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振遠隊戦士遺髪碑碑文を読む

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少し前にも書いたが
、長崎と戊辰戦争の関連で、振遠隊という官軍部隊がある。
長崎の地役人の次男三男や奉行所が雇っていた遊撃隊、海援隊の一部に隊員たちを結集して組織された官軍部隊で、高度な洋式軍事調練をうけた強力部隊だったようだ。その戦死者の」遺髪を収め招魂したことを記録した碑が「振遠隊戦士遺髪碑」だ。
建立以来すでに100年を越え、度重なる移設などもあって、振遠隊戦士遺髪碑の表面の剥奪が目立つようになってきている。

ゆっくり碑文を読みたいと思いながらなかなかできなかったが、幸運にも活字で起こしたものを手に入れたので、碑文を読み下ししてみた。
以下のようなことが書かれていた。

振遠隊戦士の遺髪の碑
 鹿島の谷口中秋が撰ぶ

長崎府の兵を振遠隊という。
明治元年、知府の澤公により隊兵に、官軍に従って奥羽の賊を征する勅を伝う。
七月十九日、我が兵の一大隊は、蒸気船に乗り長崎を発す。
総督九条左大臣、醍醐少将及び澤公にまみえて命を受く。
左大臣は旗章を賜う。
直ちに兵を進め、平鹿軍に到り岩崎川に戦う。戦は最も激しい。陣を最上口に進む。この時、米澤の賊降る。官軍は越に向い、我が隊は更に南部に向かわしむ。国見坂に戦いて岩手軍を攻む。
南部氏、降るを乞う。よりて進み、盛岡城に入る。既にして奥羽の諸城は皆平らぎ、王師、凱旋す。
総督府は我が隊に命じて、将て挙げて近衛兵と為さんという。
しばらくは、此れに在りて命を待つ。是において総督府の守兵となる。
この役に戦死する者は、士官にては西知彰等七人、兵卒にては峰宗之等十人なり。
箱館の役には、我が隊は、朝陽艦に乗りこれに赴う。
海上を転闘して進み箱館に低り、戦艦忽かに沈む。楽生二人戦死す。
此の年十二月二十六日、長崎小島郷の楠公社の脇に、新たに招魂場を築き,此に遺髪を葬る。
嗚呼、奥羽の捷は六軍の勤皇の功によると雖も、蓋し亦、我が隊の戦死する諸人の力に非ずと
謂うべからず。
吉村元善は、これまでに隊の中にあり。隊長石田栄吉及び同志と謀り、場中に石を建て、余に記すことを乞う。元善は、余の門人にして、現は陸軍少尉なり。
銘に曰く

為忠義鬼  為勤皇師 死生莫愧
永隣楠祠  岡高海緑  魂乎安之


明治十二年十二月二十六日   (中国)江蘇の子琴銭懌が書す





碑文を考案した谷口中秋とは、谷 口 藍 田とも称された。有田出身の儒学者。
青年期に広瀬淡窓や羽倉簡堂らに学んだ。佐久間象山らと交わり、内外の事情にあかるかった。明治維新前後は副島種臣、大隈重信らと共に国事に奔走したが、病を得て帰郷した。明治2年鹿島藩主鍋島直彬の招きで藩校弘文館の儒師兼藩の権大参事に任ぜられた。廃藩後は鎔造館に教授し、また家塾を開いた。沖縄・熊本・大阪など各地で経書を講じ、明治27年以降は東京で藍田書院を開いた。
おそらく碑建立時は、明治政府も一目置く国学者だっだったのだろう。
文字を書いた子琴銭懌については、まだわからない。
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by windowhead | 2008-02-29 17:54 | 長崎と幕末維新 | Comments(0)

「なでしこジャパン」に注目

女子サッカー日本代表、通称「なでしこジャパン」
男子代表は監督が変わることに「監督の名前ジャパン」なのに、女子は監督が変わっても一貫して「なでしこジャパン」。
選手が主役のゆるぎない健全なチームだ。ぜひとも女子サッカー日本代表があるかぎり「なでしこジャパン」の愛称を貫いて欲しい。

さて、なでしこジャパンの人気選手 澤 穂希さんと荒川恵理子さんが、ハンドボール男子の宮崎選手ととも、手作り料理の腕を競うバラエティ番組に出演していた。番組を制作した時期があのハンドボール熱が盛り上がった時期だったのだろうか、あきらかに宮崎選手を王子様扱い。澤さん荒川さんは、元ヤンキーの女優や狂言師の妻やメタボリ店員芸人と同じかそれ以下の扱いだった。
宮崎選手はすばらしい選手だけどハンドボール男子は五輪予選無冠、女子サッカーは東アジア選手権優勝だし、北京オリンピック代表。スポーツ選手の格でいけば澤さんのほうが明らかに上だよね。それでも、利発な澤さんとお茶目な自然体の荒川さんは、終始にこやかで控えめに番組に溶け込んでいた。さすがチームプレーを大事にする選手たち、その日の自分の役割が宮崎選手の引き立て役だと理解するとあっさりとその役をこなしている。こんな澤さんたちの配慮にたいして、TV局の気の利かないこと!テロップでもいいから、「なでしこジャパンは東アジア選手権優勝し、北京五輪出場も決定しています!」や「澤選手、東アジア選手権MVPおめでとう」くらいの情報は流して欲しかった。

