<   2005年 02月 ( 16 )   > この月の画像一覧

MTSAT-1Rは、ブータンのオリオン座の夢を見るか?

よかった、H2Aロケット7号機の打ち上げが成功した。

掬ってみれば無数の刹那 のhoop.さんに、よれば運輸多目的衛星MTSAT-1Rの分離にも成功したらしい。そして3月8日に静止位置に到達するようだ。
運輸多目的衛星、3月8日にも静止位置に
待ちに待ったがやっと、地球を見つめる新しい「ひまわり」が、咲きそうだ。

ぼちぼち暗くなっていく夕方の空をぼんやりとながめていると、ときどき、人工衛星にであう。
流れ星くらいの大きさの星がゆっくりと動いていく姿は涙がでるほどいじらしい。
広い宇宙の中で、お家がみえているのに帰れない子どものようで切ない。
帰れなければ、いっそお家が見えない他の世界に旅立てばいいのに、その子は、律儀に親元に情報を送ってくれる。
親元のだれもが、オリオン座やさそり座や北斗七星は眺めても、その子のことは、気にも止めてくれないのに…。恋しい人への一歩通行の愛みたいな人工衛星。寿命がきたら人知れず消えていく孤独な子。
だから、思いがけず夕暮れの空で、人工衛星に出会ったら、目が離せなくなる。
わたしは、人工衛星が好きなんだなあと、つくづく思う。

こんどの子の名前は「ひまわり6号」になるのかな?
3月8日、無事、静止軌道にのるのを祈っていたい。

どの光が「ひまわり」なのかはわからないけど、出会った光はみんなひまわり6号だと思って挨拶しよう。
ウエストコーストの空はまだまだ人工衛星に出会えるほど広く、澄んでいる。
気持ちのゆとりがあれば、出会える。

MTSAT-1R、ブラボー!!



「LOVE ASIA」を観る。

人とのかかわりが好きという山本耕史くんだから、とてもナチュラルにブータンの人と接していく。
即興でクラプトンの「Tears In Heaven」を弾き語り。やるじゃん!民族衣装もよく似合っていた。日記の文字がきれいだったこと。ブルーのインクの万年筆文字は、パソコンに慣れている者には、とても新鮮でちょっとうらやましかった。

なにより驚いたのは、山本耕史くんは28歳まで、キャンプもトレッキングもしたことがなかったということ。
男の子なら、どんな都会の子だって、小中学生の間にキャンプの1回くらいはするだろう。
仲間と冒険の旅と称してツーリングしたり、キャンプの焚き火を囲みながらバカ話したり…という経験、1回くらいはあるのが普通じゃないのかな。
「スタンド・バイ・ミー」もそんな映画だったよね。舞台で、その主人公・クリスを演じながら、本人は、ついに28歳まで友人たちとキャンプの焚き火を囲んだことがなかったんだ…。

小さいときから仕事をしてきた彼は、普通のボーイズライフを持つことができなかったのか。ギター、歌、手品、剣玉、ジャグリング…彼が得意なものは、みごとに一人遊び。それでいて、観衆がいないとなりたたない。特殊な子ども時代をおくった人なんだと、改めていとおしくなる。
山本くん、ツーリングに連れて行ってあげようか、これでもおばさんは、ちょっと前まで、オフロードバイクライダーだったから、キャンプは得意。バイク仲間でのキャンプはまたひとしおだよ。焚き火を眺めながら「Tears in Heaven」を歌うのもいいね。

彼がこのキャンプで観たというオリオン座を映像で捉えていて欲しかった。
キャンプでオリオン座を観るという経験は、なかなかないと思うよ。だって、夏のキャンプではオリオン座は見えない。山本くんの記念すべき星空を見たかったなあ。

ブータンの星空はどんなだろうか?、
ブータンの青空に飛行機雲は見えるのだろうか?
ブータンの成層圏の向こうにも人工衛星は浮かんでいる。

「LOVE ASIA」
欲をいえば、もう少し、自然の空気感が欲しかった。


「Tears in Heaven」は、クラプトンが、住んでいたアパートの窓から転落死した彼の4歳半の息子を悼んで作った曲として彼の代表作にもなっている。そのクラプトン 今月初め、また赤ちゃんが授かったらしい。おじいさんでもいい年齢なのに、また赤ちゃんのおとうさん。

クラプトンに子供が誕生
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by windowhead | 2005-02-28 03:43 | 日日抄 | Comments(4)

[LOVE ASIA」写真展には自然な笑顔が溢れていた

昨日は、福岡の客先に出張。
地下鉄に乗ると、中吊りポスターの中でブータンの民族衣装をつけた山本耕史くんが、微笑んでいた。
打ち合わせも終わって時間があったので、百道浜のTNCまで足を伸ばし、TNCロビーに設置された「LOVE ASIA ヒマラヤに輝く笑顔遺産」の写真展を見てきた。

写真展といっても、ロビーの真ん中あたりに4,5枚のパネルを立てて、30枚ほどの写真を飾った簡素なもの。テレビ番組のPR用の写真展だから、まあその程度だろう。ポスターで山本くんが着用していた民族衣装が展示されていた。

