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「サッカーと愛国」 今読むべき本かも(ガンバ応援旗問題に思う)

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「サッカーと愛国」清義明 イースト・プレス
昨年11月に読んだ本ですが、今ぜひサポーターと名乗る人たちに読んでほしいと思って、改めて紹介します。
ミズノスポーツライター優秀賞に選ばれている本です。

この本の帯にも書かれていますが、「スタジアムには日本人が知らない世界基準」があるのです。
昨日あたり、ガンバ大阪のサポーターのフラッグのデザインがナチスの親衛隊SSのロゴそっくりだという話がネット上を賑わし、今日は新聞にもそのことが取り上げられました。
ガンバのサポさんたちは、SSじゃないSHだと言っていますが、そんな問題じゃないんですよね。ナチス親衛隊をイメージさせる意匠を使ったことが問題なのです。振り返ってみたら、このガンバのフラッグは、以前にも出されていて、問題になりクラブから掲示禁止の処置を取られていたようで、それをまた持ち出してきたらしい。このガンバサポの意匠は、すでにヨーロッパではナチズムに親和的なサポーターのフラッグとして取り上げられていたらしいのです。そんなことさらさら知りませんでした。日本にも親ナチグループがあるって思われていたわけですよ。
日本人には分かりにくようですが、ナチズムは絶対に否定されるべきものなのです。
もう30年以上まえになりますが、あるドイツの若者に「日本人はよくドイツは同盟国だったので親近感があるというけどどう思う?」と聞きました。するとその若者は「それは迷惑な親近感です。ドイツはあの時代を否定しています。あの時代の仲間というのは否定する対象なんです」と言われました。ドイツは先の戦争で自分たちの国がやってきたことを否定しきちんと決着をつけ、全てを捨てて新しい国を作ってきたのです。
誰もが集まるサッカースタジアムにナチスを連想させる意匠があってはならないことは世界の常識なんです。
日本の場合は、旭日旗という意匠があります。よくJリーグのスタジアムで旭日旗やそれを模倣したデザインのフラッグが振られていますが、これは中国、韓国、アジアの人々にとってナチの意匠と同じようなイメージなのではないでしょうか。この旗のもとにどれほどの犠牲者が出たか、アジアの人々の身になって考えたら、このようなフラッグは作るべきではないと思うのです。旭日旗は自衛隊も使っているから悪いものではないのではという人もありますが、それこそ軍隊(厳密にはそうじゃないが)が使う意匠を平和を目指すスポーツに持ち込むことの方がおかしいと思いますし。自衛隊にしてみれば、たかがスポーツ、そんな場所に大大切な旭日旗を使って欲しくないとおもわれるのではないでしょうか。
昨シーズン、Vファーレン長崎には在日朝鮮人、韓国人の選手が在籍していました。在日の彼がもの凄い嫌がらせメールをネット上で浴び、ゴール裏の一部からも国籍に関する非難を浴びたようです。若い彼らはあまり気にしないのかもしれませんがゴール裏あたりで振られる旭日旗まがいのデザインフラッグをどう思っているのだろうという気持ちがありました。記者ではないので、本人たちにそのことは聞けませんが、すごく気になることでした。

Jリーグは今シーズンから英パフォームグループと契約しました。これまでJリーグは東洋の端っこの閉ざされた環境でやってきたわけですが、今後グローバル化されることになります。当然のことながら、日本のスタジアム風景が海外に流れるわけですが、レイシズムに疎い日本人が作るスタジアム風景が海外からひんしゅくを買うことをやらかしたりしないだろうかと心配でもありました。
今回のガンバサポのフラッグの問題を機に、もう1度スタジアムであげている幕や旗などについて、考えてみるのもいいかもしれません。
その意匠が他の人に違和感を持たれるものであれば、それは引っ込めるくらいの対応が必要だと思います。それを若い子たちに諭すくらいの大人なサポーターこそが、クラブにとって真のサポーターなのではないかなと思います。




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by windowhead | 2017-04-21 14:01 | 紙のフットボール | Comments(0)