その「なでしこジャパン」に東アジア選手権優勝のボーナスが日本サッカー協会から支給されるらしい。金額は一人当たり20万円とのこと。男子が優勝していたら一人当たり100万円のボーナスだったというから男子の20%しかない。それでも普段は男子の10%相当なので20%は大奮発らしい。
なんだか、けちくさいな~。
男子の分がいらなくなったのだから、それをそっくり「なでしこ」さんたちに支給してもいいだろうに。

それでも聡明で志の高い「なでしこジャパン」は、一時のお金より、プレー環境の向上など未来に可能性をひろげることを優先しているのだろう。
以前も書いたが、今年1月18日、日本サッカー協会が画期的な決定をした。
子育て中の女子日本代表選手が大会や合宿に子どもを連れていけるようにする「なでしこジャパン育児サポート制度」の導入を決めた。1歳6カ月から3歳の子どもを持つ選手が国内外に遠征する際、子どもとベビーシッターを同行させるのに必要な費用を協会が負担する。シッターは原則、親族だがプロを雇うことも可能。というものだ。米国サッカー協会、ノルウェー五輪委員会に同じ制度があるが、日本国内でこのような制度を持つ競技団体は初めてらしい。

一般社会でも出産した女性が仕事を続けるための環境整備はまだまだ整っていないし、サポート体制も不十分だ。そんな中でママさん選手が日本代表として心置きなく活躍するための育児サポート制度の導入は働く女性の支援方策に1つの風穴を開けたともいえる。

地道な活躍で着実に女子サッカーの地位向上と環境を切り開いている「なでしこジャパン」の彼女たちは正真正銘「かっこいい女たち」だと思う。
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by windowhead | 2008-02-28 03:29 | 紙のフットボール | Comments(0)

いまさらだが、中澤佑二こそ日本代表の大黒柱!

中国戦の後だっただけに、サッカーを見た、応援したという感じ。
個人的には韓国戦はいやじゃない。
永遠の好敵手同士として切磋琢磨しあって世界を目指して欲しいと思っている。だから引き分けは残念だった。

大会を通して日本代表に感じたことは、中澤佑二選手と鈴木啓太選手のキャプテンシーのすばらしさ。
特に中澤選手のすばらしさを強烈に感じた。
強い、熱い、頼りになる選手だと思っていたけど、小技の上手い選手という印象はなかった。でも、競り合うときの身体の入れ方などは見惚れるほどの巧の技だった。さらに日本の守備の足かせになっていた内田選手の弱腰を鼓舞しながらしっかりプレーでもサポートしていた。現在の日本代表の大黒柱は中澤佑二選手であることは間違いない。

誰からも愛され、頼りにされ、献身的で誰も拒まない器の大きい「お兄さん」選手の登場は「キングカズ」以来だなぁ。


その中澤佑二選手の仲良しさんのひとり、セルティックの中村俊輔選手のファンサイトのから昨日メッセージが送られてきた。
CL杯バルセロナ戦でなすすべもなく完敗した中村選手は試合後のインタビューで「これまで対戦した相手でバルサは一番強かった。ミランやマンUとは違う。サッカー観がちょっと変わってしまうような強さだった。」と語っていた。「バルサに勝つためにどうすれば良いか今は見当も付かない」とも語っていたほど叩きのめされていた。

それでも俊輔ファンというのは 不思議とこんな言葉にも希望を感じるのだ。
「サッカー観がちょっと変わるような強さ」とはどんなものだったか、その片鱗が俊輔のメッセージの中にあった。

俊輔はメッセージで「ミラン、マンUのときは、しっかり守備をしていると、どこかで自分たちの時間が来たが、バルサは一度もセルティックの時間を与えてくれなかった。」それはあたかも「『攻撃は最大の守備』と言う言葉があるけど正にそれだった」と表現している。
日本代表を手こずらせる「徹底的に引いて守って、一瞬のチャンスにカウンター」というやり方を高いレベルで仕掛けてミランやマンUから点を取ったが、バルサはその一瞬のチャンスもくれなかった。

守りに守っても相手のミスがなければ攻撃動作にはつながらない。ならばリスクを犯しても攻めるしかない…オシムさんがアジアカップの後、個人のアイディアとか個人のスキルと表現して求めたものはこのリスクへのチャレンジだったのかもしれない。ただし、このリスクへのチャレンジは個人が勝手に動くという低レベルの攻撃ではなく、統一したディフェンス意識をベースにした高度な連携で行うものということかな。

攻撃的なパスサッカーの美しさと強さをバルセロナは俊輔に体験させてくれた。
最近日本では「仕掛ける」=「ドリブル」とばかりに、ドリブルが流行のようだが、完成度の高いパスサッカーのひとつのピースとしてメッシのドリブルがあるのだということをバルサは見せてくれたと思う。