それでも、充分に楽しめる写真だったことを報告したい。
なにより、うれしいのは、写真の中の山本くんの自然な笑顔。
どの写真も、どの写真も、山本くんは幸せそうに、楽しそうに自然な笑顔を浮かべている。
この笑顔が、写真用に作られて顔でなく、幸せな時の中にいると人は自然にそんな顔になるんだろうなあと感じさせるようなほっくりとした顔。
頭にタオルをかぶり、それなりに、よごれたり日焼けしたりしている山本耕史くんは、写真の中で山登りに来た普通のおにいさんになっていたし、この他国からきた、背の高い子どもっぽい顔のおにいさんは、ブータンの子どもたちにとても懐かれているようすだった。

ブータンという国は、そんなに人を癒す国なのか。

ブータンといえば大好きな映画がある。
今回の「LOVE ASIA」に、ひとしお興味がわいているのも、もちろん旅人が山本くんだというのもあるが、大好きな映画の影響が大きい。

映画のタイトルは
 「ザ・カップ/夢のアンテナ」(1999年ブータン・オーストラリア共同制作)

ブータンが、初めて世界に送り出した映画で、各国の映画祭でもひっぱりだこになった作品。
主人公は、現代文明とは遠く離れたヒマラヤ山麓の仏教寺院で親元から離れて修行している少年修行僧たち。彼らだって現代の少年たち、サッカーが大好き。ワールドカップのTV放送を見るために、あの手この手を使って衛星放送のアンテナを手に入れようとする姿を描いたほのぼのコメディ。

山本くんの手を奪い合ったという少年たちの話にも、、ザ・カップの少年僧たちのしたたかなかわいさが重なる。

ブータンとサッカーの話で印象的な話がもう1つ。
2002年、日本でワールドカップが決勝戦行われていた頃、ブータンでももう1つのワールドカップ決勝戦が行われた話を覚えている人も多いはず。
FIFA最下位を決める試合だ。対戦したのは、当時のFIFAランキング203位のカリブ海に浮かぶイギリス領モントセラト と 202位のヒマラヤの高山に位置する小国ブータン。結果は、たしか4:0でブータンの勝ちだったと記憶しているが、これにも興味深いエピソードが詰まっていたらしい。
この試合もドキュメンタリー映画が作られている。
「アザー・ファイナル」。これはまだ見ていないが、なかなかの仕上がりらしい。なにより、着眼点がすごいよね。
このドキュメンタリー映画は製作上映の経緯がすばらしい。ここにもほっくり温かなエピソードがあった。

ミーハーな興味にすぎないかもしれないが、不思議に惹かれるブータンという国。
あす、山本耕史くんが、案内してくれるんだね。
まちどおしい。
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by windowhead | 2005-02-26 14:09 | 至福の観・聞・読 | Comments(4)

視聴率しか書けないのかーーゲンダイネットの記事に思うこと

「大河ドラマ「義経」の第一の勝因は?」とのタイトルで、義経の視聴率が高いことを紹介したゲンダイネットの記事がアップされていた。

この記事、読んでいるとちょっとこわい。
なにがこわいって、一素人の感想としか見えない文章を報道(ニュース)として扱っているところ。
この記事の前半は、たしかに、報道だ。
義経は、高視聴率だし、その理由の一つにマツケン人気があるというところは、事実でしょうから。

しかし、そのあとの部分は報道ではなく、感想でしょう。

「ここにきて話題になっているのが脚本の素晴らしさである。」
とあるが、どこで話題になっているのだろうか?
批評家たちが、まだ7回しか書かれていない脚本をすばらしいと評価し話題にするだろうか?すばらしい脚本であると言いたい為の「裏づけ」にするために「話題になっている」という言葉を勝手にもってきたのではないのか?

「新選組!」を担当したのは人気脚本家の三谷幸喜で、ありえない場面設定や受け狙いの言葉遣いが問題にまでなった。あれで視聴者は一気に熱が冷め、視聴率もボロボロになった。

とも書かれているが、ありえない場面設定(?)ということで物議をかもしたのは確か。しかし、「受け狙いの言葉遣いが問題にまでなった」とは、なんのことなのか?
昨年、「新選組!」をかかさず見て、それに関するブログや新聞、雑誌などもかなりチェックしてきたつもりだが、受け狙いの言葉遣い問題というのは初耳だ。

さらに言えば、記者氏が言うところの「ありえない場面設定」なら、義経にもある。
清盛が義経をかわいがり、義経が清盛を慕ったという設定は、昨年の龍馬と近藤が知り合いだったという設定と同じレベルにある。どちらも、そんなことはなかったとの記録がないかぎり、同じ時代同じ場所にいたなら、ありえるという歴史のすきまをつむいだやり方を取っているわけだから。

記者氏が、さすが!とほめる日本脚本家連盟理事長も務めるドラマ界の重鎮・金子成人氏の脚本作りのプロセス、
金子氏は新聞のインタビューで「キャラクターを意識して履歴を書き、どんな人物なのか“デッサン”を描く」と語り、それをキッチリと実践しているようだ。
とのことだが、これって、ドラマや演劇の脚本を書く人ならあたりまえのことで、三谷氏だってやっているだろう。三谷氏がそれをわざわざ言わないのは、あたりまえすぎて、言うほどのことでもないからだろう。金子成人氏だって、こんなほめ方をされては、恥ずかしくって穴にもはいりたい気持ちだろう。

