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く「ユナイテッドーミュンヘンの悲劇」淡々と悲劇と再生を描く

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54年前、マンチェスターユナイデッドを襲った悲劇的な事故とクラブの再生を描いたイギリス映画「ユナイテッド ミュンヘンの悲劇」が、今長崎市で上映されている。
有名俳優がでているわけでなく、抑えた表現でドキュメンタリー映画のような作品だが、心に響く映画だった。
ハリウッド映画のように、大仰にサッカー愛や友情や不屈の精神を振りかざしたりしないが、この抑えた表現でもイギリスの観客の心に深く染み込んで、感涙をあふれさせたのは、サッカーのある生活が日常であり、ミュンヘンの悲劇は国民的な悲劇だからだろう。

なにより、さすがフットボールの国の映画だけあって、ユナイテッドの選手たちの練習シーンや、ロッカールームのシーンなどは、本物のサッカーチームを見ているような熱気あふれる臨場感だった。
試合前、ロッカールームで若い選手たちに激をとばし闘争心を高めていくコーチ、ジミー・マーフィーの姿に、なぜかセルティックのレノン監督の姿が浮かんできた。彼ならきっとこんな煽り方してるだろうなあ。
ジミー・マーフィーを演じたデビッド・テナントはスコットランド出身らしい。

事故の惨状の中で、なにもできず呆然と彷徨う若き日のボビー・チャールトン。変わり果てたチームメイトやスタッフ記者たちの姿に耐え切れず、親友の死によって心が壊れて引きこもってしまうボビーの姿に、あたりまえのことだが強靭なスポーツマンであっても繊細な心を持った普通の若者なのだと、再認識させられる。

ジミー・マーフィーとユナイテッドを愛する人たちによって、なんとかチーム消失の危機を乗り越え、ボビーも復帰できて再びチームは動き出す。この時から「マンチェスターユナイテッド」のユニフォームの胸にフェニックス(不死鳥)のエンブレムが付けられるようになった。

かつての名作「炎のランナー」につらなるようなイギリスらしい健全さが気持ちいい。
ユナイテッドの選手を演じる俳優たちは若く健康的で愛嬌がありハンサムぞろい。中でも夭折の天才プレーヤー、ダンカン・エドワーズ役の俳優は若かりし頃のヒュー・グラントを思わせる甘いマスクで魅力的。
彼らが着用するスーツやコート、セーターの着こなしなど、本格的なブリティッシュスタイルで、ファッションに興味のある人なら、間違いなく惹きつけられるはず。この映画でのスーツやセーターの着こなしの品の良さは、アメリカ映画には絶対まねのできない部分。
物語が終わりタイトルロールの裏に流れる静かな歌声は、ポール・ウェラー。
最後までイギリスの魂。心に残る歌声だった。


昨年の東日本大震災や松田直樹選手の突然の死で強いショックを受けたJリーガーたちもたくさんいたはずだ。
サッカー選手としての自分を育ててくれた町や母校を失ったアントラーズの小笠原選手、
目の前で惨状を体験した仙台の選手たち
兄のように慕って心の支えになっていた松田直樹選手を失った中村俊輔選手やマリノス、松本山鹿の選手たち
そのショックと喪失感で負った心の傷を癒し、乗り越え、いま私たちに感動や勇気を伝えてくれている。
物おじしない態度のプレーヤーを「メンタルが強い」というが、本当のメンタルの強さは、繊細さゆえに傷つき、その傷を乗り越えて身についていくのではないだろうか。
そんなことも感じさせてくれる映画だった。


11月2日まで長崎セントラル劇場で上映されている。
長崎のサッカーファンたち、見逃さないでね。
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by windowhead | 2012-10-31 03:15 | 至福の観・聞・読 | Comments(0)