キーパーユニ

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今シーズンのキーパーユニフォームが出来上がった。
うちでじっくり眺めたが、とにかくグリーンの色が美しい。
きれいとか鮮やかという表現より美しいという言葉が似合うような緑色。
ペナルティ時代の蛍光色のようなキラキラしたグリーンではない。もっと自然の中の色のようなグリーン。
さらにグラデーションの最も濃い部分の緑がいい色。鉄色に近い。ついているタグの表示によると、colorには、grassと書かれていた。芝生の色なのかもしれない。
背番号も入れた。キーパーだから1番が王道だろう。
勢い余って名前も入れてしまった。もっとも期待しているキーパーの名前だ。
しかし、選手の名前が入ってしまうと、着用するのに本当に勇気がいる。
特にキーパーは、そのプレーが直接勝敗につながるので、さらに重い。
その選手の喜びも悔しさも一緒に背負うという覚悟がいるなあ。
何があっても彼のプレーが好きだし応援したいんだよという意思表明。

それにしてもキーパーとは不思議な人たちだ。
練習見学に行くと、まずそれを感じる。
フィールドの選手と別のメニューをこなす黒い練習着の4人。右に左に飛んでくるボールに飛びついてボテっと落ちる。その繰り返し。
キャッチしたボールを死守するから自分の体は守れない。横っ跳びに飛んでそのまま落ちる。無防備に落ちる。痛くないはずはないよね。それをあたりまえのように何度もなんどもやっている。まるで転ぶのがお仕事みたいに。
こんな練習をして、試合になると1個のミスもゆるされないような過酷なポジション。ミスが失点につながり背中に罵声を浴びる時もある。仲間のミスから至近距離で撃たれるシュートを止めなけれないけないPKもある。私の感覚ならやってられないわ〜〜なポジションだが、それにも増した快感があるのだろうゴールキーパーという人種には。
この不思議な人たちの深層心理を覗いてみたいという欲望も高まる。
不思議な人たちの中でも一番掴みづらい1番くん。今年も君を応援する準備ができた。

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by windowhead | 2016-03-26 08:02 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

キックのちから

NHKJリーグタイムでの中村俊輔選手のミニインタビュー。
今シーズン代表ゴールキーパー3人を沈めてしまう3本のフリーキックの1つを今シーズン一番感動したプレーに選んだ女性キャスターさんがインタビュアーだった。

フリーキックについて聞かれた俊輔くんの開口一番は
「僕じゃなくて今シーズンは五郎丸さんでしょう。その感動の上に僕らは乗っかっている感じ」
という。競技は違ってもキックの力で日本中をこれだけの感動に導いた選手として同じ土俵で見ていてリスペクトしているところが俊輔らしい。あの大会中に彼のキックで何点もはいっている。すごいと思うと言う。五郎丸選手のルーティンポーズには触れずストレートにキックの話に入っていった。すごく感じるところがあったのだろう。

トライが決まって、五郎丸選手がキックの位置に着くと、誰もがワクワクしてそのルーティンポーズを待つ。みんなの頭にはそこから放たれるボールがバーを超えるシーンがイメージされている。ボールをけるまでのあの時間は誰もが五郎丸選手に釘付けにされている。この時間を純粋に楽しんでいる。

サッカーのFKもそうだ。そんな時間を持っていた。
過去の日本代表選で中村俊輔がFKのボールをセットするとき、周りは時間が止まったかのような独特の空気感があった。彼の一挙手一投足に引き込まれてボールがけり出される瞬間まで瞬きするのももったいないくらいのドキドキで見つめていたっけ。
そんなシーンは今のJリーグでは少なくなった。アクチュアルプレーイングタイムとかって縛りがサッカーのドラマのシーンを削っていることもあるんじゃないかな。スピードだけを求める嫌いがあるんじゃないかな。

どんなフリーキックが理想かとの質問に、ちょっと間を置いて言葉を選んだ俊輔だったが、答えは既にあったのだろう。
「コースを読まれていても、止められないキック」
ここまでくると、壁もキーパーも関係なく、自分とボールの勝負のみ。
ゾーンに入ったと感じる集中の中で蹴るキックがあるという。純粋にそこがFKの醍醐味になってきているようだ。

