<   2016年 08月 ( 3 )   > この月の画像一覧

勝たなきゃ、金じゃなきゃ、意味ないの??

b0009103_14573370.jpg

朝TVつけたら「サンデーモーニング」のスポーツコーナーだった。
親分がいなくなってからの張本氏のコメントが好きでないので、見なくなっている番組だ。たまたまチャンネルがそこだったのが不幸。そして今日もきになる発言をした。オリンピックのメダルについて、銀、銅をよろこんでいるが、上には金がある。金以外は意味がないとう感じのコメント。
そうなのか?一番上を目指すのが選手だからそう言う選手もいるだろう。でもこの言葉を選手以外が言うのは違うと思う。ましてその場はオリンピック。オリンピックの本質から外れるじゃないか。オリンピックの本質なんて綺麗事と言われるかもしれないが、この建前があるからこそオリンピック競技は感動を呼ぶのじゃないかな。
決勝戦で負けた女子レスリングの吉田選手の姿は絶対に忘れない。試合終了と同時にマット上で泣き崩れた吉田選手の後ろ姿を見ながら、ある姿が蘇った。2013年、リーグ優勝を逃してしまった試合終了時、ピッチに突っ伏して泣き崩れた中村俊輔選手の姿。二人とも勝てなかったことで大きなものがするりとこぼれ落ちた感覚だったろう。そのとき「勝たなきゃ意味がない」って思っただろう。そうそんなとき、それを実感した選手が言うのはまちがっていない。でも見ていた私たちは本当にそう感じたかな。残念だと思うけどいろんなすごいシーンを見せてもらった。がんばったね、お疲れ様、という気持ちや、不甲斐ないぞもっとしっかりしろよと叱咤する気持ちの方が素直にでてくると思う。
勝たなきゃ意味がない、金メダルじゃないと意味がないという言葉は本当にそう感じた当事者だけが言える言葉。そして、そこ言葉は本当は表にだしてはいけない言葉のような気がする。だからこそ感情の高ぶったときにポロリとでてくるのだろう。
だから、そんな言葉を応援する人や記者や評論家が安易に使うのは好きになれない。自分が冷静でものの見えた人間だということをアピールするために安易にその言葉を使うのはやめてほしい。それがプレーヤーに対する敬意だと思う。

昨日の天皇杯初戦、Vファーレン長崎の選手たちは勝ったが、決して満足のいくプレーをしたわけではなかった。応援しながら、何度も臆病にならないで!最後まで走りきって!と叫んでしまった。でも木村選手の2ゴールには歓喜したし、久しぶりの碓井選手や北川選手のプレーを楽しんだ。できれば昨シーズンのように大量得点で余裕のキーパー交代で富澤選手デビューという甘い夢も見ていた。
私たちがスポーツの中に見る物は勝ち負けだけではない。
だから、試合を終えた選手たちに、勝ち負け、敵味方関係なく感謝の気持ちを伝えたい。選手バスを拍手で見送りたくなるのはそんな気持ちから。
自宅にかえってtwitterを見たらタイムラインにヨンジ選手のコメントが。
反省と悔しさに溢れる気持ちから絞り出した言葉。これをつぶやくには相当の覚悟があるんだと思う。
だから次の試合での彼のプレーを期待を込めて見たいと思う。

サポーターも観客も評論家もライターも忘れてはいけない言葉はひとつ
「プレーヤーズ ファースト」
[PR]
by windowhead | 2016-08-28 14:53 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

拝啓、バックスタンドから

b0009103_14434870.jpg


Vファーレン長崎のホームスタジアム「トランスコスモススタジアム」は全方位屋根付きで雨も平気だし、スタンドの傾斜も見やすくて居心地のいいスタジアム。でもバクスタは正面からの直射日光に焼かれるから、夏はかなりの苦行。