好きな眺め、好きな形、好きな姿

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好きなものが2つ並んでいる。
梅香崎中学校のメタセコイアと右端のほうにそびえる海星学園のマリア像。
このメタセコイアが長崎の樹木で一番好きだ。
形も大きさもほどよく美しい。グラバー園のほうから見てもその姿がはっきりわかる。ランドマークのような存在。
丘の上の海星学園の白亜の塔の上に立つマリア像は、青空に映える。
私にとっては一番長崎らしい風景かもしれない。
そろそろメタセコイアも紅葉しはじめる。
落葉すると周囲に住む人には迷惑な樹木になるかもしれませんが、すこしだけ我慢してくださいね。
このメタセコイアにクリスマスの飾りをして、マリア像と一緒にライトアップしてみたいと思ったりするが、青空の下の姿が一番すがすがしい。


好きな眺めといえば、VTRで見た、横浜Fマリノスとジュビロ磐田の試合での中村俊輔のプレー。
あ、俊輔は、調子がいいんだなあと実感させるフォーム。
調子のいい時の俊輔は足を振りぬいたとき体が空中にあって、バランスをとるのに手足が大きく開いて、その姿がまるで歌舞伎の見栄をきっているようになったりする。
マルキーニョスに出した絶妙の縦パスを蹴る瞬間の動きや
シュート蹴るときの腕の開き方や体の角度
ゴール前に飛び込むときの空中での手足の広がり方、
そして、その姿から繰り出されるパスやシュートの軌跡や…
シュンスケファンを魅了してきたシュンスケポーズがたくさん見られた。
相変わらずスライディングタックルもきれいだし、相手のFkをヘディングで跳ね返したりしていた。
一つ一つのプレーにワクワクさせる華麗さがある。

この日は、兵藤君も1ゴール!
個人的にマリノスの「かなめ」は兵藤選手の献身力だと思っているので、彼のゴールは本当にうれしい。
兵藤君と言えば、ジョギングするときの手首の動きに特徴がある。
ちょっと立てた手首でリズムを取るのだけど、その振り方が女性的な動きになっていて、愛らしい。
昨日のVTRで、もうひとり、そんな手首の動きで走る選手がいた。
マルキーニョス選手。

どうでもいいことなんだけど、そんなこともサッカー見る楽しみのひとつ。


サンフレッチェが負けて、かなり落ち込んだあとに、俊輔の好プレーでずいぶん救われたというのは、正直な思い。
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by windowhead | 2012-10-22 18:47 | 長崎なう | Comments(2)

見届けることに決めた

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9月の台風の潮風で枯れてしまったはずのゴーヤカーテン。
それでも、始末するのがなんとなく忍びなくて、水だけやりながらほおっておいたら、新しい茎が出てきたり、小さな花が咲いたり、そしてまた実をつけたりしている。
ガーデニングに詳しい人たちに言わせたら、時期が過ぎているのでそのまま育てても土が弱るだけらしい。見た目も美しくないから抜いてしまったがいいらしい。
でもねぇ、まだ成長しようとしていると思うと、抜いてしまう勇気がでない。
所詮しろうとの庭、いやベランダ園芸だ。
もういっそ最後まで見届けてあげよう。
少しばかりベランダの景観が悪いのは、周囲の人に我慢してもらおう。
いつもきれいな花壇は素晴らしいけれど、植物の最後の姿が美しくないはずはないだろう。
きちんと、最後まで見届けよう。

サッカー日本代表GK川島永嗣選手の合成写真を見せながら「福島の影響があるのだろう」というような表現をしたフランス2テレビのパーソナリティーの表現が大きな波紋を引き起こしている。
マスコミもメディアもその事態のいきさつや進展を取り上げている。
そんな中で、昨日、川島選手がベルギーで記者会見したという。
日刊スポーツに掲載されたその会見内容は本当に素晴らしいものだった。
しかし、彼の会見内容を取り上げているのはスポーツ新聞だけのようだ。
フランスのパーソナリティのエキセントリックな反論や日本のコメンテーターの感想を放送したり掲載するくらいなら、川島選手の記者会見内容を一語もらさず放映するほうがずっと意味があると思う。

当事者でありながらも冷静に、そして本質にふれた会見内容に、日本人サッカー選手の人間性の素晴らしさとインテリジェンスを感じた。その場にいた記者たちもそう感じたはずだ。