質の高いキックがどれだけ価値があるか、それは自明の理。
ある人がtwitterで言っていた。
FWのシュートでのゴールも1点、ドリブルからのシュートも1点なら、FKのゴールも1点。それならFKを止まったボールを蹴ると貶めないでほしい。これは特別の才能、磨き抜かれた高度な技術なのだから。と。

僕のゴールはもうすぐそこに来ていると中村俊輔は言う。来シーズンは38歳になる。目標の40歳まであと2〜3シーズン。ボールと彼だけの勝負のFKをできるだけたくさん見せてほしい。その瞬間を見たすべての人を歓喜に導くキックはサッカーの宝物。
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by windowhead | 2015-12-13 15:30 | 10-25shun | Comments(0)

代表監督も唸らせたマリノスの10番!

土曜日の横浜FマリノスVS浦和レッズは4:0でマリノスの完勝。
中村俊輔、トップ下でスタメン。ファン待望のフリーキックでのゴール。
俊輔ファンにとって最高の試合だし、いろんな意味で感慨深い試合だった。

この試合を見たすべての人が中村俊輔に魅せられてしまうような華やかで美しくありながら容赦ない凄みすら感じさせるパフォーマンス。
これは、今シーズン怪我やチームのスタイル変更やポジションなどで悩み抜いた彼がフランス人監督に向けて出した一つの答えなのかもしれない。

トップ下に運動量とスピードを求める監督の要求を淡々とこなす俊輔。鳥栖戦で見せたメラメラした闘志ではなく、さらりと自然体にみなぎる力で、自ら得点し、決定機をつくり、ボランチやディフェンスの所まで下りて相手のチャンスの芽を摘んでいく。それはデータでも現れていた。前半だけで6キロの走行距離は両チーム合わせてトップ。マークした浦和のキーマン・柏木選手に決定的なパスをださせていない。

相手のファウルを誘い自ら得たフリーキックでスーパーなゴールを決め、学くんのゴールの起点となる縦への決定的なパスやファビオに目掛けてのピンポイントのコーナーキック。
「パスは人が走るより早い。前への推進力を止めないパスを出せば、一緒に走るよりも速い攻撃になる」という俊輔の持論を結果につなげて見せてくれた。
中村俊輔がスタメンでトップ下にいることが、チームの力になり、助けになっていることは、学くんやボンバーの試合後のコメントにも現れている。


俊輔はバルサのサッカーが好きだし、浦和や広島のようなスタイルのサッカーが好きだ。
そのサッカーでのトップ下はやはり彼の究極のポジションなのだろう。俊輔のことだから、好きなサッカー、やりたいサッカーは研究を重ねていることだろう。浦和との対戦は心待ちにしていたのかもしれない。
その前にあった鳥栖はフィジカルとスピードが持ち味のチーム。そこでは、彼らに負けない激しさを見せながら、しっかりとその中心となる藤田選手に仕事をさせないように執拗に食らいついていた。私的に鳥栖戦の俊輔でもっとも印象的だったのはこの藤田選手への執拗なマークだった。そして浦和の柏木選手は、どちらかというと俊輔のようなファンタジスタ系。しっかりマークしながら彼のアイディアを凌駕するプレーを見せている。俊輔にとっては、藤田選手より柏木選手の方がマークしやすいんじゃないかなあ。
もしかしたら俊輔は折衷案として、ペップ グアルディオラが率いてからのバイエルンミュンヘンみたいな独特のポジェッションサッカーを考えているのかもしれない?なんてチラッと思ったりしたけど…素人考えで〜す。

監督と俊輔が思い描くトップ下のイメージは違う。監督と俊輔のイメージのすり合わせがどうなるのか、まだわからない。それでもこの試合においては、俊輔が監督のイメージを凌駕したと思う。
この試合を見た日本代表監督が「中村俊輔がもう少し若ければ…。彼のようなプレーができる若い選手が代表に欲しい」と言い、俊輔の途中交代時にマリノスサポーターたちがスタンディングオベーションで讃えたという事実がそれを物語っている。