そのバクスタを拠点としている応援グループがある。諫早在住の人たちが中心のそのグループは独自の活動で各選手名の横断幕を作り、ホームの試合ごとにバクスタ3階に張り巡らしている。その幕掲揚に何度か参加させてもらったが、試合の4時間前(準備の人は5時間前から)にスタジアムに入り、決められた30分で何枚もの選手名の幕を張るのはそれなりの大仕事。安全に気をつけながら、受け持った幕の選手が活躍できますようにと心を込めて結びつける。幕と独り言の会話しながらの作業は選手たちが身近に感じられる時間。

グループのみなさんと一緒に応援したくて、また、久しぶりに守護神のプレーを前から見たくて対愛媛戦はバクスタ最前列に席取りした。
グループの中核でもあるみなさんたちは日常は紳士淑女と思しき方々なのだが、スタジアムでは元気で可愛い。気心の知れた仲間たちと大好きな選手の応援を目一杯楽しんでいらっしゃる。
中心でお世話をしているHさんは、バックスタンドにもゴール裏のような盛り上がりが作りたいとの思いがあるようで、特にこの日は諫早市民デーだったのもあって、ゴール裏と同じようにチャントを歌いたいと奔走されていた。私たちもチャントを歌うことならお手伝いできるねとの思いもあった。
この日、バックスタンドで嬉しいことがあった。

スタジアム内をグリーティングして回るヴィヴィくんに、ゴール裏の人たちはヴィヴィくんチャントを歌って交流するのがいつもの流れ。この交流は微笑ましくって長崎らしい。それが終わったヴィヴィくんはスタジアム内を一周するのだ。
ヴィヴィくんがバクスタに差し掛かった時、最前列にいたので周囲数人でついついヴィヴィくんチャントを歌ってしまった。そしたら、なんとヴィヴィくんがバクスタ前でもチャントに合わせて飛んで呼応してくれた。それを見て周囲の人たちも歌ってくれる。ヴィヴィくんのおかげでバクスタ周辺でちょっとした一体感がでてきた。


もう1つのサプライズは、選手入場のほんの10分ほど前、ゴール裏からウルトラ長崎のコールリーダーさんが、浴衣姿の可愛い少年少女応援隊を引き連れてバックスタンドに来てくれた。Hさんが前もってお願いしていたらしいが、試合開始直前の忙しい中に来てくれて、よく歌うチャントやチャンスの時の応援の仕方を伝えて「バックスタンドのみなさんも一緒に応援し、選手たちへの後押しをしましょう!」と呼びかけた。時間がなかったので行き渡らなかったがチャントをプリントした紙も用意して配布していた。バックスタンドのお客さんはチャントを歌うのは初めてという人もいただろうが、なかなか元気よかった。試合開始前にバクスタにも一体感がでてきたぞ。
コールリーダーさんたちは大急ぎでゴール裏に帰らなければ選手入場に間に合わない。内心ハラハラしていたけれど、さすが若者たち、入場時には定位置にスタンバイしていた。

バックスタンドからは視界が広い、選手も間近に見えてメインよりも見やすいかもしれない。チャンスになるとタオルを回す。後ろを振り返るとバックスタンドのみなさんもタオルをブンブン回している。チャントはすぐ覚えられないが、それでも何度か繰り返されているうちにだんだん大きな声になっていっている。
試合はなかなか厳しい内容だった。終盤に愛媛に先制され、厳しい時間の中アディショナルタイムに梶川選手がゴールし、振り出しに。残り時間怒涛のような攻撃をかけたが得点を重ねることはできなかった。
それでもアディショナルタイムの攻撃時にはスタジアム全体にグルーヴ感が感じられた。
梶川選手が手で出す指示の的確なこと!今何をしなければいけないかを指差して伝えていた。
贔屓の守護神は最近なにかを越えたような佇まい。積み重ねてきた努力が一つづつ身を結んでいる?いいことだ。