いろいろ書くより、川島選手の会見記事を読んでいただきたい。
100人の政治家や知識人や有名人たちの言葉より、ずっと心にしみるし、本質をついていると思う。
http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/p-sc-tp3-20121019-1034494.html



是非残しておきたい記事なので、こちらに引用させてもらう(ただし、本来の記事のサイトにいってもらいたいので、わざと反転しないと読めないようにしています)
 【リエージュ(ベルギー)18日=益子浩一】日本代表のGK川島永嗣(29=スタンダール)が当地で、東日本大震災の被災地に向けた会見を開いた。フランス国営テレビが、川島の腕が4本ある合成写真を映し「福島(第1原発事故)の影響」と発言したことに対して「冗談にもならない」と反発。さらに「福島には、いまだに家に帰れない人もいるんです。世界中の人々が日本を救って欲しい」と訴えかけた。

 初冬を迎え周囲の木々が紅葉した練習場から会見室に入ってくると、川島はしっかりした口調で語った。日本代表として出場した12日フランス戦後、フランス国営テレビが、自身の腕が4本ある合成写真を放送。司会者が「福島(第1原発事故)の影響ではないか」と発言したことは現地でも大きな波紋を呼んでいる。

 川島 私たち日本人にとって、それは冗談では済まされないことです。非常に悪いジョークだ。福島には今でも家に帰れない人がいる。家を失ってしまった人もいる。私だけでなく、日本にとって、重要な問題なのです。世界中の人々に、日本を救って欲しい。

 被災地の光景が浮かんだのだろう。英語で話すと感極まった表情になり、目頭を熱くした。昨年夏に仙台、冬には原発から近い福島県相馬市、今夏にも岩手を訪問。帰国すれば、必ず被災地へ足を運ぶ。

 川島 原発の被害は、目に見えるものではない。常におびえている人がいる。子供たちは外で遊ぶこともできず、心おきなく(サッカーの)練習もできない。当たり前のことが、当たり前にできない。復興だけでなく、心の傷は簡単には癒えないのです。

 この日の会見は、自ら希望して開いた。自分の口で言いたかったのだという。

 川島 今回の出来事は、日本人がどうあるべきかを示す機会にもなる。僕がどう考えているか、しっかり主張をする。今まではなかったことかも知れませんが、これからの日本人はどうあるべきか。それを伝える責任がある。サッカー以外でも、行動を起こしたい。

 最後に、被災地への思いも残した。

川島 常に一緒だということを忘れないでほしい。日本人のメンタリティーは世界に誇れるものですから。

遠いベルギーから発信した言葉の数々。それは、心から伝えたい思いだった。
 [2012年10月19日8時46分 日刊スポーツ紙面から]

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by windowhead | 2012-10-20 12:26 | 言葉を拾う | Comments(2)

月の奉行とサムライブルーと…

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長崎市・興福寺の観月宴「月の奉行」

明日は雨かな?と思わせる暖かさ。
残念ながら良い月は見られなかったが、大好きな興福寺の境内で秋のたそがれから夜になる時間を楽しめた。
立礼でのお茶席では、和服・袴姿の男性によるお点前。
今でこそ茶の湯は、武将たちの間でたしなまれたものだということを、だれもが知っているが、お稽古ごとの茶道は女性たちが圧倒的に多い。
中学1年生で裏千家の先生のお宅にお稽古に行かされた。そのころテニスが楽しかったので,希望もしない女っぽい世界に行かされたという気持ちが強かった。
しかし、自分がお点前してみると、とても無駄なく合理的で端正に見える動きの連続で、「お茶って男の人のものですか?」と先生に聞いたことがある。どうしてそう感じたのかと聞かれ、一連の動きに無駄がないこと、それぞれの動きに意味があることなど、中学生が感じたことをこたえると、先生は、茶道の歴史をお話しくださった。その時から、茶道がおもしろくなって、高校生になるまでその先生に通っていた。
いまでも、やっぱり茶道は男性のものだと思っている。
たくさんの男性が茶道に興味をもって体験してみれば、その魅力は絶対にわかると思うけどな。