中村俊輔のおもしろさは、突きつけられた課題を試行錯誤しながらクリアする醍醐味を知っているところだ。
彼の体験は、岡田監督も含めて日本代表の未知の部分だ。中村選手が日本代表に合流するのがいつになるのかまだわからない。「いらない」と言えるほど日本代表は高度に完成していないのだから、どこかで合流するのだろう。
そんな中村俊輔さえもしっかりと自分の羽の中に取り込んで日本代表を引っ張っていくような懐の深さを中澤佑二に感じた。
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by windowhead | 2008-02-24 15:20 | 紙のフットボール | Comments(6)

なでしこさんの決勝相手は…これまた、お恥ずかしい女たち

東アジア選手権の対中国戦をみながら、つくづくスポーツ選手の資質に知性が大事だと思いました。
知性というのは、学歴とか物知りとか勉強ができるというのではありません。
物事の本質がわかること、客観的な視野を持っていること、フェアであることです。
日本選手は大丈夫です。
「わるのり」世代といわれる安田ミチだって、すばらしい知性の持ち主です。疑わしいなら彼のブログをのぞいて見ることを勧めます。
言葉づかいこそ「チョー現代っ子」ですが、すばらしい表現力とヒューマニズムの持ち主だとわかるはずです。タレントのブログなんかとは一線画すクオリティです。

さて、本題。
TVでなでしこさんたちの試合が放映されないのが残念です。
日本一男前な「いい女」たちもサッカー東アジア選手権を戦っています。
最終戦に勝てば、優勝です。
その最終戦の相手が、なんと「中国」。

女子ですから、十六文キックだのカニばさみタックルだの首絞めなどないだろうと思いますが、まさかまさか、こんな手も持っていました。
手ごわいです。開いた口が塞がらないほど手ごわいです。さらにそれを「アリ」にしてしまう審判が女子にもいたのですから手ごわいです。

開いた口が塞がらないシーンは、以下のURLで見てください。

http://www.youtube.com/watch?v=vnyZePCNHAQ

今回の東アジア大会女子「中国」対「韓国」戦です。
赤ユニが中国、白が韓国。
後半ロスタイム、最後のプレーあたり。

中国のファウルで、韓国がコーナーキック獲得

ゴール前で、なぜか中国選手が倒れている。
スローモーションリプレイで見ても、倒れてうずくまるような激しい接触プレーなし(あからさまな遅延行為です)

     ↓
あんまり立ち上がらないのでその選手を外に出してプレー再開

     ↓
おや、外に出された中国選手がコーナーに走って行き、コーナーキックのボールを蹴って妨害しました。(ありえねーです)

     ↓
ピッチ上では一悶着。その中国選手にはイエローがだされました。

     ↓
そして、そのまま時間切れで試合終了です。
反則に対して、コーナーキックのやり直しも無く、試合終了です。


もちろん韓国は必死に抗議していましたが、受け入れられません。
その後ろで、かの恥知らずな中国選手は、満面の笑顔で仲間と称えあっていました。
この選手の満面の笑顔を見たとき、男子以上に悪質でずるがしこいと思いました。
審判も審判です。技量不足なのかアンフェアな立場だったのかは、この映像だけでは判断できませんが、遺恨を残します。
憶測で物を言ってはいけませんが、この審判も北朝鮮人なのでしょうか。

このような恥知らずなプレーやジャッジをした人たちは、普通の生活をしているとき、どんな気持ちでいるのでしょう。国の勝利のためにやったので間違っていないと思い込むのかな、それともそう信じているのかな。それでも良識のある中国人たちは子供たちに、あんな恥ずかしいまねはするなと教えるでしょう。
長い目で見て、彼らの行為は人生の汚点にしかならないと思うのです。
「知性がない」ということは、こういう判断ができないということです。

反面こんな話もあります。
昨年風邪の治療で受けた行為がドーピングとされてしまった川崎フロンターレの我那覇選手は、最初は、内心異議はあっても早期解決のため処分を受け入れていました。
しかし悩んだ末、選手生命を掛けて第三者の公正な判断を仰ぎたいとスポーツ仲裁機構に申し立てをしています。その記者会見の席で我那覇選手は「5月8日に処分をうけてから今日まで自分としては終わった問題ではなく自分が受けた治療が果たしてドーピングなのか真実が明らかになってほしい。自分はサッカーを裏切るようなことはしていないし、家族やサポータに胸を張ってサッカーを続けてやれるよう真実を明らかにしたい」「将来はサッカー選手になりたいといってくれる息子のためにも胸を張ってやっていきたい。」と言っていました。
結果によっては自分が大損をするかもしれないが、真実を明らかにし、納得することでサッカー選手として、人間としてのプライドを守ろうとする我那覇選手のような生き方に「知性」を感じます。
中国選手の生き方は、この我那覇選手の知性とは対極にあるような気がします。


そんな中国選手と対戦しなければならないのがアジアのサッカーらしいです。悲しいことです。
真っ直ぐな頑張り屋で男前・「日本一いい女」な「なでしこ」さんたち、ケガをしないように願っています。
あなたたちの「知性」とかわいらしさは、日本の元気。
できれば男子の前に試合があって欲しいくらい。
沢さんの果敢なプレーは、後輩・憲剛君のはげみになると思います。
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by windowhead | 2008-02-22 12:29 | 紙のフットボール | Comments(2)

安田選手は、大丈夫だったのかな?