つまり、この記者氏は、脚本というものについて素人なのだ。

視聴率が高い、脚本家が肩書きがある重鎮だという事実から、あとは記者氏の憶測で書かれた感想が報道記事になるところが、ある意味恐ろしい。それに、1つの事柄をほめるために、その対極に持ってきたものを必要以上に貶めるというやり方に悪意を感じる。いっそ、記者氏の名前を出した署名記事であれば、感想として受け止められるものを…。

芸術やエンタテイメントの良し悪しを視聴率勝負という尺度で見ることほど、バカな見方はない。
好きなものを楽しみ心豊かになるために芸術やエンタテイメントはある。
分かりやすいドラマが好きな層もいれば、より高度な仕組みのドラマが好きな層もいる。
「義経」と「新選組!」は見ている層と質が違うのだ。層の厚さだけを判断基準にするとなにかを見誤る。

笑止千万、いまだに続くゲンダイネットの三谷叩き

「新選組!」を支持した層は、上記の記事で白牡丹さんが書くように、熱い。
それは、昨年1年間で、ドラマを通して培ったファン同士、「ほぼ日」や一部TV雑誌のスタッフの人たち、そしてドラマの製作者や出演者たちとの「ゆるやかなつながり」を信じているし、それを作り上げてきたという自負があるからだ。ネットワーク力と行動力と表現力と購買力をもった「新選組!」ファンたちは、今でも、「新選組!」のためにスタパに集まれ!と声がかかれば飛んでいくだろう。

一つのドラマの視聴者たちが、ファンの声を結集して放映終了前に完全版DVD-BOXの発売をNHKに決断させ、5000セットで大ヒットというセルビデオで2万セットの予約を獲得したという「事実」のほうが、大河ドラマのネタとしては興味深いと思う。
また、この層をどのように今後の大河なり、他局のドラマなりに取り込んでいけるかを予測するほうが、使い古された視聴率ニュースよりおもしろい記事になりそうだがなあ~~。

というのが、たかが、一ブログの素人書き手の私の感想。
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by windowhead | 2005-02-25 03:59 | 新選組!な人々 | Comments(5)

ネットとメディアの融合の利点(エランドール賞報道を例にとりながら)

「リンダ」も来たことだし、あの熱い舞台を振り返りたいんだけど、やっぱり気になるのが新旧メディア攻防。

今日の朝日新聞記事「ライブドア堀江社長との一問一答」のなかで堀江氏が、放送と通信の融合の利点を語っている。
「インターネットはオンデマンド(任意のタイミングで見られる)、インタラクティブ(双方向性)、ニッチ(少数の希望にも対応する)の3点が強み。テレビやラジオと融合すれば、たとえば、トーク番組の放送終了後もネット中継できる。それで視聴したいと言う人はいるはず」

わかるわかる、あんたが言おうとしていることを、私たちは、やっているんだよん!ニッチ好みなもんで。つい最近も、通信(インターネットやメール)の利点を活かして、ある情報にたどりついて、盛り上がったではないか。

その情報とは、エランドール賞報道
この報道をとおして、堀江氏が言っている利点を具体的にたどってみたい。

●山本耕史氏がエランドール賞を受賞するらしいという情報は、1)氏のオフシャルホームページ」と2)山本ファンの「ブログ」などで、流れた。(事前には、旧メディア(新聞、テレビ、ラジオ)での報道はなし)

●2月17日が授賞式という情報も、1)2)と3)エランドール賞関連HPから取得していたので、翌日TVで授賞式の模様が放送されると予測し、翌日の朝のワイドショーに期待。

●18日朝のフジTVでチェック。数分の報告として流れた。
●流れた映像には、山本氏のピンショットやコメントはなく、女性受賞者中心。なぜか伊藤美咲の全身を足から舐めまわすカメラワークがしつこい。(TVマンの好みはこんなところにあるだ!と驚く。朝のワイドショーの主な視聴者は主婦や女性たち。女たちは女優の情報より男優の情報が欲しいのは、普通に自然なこと。山本氏がマイナーというのなら、成宮氏はどうだ!いまやジャニーズを凌ぐ若手イケメンではないか。なのに、成宮・山本スルーで女性ばかりというのは、放送する側の趣味の押し付け。放送の公平性にも反する。第一、朝からオヤジ目線でいやらしい)

●当然、山本ファンの私は不満。でも、この放送の絵でTVに期待できないと思い、その後のTVニュースは追わない。

●新聞にエランドール賞の記事は載ったのかな?まあ、それほどのニュースではないと判断されても無理もない程度の賞なのかな?=誰の判断だ!記者かデスクか?新聞には期待できない。スポーツ新聞は取り上げていたみたいということで、スポーツ新聞をチェックに行く。(これで思ったが、毎日同じ新聞をみなければいけない宅配は無駄使い。新聞は、売店に買いに行くことでOK。その日好きな記事のあるものを選べる利点は大きい)