この宴の主催者である興福寺の御住職は、このお寺の境内を使って様々な企画をしてくれる。長崎では貴重な存在とおもう。

帰宅して、サムライブルーとカナリアイエローの対戦を見た。
ここが現実の位置なんだと思った。
ブラジル相手に今の代表レベルの技術でゴール前までワンタッチでつなぐサッカーでは無理かな。
どこかで、一気にカウンターしかけてみてもよさそう。そのためには、足の遅いワントップでは無理。
本田をトップ下に下げて、佐藤寿人をトップに出してもよさそうなのに、と思ったが、これは、佐藤寿人ファンとしての欲目かも。合同練習の時間もない緊急招集では、いくら寿人でも結果は出しにくいと思う。納得のいかない使われ方をして、ダメだったという烙印を押されては、とんでもないです。
佐藤寿人にとって、その目で見たカナリアイエローたちの存在がモチベーションになってくれれば代表に行った成果はあったということでいい。
とにかく、サンフレッチェ優勝と、Jリーグ史上最高得点を目指してほしい。それを叶えれば、そこから変わるものがたくさんあると思う。


サッカーといえば、長崎のサッカーファンにはうれしい情報がある。
マンチェスターユナイテッドの1958年の航空機事故とその後の復活を描いた映画「ユナイテッド~ミュンヘンの悲劇」が、長崎でも上映される。
10月27日から11月2日まで、長崎セントラル劇場で1日2回の上映のようだ。
上映時間などは、セントラル劇場のホームページを見てほしい。
http://cinema-central.com/index.html
BBCが作った作品。
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by windowhead | 2012-10-17 13:19 | 長崎なう | Comments(2)

熱情と冷静の間

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たそがれどきの空にも秋色は深く。

水曜日の天皇杯予選3回戦で横浜Fマリノスの中村俊輔選手が美しいフリーキックを2つも決め、4回戦に勝ち進んだ。
残念ながら、この試合は放映がなかったため、NHKのダイジェスト映像でしか見ることができなかった。
相手は、俊輔選手が敬愛するキングカズが所属する横浜FC。
横浜のサッカーファンにとっては、久々の横浜ダービーということで、それぞれのサポーターたちは大いに盛り上がっていたようだ。
久々に俊輔らしいフリーキックだった。
この人のフリーキックはやはり格別の雰囲気がある。
決まるときは、ボールをセットするあたりから、見る人を吸い寄せるような独特の雰囲気になる。現実のスタジアムはいろんな音に溢れているのに、彼のFKの時はその時だけ静寂の中にいるような錯覚になる。TVで見ていてもそんな感じがしている。
プレーも躍動的で、キレキレだった。
この試合を現地観戦された人たちが、本当にうらやましい。

この日、もう1つ驚かされたのは、マリノスの明日を担う10番として期待されている小野選手が、丸坊主になっていたこと。(複数のファンのブログに写真が出ていた)
先日の広島戦で、他の選手にキッカーが決まっていたにも関わらず、自分で取ったPKなのでと乞うてPKを蹴ったが外してしまった。
その反省も込めて、心機一転、気持ちを切り替えたのだろうと、坊主頭はファン、サポーターの間ではおおむね好意的にとらえられていた。

なにかあると、坊主になるという反省の仕方、気持ちの入れ方は、個人的にはあまり好きじゃない。
でも気持ちの表し方は人それぞれ、坊主頭で気持ちが入って、小野君のゴールがビシバシ決まるようになれば、これに越したことはない。今の小野君がもっとも欲しているのは枠に飛ばす決定力だから。
この試合で小野君がどんなプレーをしたか、映像がないのでわからないが、残念ながら、まだゴールは生まれていないようだ。


