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2つの土方写真が明かしてくれたもの

 「着メロも待ち受け画面も意味なし!」というのが持論だった私がついに待ち受け画面を作ってしまった。
「月刊TVnavi」というテレビ情報誌に掲載された山本耕史が扮する洋装の土方写真が私的にかなり満足だったので、この写真をちゃっかりスキャニングして待ち受け画面用画像を作ってしまった。
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先日、私の携帯電話の画面をチラリと見た幕末ファンの友人は、すかさず「おお、土方ですか」と反応。それからちょっとばかり雑談していると、その友人がなんとなく腑に落ちない顔をして「でもなんでカラー写真なんだ?」と来た。意味が分からずにいたら「だって、幕末はまだカラー写真はないよね、これなぜ?」と言う。
なるほど、彼はこの土方写真が山本耕史くん扮する土方であるのに気づいていないのだ。「よく見てよ、これジョークの写真よ」と説明すると、「なるほど!」と納得。「それにしても良く似ているねえ」とうのが、ほとんどの人の感想のようだ。

幕末ファンが、ちらりと見ただけで即座に土方と認識するこの写真は、私たちが思っている以上に貴重な情報を持っているのかもしれない。

実際の土方の写真と山本土方の写真の違いで顕著なのは、視線の先にあるものだろう。
山本土方のポーズは左手で刀を持っているところから推し量って土方家にある全身像を模していると思う。佐藤家にある市村鉄之助が届けた写真は両手とも膝の上にあり刀を握っていない。
山本土方は、カメラ目線。レンズの向こう側に挑むようなするどい視線を放っている。この視線の先には、視線に射られる何かが形として存在していると想像できる。
実際の土方の写真は、なぜかカメラを見ずに、どこか遠くを見るような静かな視線。視線の向こうにあるものは確固たる形あるものではなく、そこに人がいても、その人を通り抜けてはるか向こうを見ているような不思議な距離感を感じる。

土方のこの写真は「多摩の人と歴史」にもあるように、撮影された時期について、死の数日前に函館市内で撮影した明治2年説と甲陽鎮撫隊で出立する前に江戸か横浜で撮影した慶応4年春説2通りの説があるらしい。

今回の山本土方の写真は、函館撮影説をさらに強化するものになりそうだ。


山本耕史がこの写真を撮影したのは大河ドラマ収録も終盤の頃だろう。、
そのころは、山本自身が、雑誌インタビューなどで、「かなり自然に土方になりきれていることが、演技者としていいのかどうか…」「この1年で土方の一生を生きたような気がする」などと言っている。終盤、役と彼自身は、かなりシンクロしていたのだろう。
TVnaviの写真は、そんな山本が大河の終盤、甲陽鎮撫隊から宇都宮までの土方に成りきって挑んだ写真だと思う。
その山本土方の視線は、挑むようにレンズに向けられている。よしんば、視線をレンズからはずさせても、眼光鋭く身近なものをにらみつけたに違いない。少なくとも死地を求めている静かな視線とは程遠い。
と言うことは、静かな視線の実物の土方の写真は、甲陽鎮撫隊のころではないということになる…。


使い捨てのTV番宣雑誌の写真や記事が、未来の史料になるかもしれない。
無駄じゃなかったよ。

 
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by windowhead | 2004-12-30 13:15 | 新選組!な人々 | Comments(2)

あっぱれ、FIFA年間最優秀選手:ロナウジーニョ!

Caro Ronaldinho
気になる男:山本監督の記事にコメントをくださったmacco_ciaoさんのサイトにロナウジーニョの素敵なシーンがあった。

そうだ、今年はロナウジーニョの年だったぞ!
おめでとうロナウジーニョ!!

ロナウジーニョを知ったのは先のワールドカップ時。とにかく、エネルギッシュに明るい彼が大好きになってしまった。今年バルサに移籍した時点で、私はすぐにバルサファンに鞍替え。フィーゴごめん!

macco_ciaoさんのサイトのロナウジーニョのスーツ姿、すてきです。
黒とシルバーの大きなストライプのタイが若々しくみえます。
胸ポケットあたりにみえるのはちょっと見、ナイキのシンボルマークにみえますが、これはポケットチーフの色の部分でしょうね。タイと同じような柄のチーフだと、たためばこのような見え方するかも…。しかし、ナイキのマークにも見えるし…、またまた、気になる!

