールを攻めたり、素早くディフェンスにも返ったり、動く動く。ヘラヘラ動いているようでもここぞというときのポジショニングはさすがだわ。
鳥栖の谷口選手が倒れて起き上がれないと、さりげなく様子を見に行って声をかけ頭をなでたり、元チームメイトを気がけている。
マッチアップする藤田選手と仕掛けあったりしていたけど、藤田選手はどんな感想をもったのか聞きたいな。
1点ビハインドで迎えた後半、伊藤翔選手のゴールで同点、そしていよいよ私たちの目の前で俊輔がコーナーを蹴る。そのボールはふんわりと外側から回り込んでピンポイントでファビオの頭上に。ファビオのゴールに仁王立ちでふんばってガッツポーズの俊輔、彼を抱きかかえるファビオとそれに抱きつくアデ。みんな駆け寄ってくる。
私たちも抱き合って大喜び。
俊輔がお役御免で下がった後、淳吾選手が入り、栗原選手も登場。終了前は攻め込まれるシーンも多くなって、周囲は攻めろ攻めろの雰囲気だったけれど、なんとなくキーパーとDFでしのげるような気がしていたのは、きっと毎試合長崎のGK択生くんとDFラインを見て信じているからかもしれない。なんとなくこれくらいの攻撃なら止められるという感じだった。飯倉選手守り抜いて、マリノスの勝利!!!
サポーターへの挨拶に出てきた俊輔は、足を引きずっていたがアイシングはしていない。大丈夫なのかな。
俊輔、俊輔と私たちの応援がかなり必死だったらしく、周囲の鳥栖ファンの方から「勝ってよかったですね」と言ってもらって恐縮した。入場時にもらった熱中症対策飴といいフレンドリーな地元の人たちといい鳥栖のホスピタリティーは毎回気が利いている。大好き。
1年ぶりにマリノスサポさんと共に歌ったウイアーマリノスや俊輔や選手たちのチャント。久々のコーヒールンバとトリパラぐるぐる。やっぱりマリノスのゴール裏は美しい。改めてそう感じる。

日曜日のやべっちFCでも俊輔くんの攻めの姿勢が発揮された。浦和の槙野選手との対談だが、インタビュアー役の俊輔くんのツッコミの鋭さったらない。掛け合い漫才を見るようなテンポのいい会話の中に代表やJリーグへの問題提起も含まれていてしっかりした内容だった。この対談を見た人の多くは槙野選手に好感を持ったと思う。嫌いだった人もちょっと見直したと思う。インタビュアー中村俊輔の技かな。槙野選手が俊輔への質問を書いた用紙がちらりと写されたが、その中に「中村俊輔はなぜ美しいのか」という文があった。「うまいとかすごいとか感じさせる選手はいるが、中村俊輔はプレーや生き方が美しいと感じるさせる」みたいなことが書かれていた。俊輔に魅せられている人がここにもいた。
そんな槙野くんに「で、なんで(元恋人と)別れたの?と何度もツッコミをいれる俊輔。ここでも攻めの人。
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by windowhead | 2015-08-26 06:31 | 10-25shun | Comments(4)

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


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