●夜、いつも訪問する新選組と土方ファンの「白牡丹のつぶやき」ブログで、以下の記事発見。

エランドール賞授賞式の報道を求めてウェブの海を徘徊している同士たちに、ご案内。
 ヤフーのビデオニュースで、授賞式の模様が見られます。
Yahoo! News 芸能会見


●さらに、 「ASYLUM~山本耕史ファンによるつれづれ日記」でも、複数の動画が見られるサイトを紹介していた。
>しかし今はなんとも便利な世の中でございます。
ネットでこのエランドール賞授賞式やその後のインタビューの
ニュースが見る事が出来ます。
『goo動画ニュース』
『Yahoo!ニュース-芸能会見』
『ocn×Dreamnet ジューシースタイル-国内news』


●そのほかにも、多くの、「大河新選組!」ファンブログや山本ファンブログに動画配信や、携帯配信、有料情報などのサイト紹介がアップされていた。
これらの情報は、それぞれのブログやサイトの訪問者から広まり、その後、多くのブログに、ぞくぞくと山本氏のコメントへの感想などが、書き込まれていた。

●それぞれの動画ニュースの内容も微妙に違っていたが、朝のTVで流れたものよりは、どれもずっと満足のいくものだった。(少なくとも受賞した俳優全員のコメントは聞けた)

これぞ、最初にあげた堀江氏の言うオンデマンド放送

TVのように放映時間に制約されることがないので、充分詳しい内容がアップできるし、好きな時間にゆっくりと視聴できる。さらに、もし、もっと詳しい情報が欲しければ、有料でどうぞという仕組みもできるはずだし、無編集の素材をアップするということもありでしょう。なにがいいかは、見る人が選べばいい。これが一番公平な情報配信だと思う。

インタラクティブに関しては、今回のことでは、あまり利点はなかったが、インターネットがなかった時代に比べれば、TV局は、視聴者の反応を集めやすくなっているはず(番組サイトの掲示板など)。

ニッチへの対応も、まさに、山本ファンというニッチな私たちの満足度だよね。

つまり、堀江氏がいう、放送と通信の融合の利点というものを、ブロガーたちは、当たり前のように利用しているわけで、フジサンケイグループにアプローチをかける堀江氏のビジョンというものを具体的に享受し、駆使しているわけ。
堀江氏のビジョンが見えないと噛み付いていたTVキャスター嬢や評論家さんたち、こんな当たり前のことがわからないとは、実はネット使えないのかもしれませんね。そんな人が旧メディアにはいっぱいたりして…(これ、かなり怖い。)

じつは、朝日新聞のこの記事、ほかにもすごくおもしろい部分があった。朝日の記者は
「地上波デジタルなどで、既存メディアも通信との融合に取り組んでいます。」
と既存メディアを擁護していますが、これに対し堀江氏は、
「マスの情報を垂れ流すという放送側の論理でやろうとしている。…中略…ネットの世界とは考え方が違う。。…中略…地上波デジタルそのものがナンセンス。ネットが発展する前の発想で多額の金を投じている。大金を使わなくてもいまやネットでできる」

と言っている。

地上波デジタルの一番痛いところをついている発言で、正論。
地上波デジタルは、国を挙げて無駄をやっているということを、初めて表に出して言及してくれたホリエモン。
おばさんは、山本くんと同じくらい熱をあげて、君を応援する。

さてさて、男性方も、行動派がいるようです。
>>株は世につれ、世は株につれさん「サンスポ定期購読やめました」とは、早い!
このブログ、株のこと、詳しい。
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by windowhead | 2005-02-24 14:41 | 至福の観・聞・読 | Comments(3)

ヘタレNO.1,ミネリュウをみて考えた…

またまたライブドアがらみの話だけど…

TV側は、タレントを使って、堀江氏のイメージを、「金にものをいわせた乗っ取り屋」、「ビジョンを語らない礼儀知らずの若手経営者」というところに持っていこうとしている。タレントを使って、というところにポイントがある。無責任な情報も感情論も出しやすいからだ。

そんな卑屈なお抱えタレントの発言で一番笑ったのが「あっこにおまかせ」の峰竜太氏。
堀江氏生出演の番組で「事前にフジテレビにお伺いをたてて株を買えばトラブルにならないのに」と真顔で言って、和田あき子氏からさえ、「それはないだろう」とあきれられていた。
今年のヘタレナンバーワンはミネリュウ決定。
こいつが、朝のワイドショーをやっているから、困ったものだ。相棒の浅木なんとかという女子アナあがり嬢も、「堀江氏はビジョンが見えない」というコメントばかりいうが、勉強不足を公言しているようなもの。(インターネットを使っている人たちは、子どもでも放送と通信の融合がどんなに便利か体感できている。)

また、堀江氏が切れたと報道された日テレのニュース番組で、2人のキャスター氏(特に女性のほう)が「テレビ局で働く人はみんなあなたに来て欲しくない。社員の協力が得られないのになぜメディアに手をだすのか」と、必死で堀江氏に噛み付いていたが、このインタビューで見えたものは、メディアで働いている人の保身と特権階級意識。
今のメディア程度の人材なら一般にごろごろいる。総替えだって簡単だと見える。だから経営陣に他の価値観が加わることが恐ろしいのだろう。
普通に見ていて、平常心を失っていたのは、インタビュアー側だというのが丸見えの番組だったが、次の日の新聞記事(まあ、スポーツ新聞だろうが)の見出しは、「堀江氏、キレる」だもんね。
発信者の意図で情報の姿は変わるという見本だよ。
インビューされる側の話の内容も理解しようとせずに、自分の質問に話を誘導しようとするインタビュアーの姿勢があまりに顕著に出てくれば、堀江氏でなくても良識ある人は、「ちゃんと話を聞けよ!」とキレたくなる。