ロナウジーニョのスーツ姿、北澤豪のスーツ姿、ワイルドとエレガンスの絶妙のバランス。
好きです。
日本の最優秀選手中澤くんも入れたいけど、オシャレのセンスというのは天性のもの。ちょっとその部分がたりない。でも、彼もなかなかいい男です。

ああ、やっぱりサッカー選手は眺めていても華がある。
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by windowhead | 2004-12-29 11:56 | 男たちの眺め | Comments(1)

今週気になる男:山本ジュビロ磐田監督

ジュビロ磐田の山本監督
この人、着こなしがじょうず。かなりのファッション通だと見ている。
26日の天皇杯準決勝時のコート姿、GOOD。
このコートは、今年初めごろ着ていた衿の裏側がレザーの黒っぽいコートとは違うもののようだ。左胸にポケットがある。そのポケットに手袋を挿していた。さりげなくおしゃれ。
コートはどこの製品だろう、気になる。



スマトラ沖地震の津波にジェット・リーも巻き込まれていたらしい。
【中華芸能】李連傑:荒波から家族をかばい脱出、途中で負傷(Yahoo News)
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by windowhead | 2004-12-28 12:18 | 男たちの眺め | Comments(2)

リンダリンダDVDのお知らせがきた

サードステージから「お父さんの恋」の先行予約お知らせはがきがきた。
開けると、音楽劇「リンダリンダ」のDVD発売予定がのっている。
こっちが気になる。
2005年2月発売、DVD2枚組、6800円。
予定として、山本耕史+松岡充+鴻上尚史による副音声収録とかいてある、これなに??
キャッチコピーがいいよ!
壊れかけたバンドと海を締め切った「あの」堤防。
ザ・ブルーハーツの楽曲でつづる「吠える!」音楽劇。

そうだよ、そうだよ、まさに「吠える!」音楽劇だった。

で、このリンダ、福岡公演を3ステージとも見ましたが、本当にエネルギーに溢れていて気持ちのいい爆発。
そうそう、福岡公演ならではのものをあげるとこれにつきるかも。
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博多にわかのお面。

警察官ドラマーが変身する証拠隠滅仮面(マン?)。福岡公演の18日マチネでは普通のゴーグルでしたが、ソワレでゴーグルの上にこの博多にわかのお面をつけてでてきましたね。
これ、共演者も知らなかったらしく、山本、松岡、みんな素になって笑っていました。
これに気をよくしてか、19日の千秋楽のステージでもこのお面つけていました。

博多っ子にはうれしいアドリブ。

帰りがけに「にわかせんべい」買って帰ったほど。

リンダリンダDVDも、買うでしょうね、私。
気になるのは山本耕史ファンクラブでも販売するらしいけど、特別のおまけがあるのかな?
「ヒロシ」のポートレートが着いていたらファンクラブで買うけどね。
サインくらいなら、サードステージがいいか、予約だと送料サービスだもん。

お父さんの恋は、パスかな??
でも、堺雅人は、こんな舞台向きのようなきがするので、気になる。
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by windowhead | 2004-12-27 13:57 | 至福の観・聞・読 | Comments(0)

新選組!は参加できる大河ドラマとして新しい歴史を作った。

大河ドラマ「新選組!」も、26日の総集編を残すのみ。

今年1年、1回も欠かすことなく見続けた。これほどTVドラマを真剣に見たのも珍しいこと。
龍馬熱の強い地元で長年の隠れ土方ファンである私にとって、「新選組」が主役の大河というだけで感激ものだったが、加えて、山本耕史というクレバーな役者が土方像を演じてくれるというおまけつきだった。

私の中での土方への興味に、新選組以前の若い頃、多摩のバラガキといわれ、へたな俳句をひねり、薬売りをしながら、ひたすら武士にあこがれるただの若造の頃の屈折した思いを知りたいというのがある。
司馬遼太郎の「燃えよ剣」でも、この部分はしっくりとこなかった。山本耕史は、この若い頃の土方の姿を期待以上に具現化してくれたし、それ以上に、終始、的確な演技で1年間のドラマの土台を支え、最後まで土方という史実の人物を破綻なく演じきってくれた。土方ファンとしては、長年の想いへのご褒美をもらったような感がある。


このドラマを見続けている間にいろいろな現象を発見できたことも収穫の1つ。それらの現象とは…。
まず、放送開始当初というより、配役が決まった当初からマスメディアや一部評論家のあいだで酷評され、あたかも視聴者も少ないようなイメージを振りまかれていたが、これまでの大河ファンではない若い層にコアなファンを作っていったということ。
最初の頃は、ある漫画家のコメントに代表されるように、自分が作った独自のイメージとは違う大河の中の人物像を否定するような子どもっぽいブーイングもあった。しかし、それも3月ごろには、沈静化し、大河の中での人物像を自然に受け入れての感想を聞くことが多くなった。マスメディアの批判に反して、斬新な大河は早い時期に、受け入れられていたことの表れだ。