安田ミチの容態はどうなんだろう?
試合後、そればかり気になっているが、まだ報告がないようだ。

本当に、もういい加減にして欲しい。
日本の選手は消耗品ではないのだ!

東アジアでは、いつもいつも理不尽な敵意にさらされながら闘うことばかり。
削られて、倒されて、殺意を感じるほどのキックを胸に受けても耐えなければいけないのか。
敵意すら感じるほどの偏向したジャッジにも耐えなければならないのか。(そもそも、なんで中国では、利害のない国の審判が使えないのか、中国の国際感覚なさと民度の低さに腹が立つ)

冷静に耐えて、戦って、勝ったのはうれしい。
が、これだけのストレスと犠牲を払いながら参加する必要がある大会なのだろうか。つくづくそう思った。選手たちが受けた精神的、肉体的な打撃は大きいと思う。こんな理不尽さに耐えても本当の強さにはならないと思う。

「我慢して勝つ」「冷静な対応」といえば格好いいが、これって、理不尽を受け入れさせられる日本の中小企業やサラリーマンみたい。絶対に我慢のストレスは滓のように彼らの気持ちのどこかに溜まっていくのだろう。

鈴木啓太が相手選手のラフプレーに反応して向かっていったシーンをスポーツ紙は「啓太がキレた」と書いていた。
あれはカーッとなってキレたのではない。鈴木啓太は、確信犯として冷静にキレていた。
みんなの中に溜まってしまった我慢の限界が見えたのだろう。啓太は自分へのカードと引き換えにみんなのガス抜きをしたのだと思った。
経験者の少ないチームでこれができそうなのは、中澤、遠藤、啓太、加地くらい。日本のガットゥーゾとして、この役割を演じてくれた鈴木啓太の男気に感謝。(もし、闘莉王がいたらどうなっていただろう…ね。)
終了直後に映し出された中澤の咆哮がこのゲームのストレスの大きさを物語っていた。

日本代表の選手のみなさん、本当にお疲れ様でした。 それしか言えない。

監督の岡田さん、日本選手のダメージや、相手のあからさまな反則行為、アンフェアなジャッジにいちいち反応し、抗議してくれてありがとう。せめてもの救いだった。
ただし、大会が終わった後、サッカー協会と共に正式な抗議を表明するくらいはするべきよ。
この大会で優勝しても日本サッカー協会の自己満足だけしか残らないだろう。選手たちには思い出したくもない大会になることだろう。


翌朝のCL杯でセルティックはバルセロナに完敗。
スコアこそ、2対3だが、シュート数だけ見てもセル4、バルサ24。
もう必死で守るしかなかった。
ニュース速報は「俊輔、持ち味出せず、点にも絡めず」。たしかに、守備に忙殺されていた。でもそれは、彼が予測していたこと。「ナンバー」のインタビューでも、自分が守備に走り回って、得点力のあるエイダンを前に行かせるといっていた。まあその通りになったということかな。
試合後の俊輔のコメントによれば、過去に対戦したミランやマンUとは異質の強さを感じたらしい。「今までで一番強かった。サッカー観が、またちょっと変わるぐらいだった」と脱帽したそうだ。
俊輔ファンとしては、サッカー観がどう変わったのか、聞きたくなる。

「ホームでここまで相手にいいサッカーをされることはなかった」と焦燥感もにじませたそうだが、それでも夢の持てる完敗ではないか。
東アジア大会を闘っている日本代表のカタルシスのない勝利に比べれば俊輔の完敗がとても恵まれたことのように見えてくる。
安田、内田、水本たち若手に体験させる厳しさというのは、東アジア大会のような汚れた厳しさでなく、俊輔のように世界No1にチンチンに振り回される厳しさであって欲しかった。



本当のサッカーはアジアにはない。
少なくとも、アフリカのほうがずっといいサッカーをしている。
そんな寂しい気持ちにさせられた昨日の対中国戦。
東アジア選手権のスポンサーになっている日本企業に言いたい。
こんなフェアプレーをないがしろにした大会のスポンサーって、「恥」以外のなんでもないと。
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by windowhead | 2008-02-21 16:48 | 紙のフットボール | Comments(4)

