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ええっ!マリノスの中村俊輔に…

朝から衝撃!

・中村俊輔、横浜Mに復帰!今月末にも合意(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/090520/scb0905200503000-n1.htm
・いきなり浦和と!俊輔6・21横浜復帰戦(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/05/20/06.html
・俊輔、総額4億円!横浜M来週にも契約(報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20090519-OHT1T00274.htm

ウーン、正直言ってまだ信じたくない。
できれば今年いっぱいでもいい、セルティックの俊輔が見たかったけど…。

しかし、予想はしていたし、まあ覚悟はしていたけどね。
今シーズン始まった時、昨シーズンまでマリノスの25番だった山本郁弥くんの背番号が26番になっていた。
そのとき、25番は中村俊輔のために空けているんだ!と。これで、10番山瀬は安泰。今のマリノスサポーターも納得なのかな。
マリノスの10番より、世界の25番のほうが今の俊輔にはお似合いだし。

さらに、今シーズン、マリノスはときどき4バックフォーメーションを採用する。
それほど完成した感じがしないのに(ごめん!傍目にはそう見えます)4バックをとるのはなぜ?…俊輔カムバック戦のフォーメーションなのかなと憶測していた。

そして、そして決定的なものが5月13日に発表になった。
マリノスオフシャルから発表された「横浜開港150周年記念ユニフォーム」

なんと、青と白のボーダーだ!!
Jリーグファンは、鹿島っぽいって感想なんだろうが、中村俊輔ファンには、決定的な衝撃。
このナイキのボーダーユニは、セルティックそっくりじゃないか!!ブルーとグリーンの違いはあっても、セルティックを思わせる。
グリーンと白の25番がブルーと白の25番になって凱旋するというシナリオか!
さらに、このユニフォームを使用するのは、6月21日のホーム、レッズ戦と、28日のホーム、ガンバ戦のみ。
この2試合のどちらかが俊輔凱旋試合になるということは確定的ってことかな。


俊輔のJリーグ復帰が決れば、それはそれで楽しみ方はある。
まず15節ガンバ戦。日本屈指のキッカー遠藤がいる。
21節FC東京戦。高校のチームメイトだったFC東京の佐原秀樹が燃えるはずだ。(佐原、それまでに完璧に復活して!)
25節広島戦。おそらく俊輔がめざす日本代表のスタイルは今の広島が一番近いと思う。できれば、復帰後早々に対戦して欲しい相手だが、9月まで待つしかない。ぜひとも広島には今の好調を続けていた欲しい。寿人、柏木、槙野…広島のみんな、怪我をしないでね。


こうなると、今週末のセルティックパークでのハーツ戦は、思いのたけを込めて応援するしかない。
悔いの残らないプレーを!!
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by windowhead | 2009-05-20 10:59 | 紙のフットボール | Comments(2)

セルティックの中村俊輔「中村俊輔ーースコットランドからの喝采」

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中村俊輔 スコットランドからの喝采
マーティン・クレイグ著
田澤 耕訳、東本貢司監修 
集英社



グリーンと白のボーダーユニフォームの中村俊輔を見られるのは、あと1試合かもしれない。
最後のセルティックパークでのゲームに勝利し、レンジャーズが負けてくれなければ、今シーズンの優勝はレンジャーズの手に渡る。
彼がセルティックに移籍して、そのシーズンから優勝しつづけていたのに…。
グラスゴーからの記事によれば、「とにかく最後の試合に集中する。移籍については、シーズンが終わってからゆっくり考える」と言っている。
昨シーズンと同じように、最後の最後まで勝利を信じて応援していこうと思っている。


3年前、彼がセリエAのレッジーナからスコットランドに移籍すると聞いた時、「なんで世界一流のリーグからそうでないリーグに行くのか」「スコットランドのサッカーは中村には不向き」などの批判が飛び交ったのを覚えている。
(中田ヒデのお抱え?)ライター金子某氏などは、セルティックで俊輔がゴールを挙げても「スコットランドのサッカーはレベルが低いので中村を評価するのはおかしい」とまで書いていた程だ。このようなライターのおかげで日本人の多くは、スコットランドのサッカーに対して間違った視点を植えつけられてしまったと思う。

たしかにセルティックはフットボール界の4大リーグには所属していない。それでもグローバルなファン層を持つビッグクラブの一つであることは間違いない。
世界中に散らばるアイルランド人やスコットランド人にとってセルティックはアイデンティティの象徴であり、心のふるさとであり、感動を共有できる存在なのだ。
「中村俊輔 スコットランドからの喝采」という本の最初の章は、まさにそれを実感させる。

その章は、2006年11月21日、チャンピオンズリーグ、マンU戦で、中村俊輔がフリーキックを決めた瞬間を目撃したセルティックサポーターたちの声をレポートしている。
俳優ジェイムズ・マカボイはトロントのパブでその瞬間を体験していた。ザ・シンプルマインスのジム・カーはシチリア島で、レーシングドライバー、ダリオ・フランキッティはナッシュビルで、ザ・フラテリスのメンバーたちはロンドンで……、…オンタリオで、リオで、ヨハネスバーグで、埼玉で…その瞬間を体感したファンたちは、まるでたった今起こったことのように興奮してその瞬間を体験した思い出を語ってる。
ザ・ヘラルド紙のスポーツ記者である著者が中村俊輔に興味を抱いたのも、まさにこのゲームの時だった。
彼は、マンU戦の劇的な勝利の後も、ヒーローとして酔いしれることなく、いつもと変わらずジムでメニューをこなしている中村俊輔の姿に興味をもち、記事にした。その記事は、翌日大きな反響を呼んだそうだ。

この本は、「THE ZEN OF NAKA The Journey of a Japanese Genius」というタイトルで昨年8月ごろに英国で発売された「中村俊輔伝記本」の翻訳版だ。
中村俊輔サイドのオフシャル本でないことが幸いして、セルティックにおける中村俊輔がとても客観的に描かれている。
日本のスター選手の伝記本に比べると、選手個人のエピソードより、彼の文化的価値、経済的影響、スコットランドを含めた欧州サッカークラブチームと選手の位置づけなど包括的な視点で描かれていて興味深い。
一人の日本人選手が加入したことで、チームだけでなく、その国の文化や経済状況まで変わっていったことが、著者のジャーナリスト魂を刺激したのだろう。
ジャーナリスト目線の「伝記本」、日本ではなかなかお目にかかれない。中村俊輔という選手がグローバルに認められる「大人の男」に成長したからこそこの本は生まれたのだろう。

著者は最後にこのように書いている。
世界有数のサッカー都市であるグラスゴーが、ある選手を特別な存在、応援するに足る存在だと一旦認めたら、もう逃げ道はない。中村の「セルティック流」のプレーをする才能はファンの心をつかんだ。そしてファンたちも彼の心をつかんだ。こうして歴史は作られたのである。


今の中村俊輔にとって、もっともうれしい賛辞ではなだろうか。
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by windowhead | 2009-05-19 18:28 | 至福の観・聞・読 | Comments(3)

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


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