これらの現象をはじめ、、多くの情報を知るのに、インターネットが大きな役割をはたした。
今回、初めて、2チャンネルのあるカテゴリーを継続してのぞいていた。毎回ドラマが終わる瞬間からどんどん書き込みがなされ、深夜まで続く。熱い。どこから調べてくるのか情報がとても早い。そして、どんどん伝播していく。

もう1つ、特徴的なこととして「ブログ」の利用がある。
大河「新選組!」の感想を書いているブログが数多くあり、それぞれが、ものすごい情熱と愛情で書き続けている。視点も、文章も千差万別。それぞれが興味深く、情報満載。考察のポイントや掘り下げの深さは、やわな評論家やコラムニストが及びもつかないくらいすごい。

ブログの書き手はほとんどが10代から40代前半の女性だろうと推測される。
彼女たちを単純にコアな追っかけとみることもできるかもしれない。でも、ヨン様ファンの追っかけの姿とは明らかに違う。
ヨン様ファンの熱さと行動には、自分たちが作った現象なのに、いつのまにかメディアに煽られて画一的な行動しか取れなくなった純朴なファンの姿が見える。「キャー」と「素敵」と「かっこいい!」に代表されるような叫びと感嘆による幼稚な自己表現が特徴的なのに対し、「組!」のファンたちは、他の人と違う視点と言葉と情報収集力を武器に、自分の情熱と想いを文章や絵で表現することに力をそそいでいるように見える。

ブログのみなさんから、ずいぶんと貴重な情報をいただいた。特に白牡丹のつぶやきさんASYLUMさん芸術一筋八十八歳蹴球白書は歓喜色さん、ありがとう。

彼女たちを初め、多くの「組!」ファンブログがすごかったのは、自己表現と知識ばかりではない、ネットワーク力を駆使して、願望を実現する実行力があるところだ。彼女たちは願望の実現のためには何をすればいいのかを知っているし最適な行動の方法と時期も知っていて、最適な時期に迅速に対応するスキルを持っている人々である。
彼女たちのスキルが発揮された一つの例として、ドラマ連載中のDVD発売決定がある。

NHKは、11月に、大河ドラマ「新選組!」の完全版DVDボックス]の発売を公表した。ドラマ途中でのDVD化の発表はこれまでになかったこと。いかに、要望が大きかったかの現われだと思う。また、このきっかけを作ったのはブログの書き手たちだった。彼女たちは、早くから「たのみこむ]に完全版DVDの製作・発売を要望するキャンペーンを仕掛け、それぞれのブログで記事やリンクで紹介し、キャンペーンの広がりの一助をかってでた。

新撰組!DVD化キャンペーンについて、「たのみこむ」では、以下のように紹介されている。「「たのみこむ」に大河ドラマのDVD化要望は数多けれど、ここまで賛同者が集まったことはありませんでした。大河ドラマ始まって以来の型破り的作品と評される大作のDVD化には、現在、賛同者約600名が集まり、総合ランキング14位となっています。」(たのみこむWEBより抜粋転載)ということで、多くのファンの要望が発売決定の要因になったことは確実。さらに、総集編のDVDも出るらしい。それも出演者たちによる座談会が併載されるという。さすがに、製作側もなにが求められているか学習してきている。


10月には、糸井重里の「ほぼ日刊イトイ新聞」が週1回、座談会形式の感想を掲載し始め、その会話の中でDVD化を要望。それに呼応するかのように、新選組ブログのほとんどが、「ほぼ日」サイトへのリンクをはった。

テレビ局側にも、変化があった。「スマステーション」などの民放番組が、「新選組!」応援のような企画をし、出演者が登場した。NHKでは、脚本家三谷幸喜が出演したトーク番組で民放連ドラだった古畑任三郎のテーマ曲をつかったり…。局の枠を超えて視聴者の欲するところにずばりと好球を投げ込む太っ腹度に驚かされた。


NHKは、スタジオパークで撮影風景を公開し、全国数箇所で出演者によるトークショーを開催。出演者とファンが思い共有できる場を作っている。これらの事前情報もレポもブログや2チャンネルなどでタイムリーに紹介されていった。
トークショーは、大河ゆかりのご当地以外の地にも、大河ファンを呼び込むという役割も果た。

「新選組!」の特徴の1つに舞台人・特に小劇場の俳優たちの出演がある。主要メンバーでも、土方、沖田、山南、藤堂、井上、捨助役の俳優たちは活躍の中心が舞台。「新選組!」で彼らのファンになった人たちは、彼らの舞台にも流れた。演劇界は一時的かもしれないが、「新選組!」を通して新しいファン層を獲得したのはまちがいない。