TV局お抱えタレントやお抱え評論家たち、生え抜き社員たちが、すでに外聞を気にすることなく必死に堀江氏のイメージダウンに加担している。
TVとは、それほどおいしい世界なのだ。
だれだって、参入したくなるのはあたりまえ。企業家ならなおさらのこと。どうみても私には堀江氏がやっていることはあたりまえのことにしか見えない。さらに、メディアと通信の融合が期待でるわけだから、応援するのはあたりまえなのよ。


そうそう、TV側は、TVは企業といっても、公共性が高いと必死で唱えている。どんな部分を彼らは公共性と言っているのだろう。
NHKが公共性を語るのならわかる。しかし、民放って、CMを提供する企業が大きな力を持っているわけで、これらの企業の意思が反映しているメディアを公共性があるというのは、おかしい。
第一、視聴率第一主義と公共性とは矛盾する姿勢だよね。これだけでも、今の民放がおのれに公共性があるというのは、恥ずかしいこと。
だから、タレントなどの口をとおして言わせているのだろう。つっこまれれば、自分たちは言っていないと言えるし、タレントの言葉を信じるなんて…と切り替えしてくるのかも。無知で悲しいのはタレントと翻弄される人々となる。ヤダよそんな役割は。

テレビ番組がただで見れるのはTV局があるからだと言う人もいたが、ただで番組が流せるのは、電波というものすごい利権を持っているからでしょ。
それから、それから、電波が巨大な利権になる理由に、使用できる電波帯域が日本は限られているということもあるのでは。
なぜ限られているか?それはね、かなり好条件の帯域を在日米軍が使っているから。アマチュア無線の人にきいたところによると電波帯の最良の部分は米軍御用達らしい。(一部電波帯をかえしてもらったかどうか公にしろよ!という論議が昨年の国会の委員会でもとりあげられていはず。探せ!インターネット。あった!たけまさ公一ホームページより 2004.4月27日 「国民保護法制等」の質疑応答

有事では、民放も公共性を求められるのだろうが、それでも国の情報発信基地としての役割であって、市民の死活レベルのことではないはず。

市民主導のメディアが欲しい。それが、いちばん叶い易いのがインターネット。

それがわかっているから、おばさんはインターネットでの情報収集やネットワーカーたちのつながりを大事にしているのですよ。(平時は、ほぼ趣味の領域で使っていますが…)
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by windowhead | 2005-02-23 12:52 | 日日抄 | Comments(1)

大河「義経」って、今回の放送の時点で何歳なの?

白牡丹さんも、そろそろ義経がきつくなったとこぼしているけど、私もね。
  
白牡丹的には、「この時、○○様は……という心境だったのでございます」といちいち解説を入れられる紙芝居的な展開に、ちょっと飽いている。登場人物の内面心理をセリフや演技から読み取る必要のないドラマなんて……



新選組でドラマのスピード感やリズムに慣れてしまっているため、どうしても義経のもっさりした演出に飽き飽きしはじめている。
不思議なのは、ものすごく豪華な俳優陣で女優もいっぱい出ているし、衣裳も豪華なはずなのに、なぜか華やかさがないのね。
新選組のメンバーが勢ぞろいしたポスターがありましたが、それのほうが華があるもの。活きの良さというのは一種の華だと実感しますね。

女優陣のメイクがナチュラル過ぎるので美が表現されません。

またまた、もたもたする理由の1つに、それぞれの俳優がやっている役の年齢がわからないので、行動が理解しにくいというのがある。
そこで、ちょっと、調べてみた。
第7回の時点で、おおよその年齢を調べてみると

遮那王(タッキー)=15、6歳
頼朝(中井貴一)は義経より12歳上だから 27,8歳
北条政子(財前直美)は義経より3歳上。18,9歳

平清盛(渡哲也)57,8歳
平重盛(勝村政信)義経より21歳上だから、36,7歳
平宗盛(鶴見辰吾)は義経より12歳上。27,8歳
平知盛(阿部寛)は義経より7歳上。22,3歳
平重衡(細川茂樹)は義経より2歳上。17,8歳
平維盛(賀集利樹)は義経より1歳上。16,7歳
平資盛(小泉孝太郎)は義経より2歳下。13,4歳

タッキーと細川茂樹と賀集利樹と財前直美はほぼ同じ年頃で、小泉孝太郎はタッキーより年下。勝村政信と阿部寛は、15歳くらい勝村が上。配役上ではね。
これ、普通に見ていたら役者の年齢をひきずるからわかりにくいんですよね。