俊輔ファンのHIROさんのブログに、天皇杯3回戦当日朝方のみなとみらい練習場の様子が書かれていた。
練習場では、この日の試合メンバーから外れた選手たちが通常の練習をしていた。その中に、主力メンバーからただ一人、俊輔が出てきてコーチと一緒にパス交換したり、フリーキックの練習をしていたらしい。
さきの広島戦では納得のいかない途中交代で悔しさをあらわにしていた。
この日の対戦相手には尊敬するキングカズがいる。
サポーターにとっても選手にとってもダービーは特別の試合であることを知っている。
万全な状態で必ず結果を残さなければならないという強い思いがあって、試合当日朝の自主練になったのだと思う。
勝つために自分ができることはよいパスを出すこととフリーキックの決定力だと冷静に考え、そのため、当日朝まで練習を積み重ねて、フリーキックで2ゴールあげ、勝ちに貢献するという結果をだした。

小野君に、この日の俊輔はどう見えただろうか。
彼に足りない「枠に飛ばす決定力」は、頭を丸めて気持ちを切り替えることだけでは獲得できないこと。技術の向上には練習あるのみだということに気が付いてくれただろうか。


俊輔と一緒に自主練に励む小野君の姿…そんな目撃情報が聞かれるようになるといいなあと思っている。
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by windowhead | 2012-10-14 02:31 | 10-25shun | Comments(2)

買っちゃった「決定力。」(佐藤寿人)

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欲望に負けてアマゾンのワンクリックでポチッしたDVDが数日前に届いた。

「決定力。」

佐藤寿人 J1リーグ通算100ゴール達成記念DVD

佐藤寿人は何故こんなにもゴールを量産できるのか。って、私たちの素直な疑問が帯の文字になっている。
なんでできるのか、とてもとても3900円のDVDでその秘密がわかるほど簡単なことではないでしょう。
3900円で分かれば、決定力不足のYMチームのO君に送ってやりますよ。

そんなことより、100ゴールの楽しいこと、ワクワクすること!
躍動的なゴールがいっぱい。
佐藤寿人のゴールは、躍動感のゴールなのね。
なんていうか、ボールの軌跡がすごいのでなく、ボールと一緒に発射されたような彼の飛び出しがすごいのね。彼そのものがボールみたいなパンパン弾んだ感じが、すごく見ている人の気持ちを高揚させる。

決して順風満帆のサッカー人生ではないけれど、いろいろなマイナスの状態を乗り切って、今があるんだなあ。ギランバレー症候群にかかったこともあったし、所属したチームがJ2に落ちたときもあった。
仙台をJ1に上げられないまま広島に移籍したことをとても気にしていた。でも、仙台のサポは気持ちよく送り出してくれたことにずっと感謝していた。
広島がJ2に落ちたときも、真っ先にチーム残留を表明して、1年でJ1に帰ってきた。
この時も、日本代表候補だったため、J2に行くと代表に選ばれにくくなるということが言われてきたが、彼はサンフレッチェとともにあるほうを選んだ。
J2に行って代表に選ばれなければ自分はそれだけの選手なんでしょうと言っていたっけ。オシムさんは選んでいたけど。

9年連続2ケタゴール
書いてみれば簡単だけど、9年前って、ワールドカップドイツ大会より前だよ。そのころからずっと続けて2ケタのゴールをあげている。驚異的なことではないかなあ。

藤田俊哉氏から引き継いで今シーズンから、JPFA 日本プロサッカー選手会会長も務めている。
選手の権利や身分を守る選手による組織の顔。言わなければいけないことは、きちんと言っている。


Jリーグ史上10人目の100得点、9年連続2ケタ得点、今シーズンすでに20得点でリーグトップという実績でありながら、日本代表のお呼びがかかっていないので、いろいろ周りがうるさいが、彼は、その裏側まで見て静観しているのだろう。
高いターゲットを欲するザックのシステムに合わないともいわれている。
30歳だからという人もいる。
岡崎のように泥臭いプレーができないなんて見当違いなことを言っている人までいる。
寿人が得点すればするだけ、代表のほうは穏やかでないだろう。
選ばれにくいのは、もしかしたら、彼の影響力の大きさのためかもしれない。
誰もが認めるいい人、決定力の高さ、たよりになるキャプテンシーは、本人が考えているよりずっとチームへの影響力が強いのかもしれない。
おそらく、本田と長谷部、遠藤(どちらかは近いうちに高橋秀人に変わりそう)を中核にしたいザックにとって、佐藤寿人は人間性の高さゆえに扱いにくい存在なのではないかなあ。
寿人もうすうすそこはわかっているのだと思う。