ゴール裏の応援もいいが、年齢の高い者には歌い続け飛び続けることは不可能に近い。この日のバックスタンド応援はプレーも見られるしゴール裏に呼応した応援もできて、日差しの強さをのぞけば快適だった。
今後もHさんたちのグループが中心になってバックスタンドの盛り上がりを作られるだろう。
そしていつか近い将来、選手入場時にスタジアム中に「好きにならずにいられない」の応援歌が響き渡るようになりたい。

「こんな俺たちでも
君のこと好きでいいかな。
ラーラーラー ララなーがーさきー
ラーラーラ ララなーがさきー」

改めて書いてみるとすごく率直なラブソング。
スタジアム全体でこんなこと言われたら、選手たち頑張っちゃうしかないよね

b0009103_14295512.jpg

[PR]
by windowhead | 2016-08-23 14:33 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

特別な「クスノキ」、選手に届けたい

ホーム町田戦はローソンデー。試合前のローソンの方のお話ではVファーレン長崎はローソンデーに負けたことがないという。(先日の三菱電機さんもそんなこと言われてた。)縁起のいいローソンさん。この日も1−0で勝った。
この日は、今年の平和祈念ユニフォームを着用する最初の日でもあったから、本当に勝ってよかった。

平和ユニといえばやっぱり入場時の歌は「クスノキ」。
福山雅治さんが山王神社の被曝クスノキにインスパイアされて作った生命の力強さと平和を祈る歌。
その最後のフレーズが平和ユニを着た選手たちが入場するときサポーターが歌う部分だ。

「我が魂はこの土に根ざし

葉音で歌う 生命の叫びを」

すばらしい歌詞の中でも最も力強くて未来につながるフレーズ。 Vファーレン長崎のサポーターは選手の後押しをするために、そしてサッカーができる平和な世の中に感謝しそれを継続させる誓いを込めて、この歌を力一杯歌うのだ。入場を待った。
ところが
実際選手入場が始まったら、スタジアムが流す入場時の音楽が大きすぎて、ゴール裏の歌が聞こえない。私たちはゴール裏の端っこ(Aカテゴリとの境目)にいるのだが、そこでも入場時の音楽が大音量で上から降ってきて、ゴール裏の応援歌がかき消され、ゴール裏と合唱しようがないのだ。この音楽の大きさでは、「クスノキ」は選手たちにも届かなかったのでは。
〜〜残念でならない。

スタジアム運営の方々に少しの配慮をお願いしたい。
こんなことを言っては失礼かもしれないが、スタジアムMCやBGMは、あくまでも黒子であるべきと思う。
「スタジアムでの主役は選手。サポーターは背景だよね」とあるリーダーさんと話したことがあるが、その背景(=サポーター)が平和ユニを着た主役(=選手)たちをさらに引き立たせるために、平和ソングで特別な空間を作る。そんな準備がなされていた日だ。音量を少し落として欲しかった。

平和ユニの選手とともに「クスノキ」の歌がきちんと聞こえていたら すばらしい平和希求のスタジアム風景となっていただろう。TV画面で見た人たちにも、印象的な試合になったことだろう。

個人的な考えだが、将来的には選手入場時の音楽はいらないようになりたいと思う。いまのスタジアムのBGMは賑やかしだけで、観客とサポーターの一体感を生む役割を担っていない。それより松本山雅のように、スタジアム全体同じ歌を歌って、圧倒的なホームの応援歌がスタジアムを包んでいくようになっていきたいと思っている。
「クスノキ」はそのきっかけになりそうな歌だから、是非に全体に聞こえる環境がほしい。

サッカーを盛り上げるのは選手たちと観客たちなのだということを裏方さんたちにもう少し理解していただけたらと思う。
ただ、今シーズンは「クスノキ」が歌えるチャンスがあと2回ある。そのときは是非ともスタジアム全体で「クスノキ」を歌いたい。
よろしくお願いします。
[PR]
by windowhead | 2016-08-02 17:17 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


by windowhead
プロフィールを見る
画像一覧