今週の義経で賀集利樹と小泉孝太郎の牛車が公家の牛車と喧嘩して負けて逃げ帰っていましたが、中学生が頭領の牛車ですから、喧嘩に負けるのもあたりまえかもね。

義経の楽しみ方、今のところはすけ殿(頼朝)と政子のかわいいのかボケなのかわからない初恋モードかな。

義経を観続ける人に便利な情報サイト「大河ドラマ義経」後略サイト「オールイン義経」
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by windowhead | 2005-02-22 02:22 | 至福の観・聞・読 | Comments(3)

思いがけない「リンダ・リンダ」

今朝、九州地方の山本耕史ファンには思いがけないサプライズ番組があった。

JR九州提供の15分番組「味わいぶらり旅」。
鴻上尚史氏が有明海沿岸を訪ねておいしいものを食べるという企画だったが、諫早湾干拓の堤防を訪れる鴻上氏。この風景から生まれた作品があるとして「リンダリンダ」のシーンが2度ほど挟み込まれた。

久しぶりの「リンダリンダ」。
もう数日後には、DVDが届くのだが、それでも食い入るように見ましたね。

出てきたシーンは、
山本耕史のトレイントレインソロや風船爆弾を歌いながらアクションする松岡充、あさはやわん堤防におりたったメンバー、携帯電話で弟にライブ宣言するヒロシ、大高さんとバンドの話をするヒロシ、トレイントレインの列車シーン、など

あわせても1~3分分くらいのシーンだが、リンダを観た人には、うれしい再現だし、見ていない人にも、「なに、これ?」という興味をいだかせたカットだと思う。

「リンダリンダ」で鴻上氏は、はじめて取材旅行したとか。(取材旅行とは書くものの締め切りがあって、その取材のために旅にでることと言う意味で)
リンダで伝えたかったものは、決して諫早湾問題だけではないのに、それのプロパガンダとしてこの作品が、他の方面から利用されることを一番恐れる私だけど、公共事業の矛盾がとてもわかりやすく描かれていたのもたしか。

鴻上くんが何をたべたかより、リンダのほうが気になったと、諫早湾に関わっている友人からメールあり。

鴻上くんは、諫早名物「北御門」のうなぎのひつまぶしと、諫早湾そいの牡蠣小屋(とりたての牡蠣を小屋の中で七輪でやきながら食べさせる季節限定の小屋)で、牡蠣やヒオウギガイやタイラギを食べてた。

番組にはめ込まれたステージの映像は、番組側の取材のものか、鴻上@ネットワークからのものかは分からないが、きれいな映像で、音もクリア。DVDの仕上がりのよさは期待できそう。

この番組、来週も鴻上さんが有明海を旅するようですから、また、リンダの映像があるかも??
私のところでは、日曜朝10時15分から15分間。製作はRKB。
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by windowhead | 2005-02-20 15:14 | 至福の観・聞・読 | Comments(2)

童顔足長・山本耕史くんの密かな呼び方(我が家風)

今朝TVをつけるとエランドール賞授賞式の風景が飛び込んできた。
はるかに年下の他の新人賞受賞者の中にあって28歳に見えない山本耕史くんの初々しさに驚きです。やはり独特のキャラクターの持ち主なんですねえ。

この山本耕史くん、ブログでは、親愛を込めていろいろな呼び方で呼ばれているようです。「副長」「ヤマコー」「やまも」「帝王」などなど、ファンの人たちの愛情あふれるブログのなかでさらに際立つ山本くんで、楽しく読ませてもらっています。

じつは、私の周辺でも、ある呼び方があります。

「アトムくん」

なんじゃ、それは!!と言われそうです。
私の周辺は、オトコっぽいのが多く、SFファンや漫画ファンが多いのです(汗;;)
「アトム」は、浦沢直樹が描く「PLUTO=プルートゥ」に登場する少年型ロボットです。

b0009103_1624558.jpg「PLUTO=プルートゥ」は、手塚治虫氏の代表作『鉄腕アトム』なかでも名作とされる一編「地上最大のロボット」をモチーフに、浦沢直樹氏が描く近未来SF漫画で、「ビッグコミックオリジナル」に月1回で連載されています。
人間とロボットが共存する平和な世界で、世界の高性能最強ロボット8人のうちの1人が破壊されたことから物語がはじまり、次々と8人に魔の手がせまります。
日本の最強ロボットで8人の1人が少年型ロボット「アトム」。
このアトムくんは、手塚版アトムと違って、とんがり髪のレスリングパンツ姿でもなく、普通の小学生の姿をしています。
人間や他の動物の心が感じ取れるアトムくんが、悲しみや憎悪などにシンクロして傷ついたり泣いたりする姿は切なくて抱きしめたくなります。こんな幼い姿の彼が、いずれは、未知の力と戦わなくてはならないのです。(本家・鉄腕アトムによれば)

インタビュー雑誌などで、赤ちゃんのように完璧な山本くんの頭の形を見るにつけ、浦沢版「アトム」くんの姿が思い浮かんでくるわけです。これは、どうも私だけでなく「PLUTO」と「大河・新選組!」を見ている周りの友人もそのようで、「あのアトムくんの舞台が…」で通っています。
(「PLUTO」は第1巻が単行本になっていますが、アトム君だけを見たい人にはお勧めできません。アトム君の登場は、最後の2ページのみ。顔がみえるのは、1カットだけだからです。それでも、できれば、「PLUTO」を読んで欲しいというのが、浦沢ファンとしての偽らざる気持ちですが。)