代表に選ばれない選手が劣っているわけではないし、代表監督が一番すぐれた監督というわけでもない。
たまたまそういう組み合わせのチームが代表だということ。
佐藤寿人の100ゴールを見ていると、なんだかごちゃごちゃしたことを忘れさせる勢いがある。
ゴムまりのように弾んだ勢いって、少年サッカー漫画を見ているようで、こちらを無邪気にさせてくれる。

いい買い物でした。
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by windowhead | 2012-10-08 14:14 | 紙のフットボール | Comments(0)

庭見せ…風流なり玉園町

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「庭見せ」は長崎くんちの前哨戦
踊り町が、町内に出し物や衣装、お祝い品などを飾って、お披露目をする日
昔はそれぞれの家の中庭まで開放して見物人に見せていたので、庭見せと言われている。

今年の踊町は、本踊(ほんおどり)の今博多町 川船(かわふね)の魚の町 オランダ船の江戸町、龍踊(じゃおどり)の籠町 獅子踊りの玉園町

どの町も趣向をこらした華やかなしつらえだったが、私にとって今回の目玉はなんといっても玉園町。
江戸時代、長崎一の料亭と称されたという「迎陽亭」跡が一夜だけお庭を解放してくれるというのだ。
入口の門柱に唐船の“ともづな石”を使っている。その石には「唐船維纜石(とうせんいらんせき)」、「西道仙書」と彫られている。いつもこの柱と堅く閉ざされた門を見ながらお庭を拝見したいなあと思っていた。
庭見せで人がいっぱいだったので、庭の姿を楽しむことができなかったが、ライトアップなどせず、足元に置かれた雪洞だけで照らし出す趣向は、他の町とは違った風流さ。お住まいのお茶の先生とお弟子さんによってお薄がふるまわれていた。



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最近、長崎くんちの出し物で人気があるのは「コッコデショ」という人が多いが、くんちといえば、やっぱり「龍踊」(じゃおどり)です。長崎くんちの代名詞です。
唐人屋敷のお隣・籠町の「龍踊」は本場中の本場、別格です。
籠町の傘鉾(かさぼこ)の飾りは銅鑼とチャルメラ笛が乗っています。長崎刺繍で刺した龍の縁飾りも繊細で豪華です。
傘鉾の飾りとたれを見るというのも、くんちの楽しみの一つです。

10月7、8、9日、長崎がいちばん華やかになる3日間もすぐそこに。
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by windowhead | 2012-10-04 01:07 | 長崎なう | Comments(2)

長崎検番に新しい芸妓さん誕生

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10月1日、長崎検番に新しい芸妓さんが誕生しました。

「茶々丸」さん

茶々丸さんのお披露目会を友人が主催したので行ってきました。
料亭「橋本」に集まった、勝丸姐さんファン、30人ほどのまえで
勝丸姐さんの妹芸妓としてお披露目されたのは、18歳のぽっちゃりした初々しい芸妓さん。
「茶々丸」という名前がぴったり。

茶々丸さん、総合科学大学付属高校卒業後、長崎検番にはいって、8か月みっちり修行したとのこと。
驚いたのは、踊りがたいへん上手です。

お披露目の最初に一人で「浜節」を踊ったのですが、決してやさしい踊りではない浜節ですが、とてもしっとりと踊って、一同を驚かせました。
この時点で、みんな茶々丸さんのファンになりました。
そのあとも、、お姐さんがたと一緒に、長崎音頭や花笠踊りなどひろうしてくれました。
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送り三味線に送られながら、橋本の広いお庭で見上げる十六夜の月が、茶々丸さんのお顔みたいで、とってもかわいく見えました。
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by windowhead | 2012-10-02 10:17 | 長崎なう | Comments(2)

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


by windowhead
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