「ヒョウや勇蔵や淳吾のようにレギュラーで試合に出てもおかしくない選手たちの気持ちを持ってプレーしている」という試合後のコメントも、マリノスを支えてきた仲間に対するメッセージなんだと思う。
監督が変わってもマリノスの本当の魂は選手たちに受け継がれている。選手こそが俺たちこそがマリノスなんだよ。と言っている気がする。

「ウイ アー マリノス!」
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by windowhead | 2015-09-03 10:40 | 10-25shun | Comments(2)

ゴージャスなFKをみせてくれた俊輔

余韻に浸りながら、何度もなんどもそのシーンの映像を見直している。
いろんな角度からの映像はないかとYou-Tubeをさがしたり…



7月19日、J1リーグセカンドステージ第3節、ガンバ大阪VS横浜Fマリノス 会場は万博。
今シーズンは手術やけがでファーストステージを棒に振って、ほぼセカンドステージからの登場となった中村俊輔選手。今回もボランチに入った。俊輔はもっと前目でプレーしたほうが彼らしい活躍ができるのにと、個人的にはいささか不満なポジション。最近はボランチ=司令塔みたいにもてはやされている風に感じるが、ボランチはもともと舵取りで司令塔とは別なんじゃ?本来ボランチではないので、ご本人も満足していないのではないかしらん。
2点ビハインドでの後半、兵頭アシストでアデミウソンがゴール。2−1のままでアディショナルタイム、遠藤のファウルで獲得したFK
セットされたボールの前には俊輔と兵藤。この二人が並び立つシーンも久しぶり。
少ない助走で蹴ったボールは壁を越えてゴールポストの左上隅っこに吸い込まれた。
俊輔、渾身の下ガッツポーズ。チームメイトの祝福にもみくちゃにされた後メインスタンドに向かって柔らかい笑顔で手挙げた。


この日が俊輔くんの末娘ちゃんの4歳の誕生日ということは、試合前に俊輔サポのPUPUさんのブログで教えてもらった。もう4歳なんだ〜〜と感慨にふけったtweetをしたら、これも俊サポAさんから、もしかしたらお嬢ちゃんはメインスタンドにいるかもよ〜という返事がきた。さすが筋金いりの俊サポさんたちだ。
日刊スポーツの記事「横浜中村俊輔2年ぶりFK弾 通算単独首位18点」
世界も報じた! 俊輔FK弾は「ゴージャス」
その通りでした。
待ちに待った直接FKゴール。なんと1年半ぶり。
そしてアディショナルタイムという劇的なシチュエーション。
一瞬でその情景を見ていたすべての人たちを虜にしてしまう魔術師(セルティックではそう呼ばれていたっけ)
これが中村俊輔の華。

Jリーグでの通算FK数が17でこの日までガンバの遠藤選手とで並んでいたが18で単独トップだそう。
このことだって、前にもこのブログで書いたけれど、Jリーグだけを比べると肩を並べているが、7年半海外にいた俊輔のJリーグ在籍期間は、1歳年下の遠藤選手より6年短い。さらに海外でもコンスタントにFKゴールをきめている。
ちなみに俊輔くんのこれまでのFKゴール数を数えてみると

●Jリーグで18点
●日本代表(U-20ワールドユース1点、も含めて) 15点
●天皇杯4点
●セリエA(レッジーナ)時代4点
●スコティッシュプレミアリーグ(セルティック)13点
●UEFAチャンピオンズリーグ2点
  合計56点…FKのみで56点入れています。
遠藤選手は、Jリーグ、天皇杯、代表、チャンピオンカップなど合わせての25、6点かな?たしか俊輔の半分くらいだったと思う。
FKが中村俊輔の代名詞なのはこの数字でもわかる。

37歳のMFがフル出場で走り回った挙句のアディショナルタイムにこれだけの集中力と正確なキックで魅せてくれた日本人選手の素晴らしさ。

ブラボー!