助っ人外人の日本人選手たち

少し前「情熱大陸」という番組で、サッカー、スペイン2部リーグ・UDラス・パルマスに所属する福田健二選手の今シーズンが取り上げられていた。昨シーズンヌマンシアでの活躍から、それなりの金額を積んでラス・マルマスが獲得した助っ人外人になる福田選手だが今シーズン満足のいく活躍ができていない。
地元のインタビュー番組で「今の状況は給料泥棒だとおもわないか?」と言うような辛らつな質問を浴びせられていた。サポーターやメディアからのブーイングは、奥さんや子供にも向けられるらしい。助っ人として移籍してきた選手には、これほど厳しい結果が要求されているのだ。
身体を張って獲得したPKを絶対に譲らす自分で蹴って、それがはずれてしまう。この数十秒のシーンの緊迫感は圧倒的だった。
海外でプレーするということは、このようなことなのだ。
日本のメディアでは移籍話があると、「海外にチャレンジ」などと言うが、海外ではチャレンジなんて甘い気持ちでは通用しない。高いお金を出して来てもらっている選手はチームを勝利に導く「結果」が求められている。それしか求められていない。そんな現実をはっきりと見せられた番組だった。
すばらしい番組だったが、HDに録画してある映像をもう1度見返す気になれないほど厳しい現実がそこにあった。


今海外でもっとも「助っ人外人」としての結果を残している選手は中村俊輔だろう。
イタリア・レッジーナでは、在籍の3年間、チームのセリエA残留の一翼をになった。
彼が移籍してきた当時は大きな赤字を抱えていた「セルティック」がついに世界サッカークラブの06-07年シーズン長者番付17位に上ってきたほど。それに最も貢献したのは「俊輔効果」ということは誰もが認めるところ。

そのセルティックで中村選手と並んでもっとも期待されている中心選手にエイデン・マクギディ選手がいる。水野選手より1歳年下の彼は、おそらく今シーズンのスコティッシュプレミアリーグMVP最有力候補そんな彼がセルティックの公式HPで中村俊輔選手に対する信頼を語っている。

毎日のように中村選手とトレーニングや試合をしていて、彼から学んだことはありますか?
マクギ:「ナカは昨季のプレイヤー・オブ・ザ・イヤーで、彼のクオリティーにはだれもかなわない。彼のやることはスコットランドでベストのひとり、もしくはベストそのものだよ。クオリティー、タッチやビジョンに関しては彼の右に出る者はいないし、どの国のどのチームでも彼を欲しがっていると思うよ。彼と一緒にやることができてとても楽しいし、過去数年で多くのことを彼から学んだよ」


セルティックの若手やセカンドチーム、ユースの若い選手たちは、毎日中村選手の練習を見ている。練習の積み重ねが偉大な結果に繋がることを間近に見てきている。中村選手に刺激されて成長した若手選手の一番手がエイデン・マクギディ選手なのだ。

また、マクギディ選手の存在は中村選手にも違った意味で刺激になっている。
中村選手は「海外には10代からチャンピオンズリーグなど世界トップの試合を経験し成長する選手がいる」と時折うらやましそうに言うが、その最も身近な例がマクギティ選手なのだろう。
水野選手の移籍をバックアップしているのも、マクギディ選手のように海外チームでも戦力になる日本人選手に育てるという自分なりの使命感を持っているのだと感じる。

先日読んだ「オシムがまだ語っていないこと」(原島由美子著・朝日新書)の中で、オシムさんが海外で活躍している選手に要望していることのひとつに、「海外で活躍している選手たちは高いスキルと経験を自己完結するだけでなく、日本にいる選手たちにフィードバックする使命があるはずだ」と言っている。オシム監督のこの言葉は「経験を伝えるためにも、トップフォームの状態で日本に帰って、日本でプレーしたい」という中村選手の気持ちの大きな裏づけになっただろう。この要望に対する中村俊輔なりの最初の応えが水野選手の移籍とサポートなのかもしれないと思うのはうがった見方だろうか。
MVPを始めそのリーグの賞を総なめした昨シーズンの中村俊輔は助っ人外人としては十分な結果を残し、今もリーグ全体からの信頼と尊敬をその身に集めている。その経験はさらにレベルの高いチームに反映されるのか、日本のリーグに反映されるのか、興味深いことだが、どちらにしても、日本のサッカー界にとって、さらに貴重な存在になっているのはまちがいない。


もう一人、海外が似合う日本人がいる。
鈴木隆行選手。
渡り鳥のように海外チームを転々として、昨シーズン横浜マリノスに移籍していた。鈴木選手が見られるという期待があってマリノスの試合を楽しみにしたが、ぜんぜん使ってもらえないまま戦力外通告。そんなに使えない選手だったのかな?疑問に思っている。その鈴木隆行選手が、アメリカメジャーリーグサッカーにチャレンジしているようだ。
反町ジャパンが米国遠征初戦で対戦する米MLS所属のチバスUSAは、この日本戦で元日本代表FW鈴木隆行(31)の入団テストを行うらしい。

どうか、鈴木隆行に幸運あれ!
まだまだサッカー選手としてプレーし続けて欲しい選手の一人。メジャーリーグサッカー、似合うと思うけどなあ。


こうなると、日本代表の東アジア選手権より、ガンバのパンパシフィック杯やU-23米国遠征のほうを見たいと思ってしまう。
どちらも録画でもいいから放映してくれる局はないのだろうか?