「早く年を取りたい」(アクターズスタイルのインタビュー)という山本くんは、自分の童顔をもてあましているのかもしれませんが、イノセントな役から非情な悪役まで演じられる彼の強みがあの「赤ちゃん顔」にもあると思います。
人間だけでなく、ロボットやアンドロイドにだって、違和感なくなれそうです。こんな俳優、そんなにたくさんいません。(バッタを演じたオダジョがいますが、なぜか最近の彼のキャリアからバッタ=仮面ライダーは消えています。)

SFファンとしては、近未来SFの名作「ブレードランナー」の脱走レプリカントのリーダー、ロイ・バティーを28歳のアトムくんに演じてもらいたいほどです。

ラスト近くの名シーン、死ぬ間際のロイ・バディーが言う名台詞。

「俺は、おまえら人間には想像もできないものを色々見てきた。
オリオン座のそばで炎に包まれた宇宙船。
タイホンザーゲートのオーロラ・・・

そういう思い出もやがて消える。
時がくれば涙のように、雨のように、

その時がきた・・・」

そして、ロイは動かなくなり、止むことのない酸性雨がその顔をつたって流れる。
そして、飛び立つ白い鳩。



考えてみれば、新選組!が始まり、金髪の山本耕史くんをインタビューかなにかで、久しぶりにみたときから、このシーンをやって欲しいと思っていたようです。

28歳のアトムくんでなければできない役だと思うのですが…。

ウエストコーストは一日雨。
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by windowhead | 2005-02-18 16:26 | 男たちの眺め | Comments(2)

志(こころざし)が低いのはメディアや経済評論家のほう…ライブドアのニッポン放送株取得

ライブドアの堀江貴文社長がニッポン放送株35%を取得した話。

堀江社長の8日の記者発表内容は、
ニッポン放送の発行済み株式の35.0%を「長期保有する」
ニッポン放送が筆頭株主となっているフジテレビジョンを中核とする「フジサンケイグループと資本・業務両面で提携して、ネットとテレビ・ラジオを融合したビジネス(ポニーキャニオンの持つ音楽や映像などをネットで配信するなど)をめざす」
ということでした。

これに対して、マスコミや経済評論家などがいろいろと言っています。
一番多いのが「高値で売却し利益を出す狙いではないか」ということです。
この憶測を あたかも本質を見抜いたと言わんばかりに解説する日本のマスコミや経済評論家に、あなたの志や分析力は、その程度なのかとがっかりします。

もちろんライブドアもビジネスですから、業務提携が上手くいかなかったり、事態が急転すれば買った株を手放すこともあるでしょう。でも、堀江氏の本来の目的は、会見での発言どおりメディアミックスによる新しいメディア創りにあると思います。
通信業者がメディアを買収し新しいメディアを創ることは、アメリカをはじめ世界のメディアの現状をみれば当然の成り行きです。
いくらなんでも、日本のマスコミや評論家たちが知らないわけはなく、そうなると「高値で売却し利益を出す狙いではないかという憶測には、既得権を守る側の悪意のある情報操作が感じられてきます。

特にワイドショーでは、「堀江氏はマネーゲームを煽っている無責任な若手経営者」というイメージを定着させようとしていること、ありあり。
10日の「スパモニ」でも経済アナリスト?紺屋典子氏が、そのように決めつけ、由々しき経営者だと発言していましたが、紺屋さん、あなたはそんなことが言えるの?と言いたいです。
彼女は、バブル時に、株を買え買えと煽った1人です。さらに、彼女が主張していた財政主導の景気対策は、今どうなっていますか?財政主導の景気対策のために日本は破産しそうな借金を抱えた国になっているのです。
ある意味、経済アナリストとしてはすでに失敗している彼女をコメンテーターに選んででも、堀江氏を叩きたいメディアの本音があからさまに見えてきます。
既存のメディア(テレビや新聞)は、既得権が脅かされる通信と放送の融合を阻止したいのです。

メディアは公共性が高いのでビジネスの道具にしてはいけないというふうな、発言もでてきています。
でもそれもどうかと思います。すでに、テレビ局はスポンサー企業の言いなりであることを一般の私たちでも知っています。
新聞はどうでしょう?最大手の朝日、読売などの経営状態は情報公開されていないそうです。事件があれば、情報公開云々といって噛み付いている記者さんたちの母体が情報公開していないのですから、そんな会社の発行物に公共性があると思えますか?

はからずも、今朝のワイドショーで、「公共性の高いメディアをビジネスの対象とするのはいかがなものか」という日本総研アナリストの発言に対し、塩爺が「メディアもビジネスの影響を受けるものであるとの認識が必要」と言っいました。冷静な視点という点で塩爺に理があると思います。

それにしても、なんでこう堀江氏は、波紋の起こることばかりするんだろうね。

なんとなく、思うのですが、堀江氏は、もう待てない!と思ったのでは…?