このFKを我がチームのたくおくんに経験させてあげたいなあ。フォルランのFKを経験した数少ないGKだからこそ、違いを感じられるし、それを伝えられると思うから。早くJ1に上がって実現するといいな。
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by windowhead | 2015-07-21 07:11 | 10-25shun | Comments(0)

みんな読んで欲しい小笠原 侑生選手の「ありがとう」

爽やかな風が入ってくる気持ちのいい朝の時間だから、昨日Vファーレン長崎の練習見学に行ったことを書こうかなとパソコンを開いて、いつものように情報チェック。
そこに衝撃的な内容が飛び込んできて、練習見学の話なんかぶっ飛んでしまった。

時々チェックするブログの中に昨シーズン長崎に所属していた小笠原侑生選手のブログがある。今年1月から新しくなっていてタイトルも「Joe Chankの空に。」…あら「ショーシャンクの空に」をもじってるのかな?あの映画に目をつけるところも博識なオシャレ番長らしいな。なんて思っていた。
今朝更新された「ありがとう」はものすごく衝撃的な内容だった。
私のブログに来ていただいたみなさん、ぜひ小笠原選手のブログの「ありがとう」を直に読んでください。
「ありがとう」http://ameblo.jp/19chank/

このブログの中にも書かれているが、サッカー界ですごい変化が起きている。サッカー選手の多くは代理人を通してクラブと契約したり移籍先を探したりしている。日本での代理人業務はこれまではFIFAの試験に合格した「公認代理人」か弁護士、家族しかその仕事をする資格はなかったが、2015年4月1日からその制度が大きく変わった。サッカー協会に登録すればだれでも代理人(仲介役)の仕事ができるようになったという。サッカー界の規制緩和といえば耳ざわりもいいが、大きな問題をはらんでいるのも確かのようだ。
小笠原選手が紹介している木崎伸也氏の記事もぜひ読んで知っておきたい。
http://number.bunshun.jp/articles/-/822894


小笠原選手はVファーレン長崎でも人気の高い選手だった。
昨シーズン8月だったか突然彼の契約が解除になり、Vファーレン長崎が大好きでしたという言葉を残して彼は長崎を去った。移籍先が決まったらクラブからお知らせするということだったが、そのお知らせもなく、???ばかりが気持ちの中に残った。風の噂でタイのアユタヤでプレーしているということも流れてきた。それなのになぜクラブはそのことを知らせてくれないのかな、クラブが彼を放り出して知らんぷりなの?というクラブへの不信感にもつながった。クラブではなく小笠原選手サイドが知らせたくないようだよという情報も入ってきて、小笠原選手はなにか長崎に不信感をもって去って行ったのかなという疑問さえ持ってしまった。それでも、2013年の真夏にある会合で金山選手と小笠原選手のトークショー(?)に臨席していた私とAさんとは時々「小笠原君はどうしているんだろうね」と気にしていた。
Vファーレン長崎が勝てなくて苦悩していたころ、小笠原選手もものすごく苦しい環境でもがいていたんだ。希望もなくしてしまいそうな環境で必死になっていたんだと思うと、ブログを読みながら涙が止まらない。
そこから一歩踏み出せたのかな、希望がつなげたのかな、だから27歳の誕生日に「ありがとう」を書いたのかな。
ブログのタイトルの元ネタ(だろうと思うけれど)「ショーシャンクの空」という映画はえん罪で投獄された男が希望を持つことすら許されない環境で希望をつないでいく物語。主人公アンディと小笠原君がシンクロしてしまう。

小笠原 侑生選手とご家族の行く末に幸多かれと祈ります。
いつかまたその大きくなった姿と覚悟を持って戦うプレーを私たちは見たいと思っているのですよ



●以前に書いた「小笠原選手の残した言葉に思うこと」に彼の最後の挨拶へのリンクがあります。
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by windowhead | 2015-04-18 11:24 | 紙のフットボール | Comments(2)

コラムで今シーズンの判定基準を知った

いよいよ今週末からJリーグが始まる。

マリノス、今年こそ!と思っていた矢先、俊輔が手術でしばらく離脱。とにかく彼が返ってくるまで希望のある形をつくっていてくれれば…。2ステージ制が利点に働けばそれでよし。その間しっかり応援です。