このように、今回の大河ドラマ「新選組!」は、これまでに見られなかった新しい形のムーブメントを起こしたことは、間違いないと思う。
その大きな特徴は、これまでの「見る」大河ではなく、「参加できる」大河であったところだろう。
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by windowhead | 2004-12-24 05:38 | 新選組!な人々 | Comments(0)

クリスマス前に見ておきたい映画・「ラブ・アクチュアリー」

身の回りのどこにでも、「LOVE」は実際(actually)に溢れていることを確信したいあなたに。
  
「ラブ・アクチュアリー」は、今年2月に劇場公開されたイギリス映画。だけど、
これはやはりクリスマス前に観るべき映画です。これを観ただけで、どれだけ温かいクリスマスを過ごすことができることか。、幸いに、ビデオ、DVDも出ています。

今年は、純愛がブームだったようです。
お子様方が熱中した「世界の中心で愛を叫ぶ」とか、おば様方が熱中した「冬のソナタ」とか…。
ジュニア小説のようにわかりやすい純愛が日本中にいっぱい溢れていました。
でも恋愛は若者や美男美女の特権ではないし、悲恋が「LOVE]の最高峰でもないはずと思ってしまうのは、2月にこの映画を観ていたからかもしれません。

この映画のオープニングはヒースロー空港の到着ゲートの映像。
出会いを、再会を喜び合う人々がマルチスクリーンにどんどん映し出され、ナレーションがかぶります。

  世の中のことがいやになってくると、空港の到着ゲートのことを考える。
  人は言う。"現代は憎しみと欲だけ"と。
  そうだろうか?
  父と子、母と子、夫と妻、恋人同士、懐かしい友人・・・
  "9月11日"の犠牲者がかけた電話も"憎しみ"や"復讐"ではなく
  "愛"のメッセージだった。
  見回すと、実際のところ この世には愛が満ち溢れている----

この粋なナレーションがこの映画のすべてを表しています。
10歳の少年、年老いたロックスター、サラリーマン、主婦、中小企業の社長さんから英国首相まで、さまざまな人々の恋模様がクリスマスに向って同時進行的に語られていきます。
秘書に恋した首相の騎士道精神が変える英米関係。
言葉の通じない家政婦さんを追っかけてポルトガルまで行く作家。
妻を亡くし落ち込む父に再起のエネルギーを吹き込む小学生の初恋パワー。
中でも、女子社員に言い寄られる社長とその妻とのクリスマスプレゼントにまつわるエピソードはアラン・リックマンとエマ・トンプソンというイギリスきっての名優の共演で最高の見せ場。
この妻の弟が先に紹介した英国首相…というわけで、バラバラのエピソードがあるシーンに向って、集約していく脚本の見事さも堪能して欲しいと思います。
また、音楽も楽しい。妻の葬儀で流れるベイシティローラーズの「バイバイバイビー」、恋した首相が熱狂し踊るポインターシスターズの「ジャンプ」、老いぼれロックスターが歌うくそったれなクリスマスソング、 主婦の悔し涙をそそるジョニ・ミッチェルと、エピソードごとに聞き覚えのある曲が流れてくるのもポップスファンにはうれしい仕掛けです。

映画が、人をハッピーにするエンタテイメントであるなら、この映画はその最高峰に位置づけてもいいと断言します。


恋をするとどんな大人も子どものように無邪気で不器用で必死で、その姿がかわいくもあり、おかしくもあり、涙ぐましくもある…だから、ついつい、はまってしまうものなのですね。
韓流にもセカチュウにもはまれなかったクールな方々には、それはもう、オススメです。


余談:上映時のパンフレットの左下のかわいい少年の写真がDVDパッケージでは、老いぼれロックスターの写真に変わっています。なぜだろう?この少年、映画の中で1つのエピソードの中心人物としてとても大切な役どころ。ロックスターも大切なエピソードの主人公。どちらを取るかは、上映国によって、違ったのかな?右下のミスタービーン氏は、いらないんだけどなあ~~。


2003年イギリス映画
脚本・監督:リチャード・カーティス
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by windowhead | 2004-12-22 07:20 | 至福の観・聞・読 | Comments(0)

2つの仕事をみた

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キャパは言う「写真には芸術と専門がある。芸術というひとはアマチュアが多い。自分は専門家として仕事をしている」と。その意味でこの2つは後者だった。
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by windowhead | 2004-12-19 12:35 | 至福の観・聞・読 | Comments(0)

白いかもめ、すれちがう

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博多にむかう。
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by windowhead | 2004-12-18 12:19 | 日日抄 | Comments(0)

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


by windowhead
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