幻となったベッカムVS遠藤のFK、PK対決、見たかった!!
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by windowhead | 2008-02-15 18:54 | 紙のフットボール | Comments(2)

振遠隊戦士遺髪碑と戦没者名

最近、すこしお休みしていた幕末維新関連の調査のまとめを少しづつ書いていこうと思う。

さて、ライフワーク「梅カ崎・佐古招魂社」に関する調査の話

b0009103_18424969.jpgそこに「振遠隊戦士遺髪碑」という碑がある。
戊辰戦争時、新政府軍の奥羽鎮撫隊は秋田で周辺諸藩の攻撃を受けて苦戦していた。
鎮撫隊副総督の沢為量は、養子で長崎府知事の沢宜嘉に援軍を要請した。
地役人の師弟や龍馬亡き後の一部海援隊隊士などで組織された「振遠隊」隊員318名、医官、会計、夫卒などを加え総勢361名。
慶応4年(明治元年)7月19日、イギリス船フィーロン号に乗って長崎港を出発。7月23日、秋田県男鹿半島船川港に上陸した。8月南樽岡の戦闘で10名が戦死。8月28日、米沢藩、9月15日仙台藩が降伏。10月10日、鎮撫隊は振遠隊を先頭に、盛岡城の明け渡しにたずさわった。その後、2月12日京都で栄誉を賜り12月20日、ロシア船コレア号で長崎に帰還した。
翌年(明治2年)2月、旧長崎奉行所組下の5名、仕官格で振遠隊2名、水夫19名、火焚8名、楽正1名が軍艦「朝陽艦」に、水夫15名が「春陽艦」に乗船を命じられ長崎港を出航。4月17日、松前城を攻撃、5月6日から箱館攻撃に参加。5月11日、旧幕府軍(榎本軍)軍艦「蟠龍」の砲撃で「朝陽艦」が撃沈され、副艦長夏秋又之助以下51名が戦死した。その中で長崎から「朝陽艦」に乗り込んだ28名のうち26名が戦死した。
「振遠隊戦士遺髪碑」は、秋田での戦死17名と函館での戦死26名を称えて建立されたものだ。
碑文については、意訳の最中だ。後日アップするつもり。
ずいぶん前から、戦死者の名前などが書かれているものを探していたが、やっとわかった。
肩書き、氏名、年齢、没日、戦死場所などがわかったが、氏名だけ以下に記しておこう。
この戦没者のほとんどは長崎出身者、没時の年齢も15歳から42歳まで。朝陽艦戦死者の多くは長崎海軍伝習所で新しい操船技術や蒸気機関の扱いを習った長崎出身の水夫たちだと思われる。

秋田出兵戦死者
島田虎次郎、 峰仙右衛門、 西賢次郎、 服部巳之助、 古川重五郎、 緒方安市、 松田重助、 宮下鐵彌、 矢島廣助、 伴為助、 堀川立造、 田川熊三郎、 福田榮之助、 正封源三郎、 岡崎程蔵、 江崎左平次、 坪田清三郎
朝陽艦戦死者
本庄豊馬、 牛島鹿之助、 野村全吉、 鬼塚麟太郎、 山脇大三郎、 山口亀三郎、 二木岩吉、 櫻木嘉一郎、 横田喜助、 松尾由太郎、 安賀庄三郎、 馬場農次郎、 矢野順作、 谷口吉蔵、 高村由太郎、 石丸善之助、 堀勝平、 山口政八、 松尾重吉、 辻伊兵衛、百次郎、力三郎、梅太郎、茂十、繁蔵、惣市

この名簿に、自分の先祖のお名前を発見した方はコメントに書き込んでくださいね。分かっている部分を個人的にお知らせします。(一応個人情報だからね。)
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by windowhead | 2008-02-12 18:43 | 長崎と幕末維新 | Comments(10)

老婆心で終わればいいけど…東アジア大会

高原は招集見送り!岡田監督の“特例”容認に他チーム不快感(サンスポ)


サッカー東アジア大会の選手選出について、いろいろなところで「不公平だ!」と不満が噴出しているみたい。
ここで書かれているガンバ社長より先にマリノスの桑原監督も不公平だと怒っていた。

移籍でチームへのフィットを問題にするなら、駒野、羽生、水本、山岸だって同じ立場のはずだ。高原はスタメンで疲れているというなら、駒野は高原より出場時間が長い。これだけを見ると高原だけ特別扱いと言われてもしかたがないだろうな。

不満がでてくるもう1つの理由は選出選手の数のアンバランス。
リーグ戦開幕まで1ヶ月もない時期に主力選手を7人(一人はU-23)抜かれるガンバと、結果的に鈴木の1人だけしか抜かれないレッズでは、チームやサポーターから不公平との意見が出てくるのはあたりまえだろう。結果的なんだろうが、レッズに有利に進んでいるように見えてしまう。たとえば、阿部が故障なら闘莉王を呼ぶべきだったのでは…(本人も出たがっている)、それを安田ではポジションも違うので納得しにくいだろう。