由紀彦ロスで気持ちがVファーレンに乗らなかったが、島原でのT Mを見たあたりからすこしづつ応援モードになり、2日はサポーターミーティング(カンファレンスでないのが残念)に参加した。
クラブのコンセプトが確認できたのはよかった。

そんな中でゼロックス杯 ガンバVSレッズでの審判の判定について興味深いコラムがあった。
ゼロックス杯は、昨シーズンの王者同士の戦いでもあり、マスコット総選挙もありで、絶対見逃せないのだが、もう1つ大事なものがある。
ゼロックス杯の審判のレフリングは、そのシーズンの判定基準を示すことにもなるので、どんなシーンで笛が吹かれるか、カードがでるのかそれも大事な視点だ。

前記のコラムは「【清水英斗の「観戦力」が高まるレッズコラム】ゼロックス杯 G大阪vs浦和レビュー『山本雄大主審が示した今年の指針。そして試合終盤のジャッジについて』」というもので、わかりやすい解説になっている。浦和側のコラムだからといって浦和によったコラムではないので、レフリングに興味がある人は読まれるといいと思う。
このコラムで注目しているのは
ホールディングの判定が厳しくなるということ(海外では以前からシビアに取られているらしいが日本ではそれほどでなかったという)
スライディングタックルのファウルの判定は足にいったかいかないかではなく、足の裏を向けて両足でで激しく行くという危険行為も含まれているので「ボールに行ったか行ってないか」が判定基準のすべてではないということも認識しておくべき。
最終的には、選手と審判の間に信頼関係が築けているかどうかが良い試合をつくるのだろうが、サポーターのほうも、判定基準などを少し知っていると、変なあおりやブーイングもさけられるんじゃないかなあ。
セロックスをレフリングした山本氏ともおそらくどこかの試合で出会うことだろう。審判の特徴を知っておくことも試合を楽しむひとつの楽しみ方かもしれない。審判のレフリングの特徴は選手名鑑に載っていた。
我がチームも特にホールディングには気をつけようね。
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by windowhead | 2015-03-04 10:23 | 紙のフットボール | Comments(0)

「週刊サッカーダイジェスト」の後退に感じたこと

週刊サッカーダイジェストが週刊から隔週刊になるらしい。
少し前「週刊サッカーマガジン」が休刊になったのに驚いたが、ついに毎週発売されるサッカー雑誌がなくなった。
あとは週3回発行の新聞「エルゴラッソ」があるが、雑誌とはちょっと違うし。
サッカーダイジェストの隔週刊への後退は、やっぱり経営難からなのかしら、書けるライターや記者たちが少なくなったからなのか、


たしかに私もサッカー雑誌を買わなくなった。
今定期的に購入するのは、「サッカー批評」(最近は分裂して「サッカー批評」と「フットボール批評」に分かれたので、どちらを買うかはその時のライターと内容によるけれど)と「月刊J2マガジン」のみ。その他の雑誌は立ち読みでパラパラめくり、中村俊輔のインタビューなどがあれば買うというスタンス。