インターネットが商用化されて、10年です。
私も日本のインターネット黎明期からその世界の端っこのほうにいた1人です。そのころ、一瞬にして世界と繋がるツールを体感した者たちがまず感じたことは、、新聞やテレビの情報の遅さと少なさと偏りでした。一部の人たちだけが発信源になるメディアから、すべての人が発信源になり受信者になるメディアへ「メディア革命」が起こるというワクワクするような思いでした。
ところが、10年経っても日本のメディアは旧態依然としているし、ことごとく新規参入を拒んできているのです。
「どんどん閉塞していく日本と共倒れしないためにも、自分たちが思っていることを間違いなく伝える手段が欲しい。」堀江氏は、そう感じて行動しているのではないかなと、思っているのですが、贔屓な見方でしょうか。


球界進出にしろ、今回のことにしろ、結果的にぶつかることになった相手はメディア(讀賣新聞、フジテレビジョン)でした。ライブドアは幻冬舎の子会社と合弁して出版業務に進出するようです。こうしてみると新しいメディアを創りたいという一貫した姿勢が見えてくるのです。
一見やんちゃそうなおにいさんに見える堀江氏ですが、志(こころざし)の高さに嘘はないような気がします。

それは、総務省を相手に、携帯用の電波割り当てで裁判をしているソフトバンクの孫正義氏にもいえると思います。彼がやっている裁判の本質は、日本の電波行政をもっと開かれたものにすることであり、新しいメディアの設立を容易にすることだと思います。

堀江氏も孫氏も、ぶつかっているのは「既得権という日本の悪しき不公平」なのですから、庶民である私たちが応援したくなるのは当たり前。
三木谷より堀江が好き!という一般の人たちの直感は健全だと思います。お抱え評論家やメディアの雑音に紛らわされることなく直感を信じてみたいと思っています。
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by windowhead | 2005-02-12 12:38 | 男たちの眺め | Comments(4)

ヒューグラントを目指すとはあっぱれなり!谷原章介

仕事をしながらNHKスタジオパークをみていたら、ゲストが谷原章介。
仕事中断、集中!!

春に向けたライトグレーのスーツにノーネクタイ、靴はキャメルバックスキンのプレーントウ?注目すべきはジャケット。カラーの幅が狭くVゾーンが深い2つボタン。そろそろ、このスタイルが帰ってくると予測していましたが、タニショーで見せてもらえるとは眼福。(まあ、これはメンズウエアチェックが趣味の私の個人的な喜び)

完璧なウォーク、微動だにしないカメラ目線の表情、口角を意識的にあげる微笑み、そして、あのベルベットヴォイス…なんともいやみなまでに完成されています。

でもそんなことは、どうでもいい!「ヒューグラントっぽい役をやってみたい」という一言に尽きる。

谷原章介の、お育ちのよさそうな、ハンサムだけどちょっと頼りなく、それでいて、はなもちならないけど根はお間抜けな雰囲気は、ヒューグラントだよなあと漠然と感じていた。

ヒューグラント好きの私には、日本の俳優では、彼のような雰囲気は無理と思っている。

なにせ、オックスフォード出身ですぜ。頭いい切れ者のはずなのに隙ありあり、イギリス時代から、なんとも不思議な映画にばかり出ている。アメリカで花開いたと思えば売春婦と一緒にパパラッチされるし、ぼろぼろになるし、もうだめかと思っていたらジュリアロバーツなんかと共演しちゃって、ちゃっかり男をあげちゃいました。最近はとうとう英国首相役までやりましたぞ。(といっても、独身で恋にメロメロになる首相ですが)このままでいけば、お年をめすと、アンソニーホプキンスみたいな格調高いが怪しい俳優になるのではと期待しております。

タニショーが恐れをなしそうな、ヒューグラントの怪しい映画をいくつかあげてみよう。

・デビュー作の「モーリス」。きれいです。同性愛のぼっちゃまです。
・「白蛇伝説」。なにせ異才ケン・ラッセル監督のゴシックホラー映画ですから、こわいですが、どことなくポップでおかしい。これって、ユーモア映画かも。
・私が大好きなスペインのゴシックホラー「幻の城」。ヒューは詩人バイロンの役です。バイロンの城で、フランケンシュタインと吸血鬼を生み出す物語。湖のほとりの静かな城のなかで起こる幻想的なお話。ヒューグラントの出演映画で一番好きな作品。
などなど、

・アカデミー賞作品「日の名残り」では、出張った演技もせず、アンサンブルに徹する。さすが、舞台出身。
・「ウエールズの山」ユーモアのあるイギリスらしいお話を楽しんで演じている。
・ヒューのアメリカ人気を決定付けた「フォーウエディング」
ここらへんまでが、好きなんです。イギリス人らしくって。

そのあとは、「9ヶ月」や「ノッティングヒルの恋人」「ブリジットジョーンズの日記」など、人気街道驀進。タニショーが目指しているのはこのあたりだろう。
・で、最近の最高なヒューをみられるのが「ラブ・アクチュアリー」。こんな首相をえがけるのも、英国のユーモアと懐の深さ。

ヒューグラント、最高です。
久しぶりにヒューの作品について思いを馳せるきっかけとなった谷原章介、応援します。

ああ、幻の城を激しく見たくなった。
レンタルビデオ屋に走ろう。
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by windowhead | 2005-02-10 17:24 | 男たちの眺め | Comments(10)

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


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