さらに、ナビスコMVPの安田はパンパシフィックチャンピオンシップ日本代表の目玉選手だったはず。スタメン7人がいないチームでさらにMVPも来ないということで、アメリカやオーストラリアのサッカー協会に対して失礼にならなければいいけどね。
ナビスコ1位をパンパシに出場させると決めたのは、サッカー協会だったはず。なに考えているんだろ?と思ってしまう。


このようなごたごたを見ていると、オシム監督が最初に打ち出した「チームでスタメンでない選手は選ばない。それは海外も国内も同じ」「代表に合流する時は海外も国内も同じ日時に集まる。海外だからといって遅れるのは許さない」という一切の特例を与えないやり方が如何に大切だったかが、今更ながらわかってくる。
1つでも特例を認めることが、その集団の命取りになるということをオシムさんは体験上知っていたのだ。小さな不公平が不満につながり、その不満が内向化すると信頼関係に影響する。信頼関係の損なわれたチームはもはやチームではなくなるということは、サッカーだけでなく、ユーゴスラビアとう国の崩壊という形でオシムさんの人生を変えたのだから。
岡田ジャパンは、このことで、チームサポーターという大事な応援者たちの心を萎えさせてしまったようだ。

いっそ、東アジア選手権に出場するのは、今回は「五輪代表」というわけには行かないのだろうか。「五輪代表」のほうが、決戦日が近いわりには、今ひとつ経験不足な感じがする。おまけにオリンピック開催地は中国。プレ五輪として、いいチャンスのような気がするのだけれど。


そこでもう1つ気になるのは、東アジア選手権の開催地が「重慶」だということ。
2004年アジアカップで日本代表に対する重慶の人々の憎悪は今思い出してもぞっとする。
選手たちに戦争責任はない。その当時生まれてもいない選手たちは責任の取りようだってない。そのような選手やサポーターにたいする重慶の人々の憎悪はものすごかった。
そのような都市に10日近く滞在するのに、コック帯同ではないという。食事はすべて現地のホテルのものらしい。
川渕さんだったか岡田さんは「餃子を食べて親善外交に一役」などと能天気なことを言っている。農薬餃子に過剰反応するなと言われるかもしれないが、農薬餃子と2004年の経験からみると、食料と水、調理は日本から準備するくらいの危機管理は必要だと思う。
選手は生身の人間だ。彼らになにかあっては遅い。
Jリーグチームから借りている代表選手たちが安心して試合に挑めるようにサポートするのがサッカー協会の役目のはずだ。
国際親善だの浮かれるよりまえに、することがあるはず。
岡田監督には、まず選手の食事の毒見役をやっていただこう。
このような形になったのも、岡田監督の意向のようだから、責任は行動であらわしていただきたいと思う。
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by windowhead | 2008-02-10 18:21 | 紙のフットボール | Comments(0)

「品格」を感じさせる鈴木啓太のたたずまい

昨日のNHKテレビ「トップランナー」のゲストは浦和レッズの鈴木啓太。
オフに録画されたのか、ウエーブのかかった長めのヘアスタイル。
衿と袖口にプレスの効いた白シャツをのぞかせた黒のセーターとパンツ姿はシンプルだが洗練された着こなし。ひと目で先天的にセンスのいい人だとわかる。
しゃべり方も自然でていねいだし、言葉がきちんとしている。
こんな人のインタビューを見ていると、最近TVで流行の受けをねらうトークなどというものが軽薄で中身のないものに見えてしまう。
鈴木啓太の話し方には「品格」が備わっている。
久しぶりにたたずまいの美しい人を見たというすがすがしい気分にさせられた。

インタビューの中身もなかなか面白かった。
ボランチって何?という初歩的な説明から、啓太のいくつかのプレーを映像で見ながら、そのときどのような考えでそのプレーを選択したかという実践の説明まで実に的確に話していた。
「サッカーって奥が深いんですねえ」とインタビュアーの本上まなみが感心していたように、無駄のない言葉で的確に説明しながらそっけなさを感じさせない話し方。まるで吉村昭の随筆を読んでいるようだ。

印象に残る言葉がいくつもあった。

「相手の選手の動きを見るより頭の中を見ると言う感じ」
「自分の想像を超えたプレーをされたときのために、半分は予想をしながら、半分はどういうふうに来てもいいように、頭の中に余白を持たせてプレーしています。」
「自分が理想とするボランチは目立たないこと。」
「サッカー選手の寿命は短い。サッカー選手である間は毎日24時間サッカーに取り組めと言ってくれたオシム監督はサッカー以上のものを教えてくれた。オシム監督が自分たちに伝えたものを岡田監督の考えの中でも伝え残すことが大事」
「岡田監督は芯の強い人だと思う」という人物評に鈴木啓太らしい洞察力を感じた。