「J2マガジン」は応援しているVファーレン長崎の情報が必ず掲載されているから。
「……批評」は、日本のサッカー界全体を見渡せるから
では、俊輔の所属する横浜Fマリノスの情報は…と言われると、残念ながらそれを得る雑誌がない。
「週刊サッカーダイジェスト」がその位置のはずだが、この雑誌はどちらかというと日本代表と代表選手のほうに重きを置いている感がある。そのため日本のトップリーグであるJ1の各チームの情報がJ2よりも少ないという不思議な現象になっている。この1年「ダイジェスト」に何度マリノスの選手なりチームの特集があっただろうか。中澤選手のコラムや俊輔選手という特別のコンテンツがあるマリノスはまだいいが、中位以下の他のチームはどれほど取り上げられただろう。表紙だってしかり、代表選手が優先だもの。
代表に足を置いているので、ライターの書き方もJリーグに対してどちらかというと上から目線が否めない。応援しているチームや選手達を代表選手に比べて…、海外に比べて…というような見方で書かれても、その記事を読みたくならない。闇雲に誉めろとは言わないが、せめてプレーヤーにたいしてのリスペクトくらいは感じさせる書き方をして欲しいと何度思ったことか。
雑誌側としては、Jリーグよりライトな代表ファンを購買層に取り込もうというスタンスだったのかもしれないが、ライトな代表ファンはサッカー雑誌のサッカー記事など読まない。イケメンランニングを載せる「サッカーi」のような雑誌もすでにある。
本当に日本のサッカーの情報が欲しいのはJリーグの各チームを応援するサポーターやファン達だと思う。自分のチームが他のチームと比較してどうなのか、自分たちのチームが批評家やライターからどう思われているのか、チーム内のエピソードなど、知りたいことがたくさんあるはず。
「J2マガジン」はそのようなサポーター・ファンの思いをうまくくみ上げた作りになっていると思うし、いろいろな選手の顔が見えて楽しい。
いっそサッカーダイジェストも「J2マガジン」のような編集でJ1に特化した雑誌になってくれないものかなあ。
J1各チームの情報が同じウエイトで毎回きちんと掲載される情報誌がのどから手が出るほど欲しいのだ。W杯があってJの記事が減った今シーズンは特にそう感じた。
今の日本代表戦はお祭り騒ぎでしかない。「いまそこにあるサッカーを愛せよ」というロック総統の言葉のように自分たちの身近なチームを応援し、毎試合足を運ぶサポやファンが毎回心待ちにするような情報発信するというスタンスが大手メディアや出版にも欲しいと思っている。
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by windowhead | 2014-12-24 14:24 | 紙のフットボール | Comments(4)

おかえり!シュンスケ ナカムラ、パラダイスへ

Welcome Shunsuke Nakamura back to Paradise

J2,J3入れ替え戦も、延期になっていた新潟・柏戦も終わって、Jリーグの試合がすべて終わった(天皇杯は今シーズンは思い入れがない)
多くの選手が引退していく。
長崎では、Vファーレン長崎を応援するきっかけとなった佐藤由紀彦選手が引退した。幅広い経験を積んで将来長崎の監督として帰ってきてもらおう!と前向きに捉えた。
さらに、もう一人、大事な選手が引退を表明した。
仙台の柳沢敦選手。
私の知っている中村俊輔サポたちはみんなヤナギさんが大好きだ。
若い頃の俊輔はよくヤナギさんのプレーに感嘆していた。
「パスを出そうと顔を上げると、すでにヤナギさんはそのコースに走り出している!」そのころはあまりいなかったパスを引き出すFWの動きをやっていたのがヤナギだった。ときおりシュートよりパスを選択するというので叩かれたが、それも彼の視野の広さと素早い判断力が為せる功罪だったのかもしれない。ヤナギのプレーからパスを引き出すFWの大切さを教わった俊輔は、それを佐藤寿人に伝えている。
俊輔のプレースタイルの一部にはヤナギによってインスパイアされたものがあることは確かだろう。
俊輔にとって、いつまでも後ろ姿を追っていたいだろう大切な選手がまた一人ピッチから姿を消す。

その中村俊輔が、ついにパラダイス再訪するというニュースが入ってきた。
パラダイスとはセルティックのスタジアム「セルティックパーク」の愛称。
セルティックの公式ホームページには
Paradise will welcome back a legend of recent years, Shunsuke Nakamura.
と書かれている。
中村俊輔はまぎれもなくセルティックのレジェンドなのだ。
現役選手でありながら世界中に900万人のサポーターがいるというビッグクラブからレジェンドとして迎えられる選手はそうたくさんいないだろう。日本人では初めてではないだろうか。

5年半前、エスパニョールに移籍する俊輔をセルティックサポーターは「ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン」の大合唱で送った。6万人収容のスタジアムのサポーターたちが、一人の東洋人に「歩き続けろ、希望を胸に、君はひとりじゃない」と後押ししてくれる。どんなに心強かっただろう。サポーターの素晴らしさを教えてくれたのも「セルティック」だった。

12月14日の対セントミレン戦のハーフタイムに俊輔がセルティックサポーターの前に姿をみせるようだが、サポーターはどんな歓迎をするのだろうか。
“A wonder bhoy from the land of rising sun”だったかなあ?ワンダーボーイなんとかという俊輔の応援歌もあった。(BHOYはBOYのことでセルティックサポ独特の表現)歌ってくれるかな?

当の俊輔は、「懐かしさに浸りにいくのではない、刺激をもらったり、メンタルをかき乱してくれるところに行くのがいい」と言っている。
セルティック再訪で必ずなにかをつかんでくるだろう。
俊輔のいいところは、それをきちんと伝えようとするところだ。自分が感じたことなどを彼独特の言葉(ファンは俊語と言っている)で具体的に語ったり、チームの後輩にプレーで伝えて行く。代表での寿人へのアドバイスのように所属クラブの垣根を越えて、伝えるべきことは伝えていこうとしている。本気で日本のサッカーの未来を見据えて行動している数少ない選手だ。
久々のグラスゴーと俊輔を取材し放映してくれるメディアはないのだろうか。
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by windowhead | 2014-12-09 03:19 | 10-25shun | Comments(4)

正直、山田くんが羨ましかったり…

J2昇格を賭けて長野パルセイロが盛り上がっている。
すでにツエーゲン金沢が昇格を決めているので、長野は入れ替え戦の権利を勝ち取り、さらにJ2チームと入れ替え戦を勝ち抜かないとJ2には上がれない。
まだまだ越えなきゃいけないハードルはいくつもある。
それも一試合一試合、歓喜かどん底か、胃の痛くなるような試合が続く訳だが、その緊張感が羨ましくもある。
長崎からレンタル移籍中の山田晃平選手のプレーは長野でもサポーターさんたちにいい刺激になっているようだ。
「金沢の優勝が決定して、パルセイロには入れ替え戦しかなくなった。
この時にひとつの指標を示そうと思う。ドリブラー山田晃平 気迫のプレー連続写真。
こういう勢いと気迫を既存の選手に求めたいと思う。」

ある長野サポーターさんのつぶやきだ。
そろそろ山田のゴールも見たいとつぶやいてくれるサポさんもいる。
知り合いも少ない長野に移籍して、彼なりにものすごく頑張っていると思う。
長野のサポーターに受け入れてもらうために、長崎で見せていたように全力でドリブルし、全力で走り、全力で悔しがって、そしてちょっと照れながら喜んでいたのだろう。
でもこの前の盛岡戦勝利後のスナップ写真には、全力で喜んでいる山田くんが写っていた。(ぼちぼちいこか
ああ、長野の選手になったなあ。ちょっと寂しいけれど、心から喜んでいる。
山田晃平を手放したV長崎は、正直、今シーズンは、長野サポさんが指針にした勢いと気迫に欠けている。山田晃平が持っていたものをなぜ持ち得なかったのか。
毎試合ホームで応援しながら悔しい思いばかりしてきた。
せめて明日のアウエーで、昨シーズンプレーオフ時のような闘いを見せて欲しい。
自信を取り戻して終わろうじゃない。

山田くんと長野パルセイロの皆さんには、明日、ぜひとも勝って入れ替え戦を勝ち取って欲しい。あと3戦全部勝って、そのあとにくるのはさらに大きな壁だけど…それを越える勢いになれ、山田君。

長野が入れ替え戦に上がると、対戦相手は讃岐となりそうだ。
山田くんVS岡むー、もっちー、藤井君、翔平
長崎サポ、ファンにとっては、今でも可愛くってたまらない人気者たちの戦いになる。
その日、V長崎のファン感謝デー。
ファン感どころじゃない!って感じもするなあ。オーロラビジョンで入れ替え戦を流して欲しい…なんてね。

ヒリヒリする試合をたくさん戦える山田くんと長野サポが正直うらやましい。
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by windowhead | 2014-11-22 15:18 | 紙のフットボール | Comments(0)

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


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