インタビューの最後に、きちんとした姿勢で深々とお辞儀をしてその場を退場した鈴木啓太。
その姿は、まるで名だたる武将のような風格があった。

名将オシムの人選の確かさを感じさせる鈴木啓太。そのたたずまいの美しさは日本人スポーツ選手の中でも屈指の存在だと感じた。
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by windowhead | 2008-02-08 16:11 | 男たちの眺め | Comments(2)

すばらしい35000人のサポーター

日本代表とタイ代表のゲームは、真冬の夕方7時から。それも終始雪が舞う厳しい天候の中。ピッチの選手たちの息が真っ白。中村俊輔が所属するスコティッシュプレミアリーグではときどき、氷雨やみぞれの中でぐちゃぐちゃに濡れながらのゲームがある。でっかい白人プレーヤーたちのホッペや鼻の頭がピンクに染まる。本当に凍えそうな中でよくやるよ!と思っていたが、昨日のタイ戦はまさにそのような天候のなかだった。日本代表のゲームでこんな寒そうなのは初めて見たような。

そのような厳しい天候の中でも、35000人以上のサポーターがスタジアムに駆けつけて応援していた。彼らの多くは青のレプリカ姿。下から厚着しているのだろうが、防寒着も羽織らないで大丈夫だったのだろうか。真冬のスタジアムでの応援は昼間でも座っていると足やお尻からしんしんと冷えてくる。マフラー、ひざ掛け、靴下の重ね履き、ホッカイロ、暖かい飲み物などの準備をしても足りないときだってある。さらに、夜の観戦となると、どんどん冷えてきただろう。本当にお疲れ様と頭が下がる。この人たちの熱さが代表を支えているんだね。あったかい部屋でTV観戦している私は、昨日さいたまスタジアムに出かけて応援してくれた人々に本当に感謝した。

それなのに、一夜明けて新聞記事などを見ると、「空席目立つ」だの「寒~い入場者数、ワースト2位」だの集客の悪さだけが見出しに上る。
1紙くらい、寒さの中応援するサポーターたちの熱気を称える記事があってもよさそうなもの。
川渕キャプテンや岡田監督のコメントでも、一言サポーターたちへの感謝の言葉が欲しい。さすがに、選手たちは、感謝の言葉を口にしていたが。

真冬の夜、開始時気温4度、雪まじり、平日水曜日、屋外、埼玉という厳しい条件での35000人の集客というのは、天晴れだと思ったけどなあ。彼らのためにも、4得点上げたのは最高の恩返しだったね。

ゲームは…、まあ、勝ったからね。

遠藤のFK、目頭が熱くなりましたよ。いつも俊輔にもっていかれていたものね、いいとこ。仲良しさんとはいえ、遠藤のプライドは最低でも俊輔と並ぶことだろうから。よかった、よかった。

中盤のダイヤモンドは、今回は山瀬が機能していなかったけれど、遠藤、ケンゴ、啓太の連携と柔軟なポジション移動にオシムさん仕込みの高いクオリティーが感じられた。この3人がゲームを作っているんだね。
山瀬が機能しなかったのは、その前にいる大久保の運動量が少なすぎるからと見えたけど…。
でも、大久保、ごっちゃんゴール。おいしいところにいるんだね、いつも。でも、皆が動く中で君だけ動かなくていいんかい?
同じFWでも高原は献身的なほどプレスに行ったり、ボールを出したりと働いていた。そんな彼にゴールをプレゼントしてくれない神様、ちょっといじわる。
若手内田はよくがんばっているんだけれど、動きがワンパターン。サイドからボールを入れて、自分が中に走りこむ動作ばかり。だから右サイドからのオーバーラップが使えない。加地を出せ!!左サイドにも有効なボールがこない。いつもの駒野のラインぎりぎりの駆け上がりとゴール前へのパスが見られない。なんだか、みんな真ん中でごちゃごちゃ。
巻のゴールも鼻の奥がツーンとくるような感動があった。巻って、ドラマチックな星の人なのかな。代表ゴールの後はいつもなみだ目。

TV実況の土井ちゃん、最初はラジオのスポーツ中継のように、淡々とプレーを追って実況していた。いいぞ、いいぞ、と思っていたら、解説の金田さんや相馬さんがおしゃべりしすぎ。解説やコメントは、短く、的確にやって欲しい。1つの話しが長すぎる。
試合中にゴールシーンのリプレーを入れすぎるのもどうかと思った。そのゴールのすぐ後ならともかく、まったく関係ないときにリプレイがはいる。「ゲームを見せろよ!」と我が家では罵声が飛ぶ。リプレイが終わると、いつのまにか攻められているなんてことが多い。サッカーは、一時も目が離せないスポーツなんだけどね。

とにかく、勝ってよかった。

そして、スタジアムで応援してくれた35000人(以上)のサポーターの人々に、サッカーファンの一人として、感謝と敬意をこめて、「あなたたちこそ真の代表サポーターなんだね!」と伝えたい。
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by windowhead | 2008-02-07 18:27 | 紙のフットボール | Comments(0)

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


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