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強く。美しく。勝つ。ということ

強く。美しく。勝つ。
今シーズンのマリノスの弾幕に書かれた中村俊輔選手の決意。
名門の誇りを持って正々堂々としたチームとして勝ちに行くという彼の理想だろう。

その中村俊輔が今度は膝の怪我で離脱になった。
高知で行われた天皇杯・対ヴェルディ戦での怪我。スポーツ紙サイトによると4〜6週間かかるという。
これで鳥栖で俊輔のプレーが見られなくなった。地方在住者には年に1回2回しか見ることができない日本最高の選手のプレー。どんなに待ちわびていたか。私だけじゃない。この日を心待ちにしていたサッカー少年たちがどれほどいただろう。残念でならない。

怪我はサッカー選手には付きもので俊輔の怪我が特別だとは言わない。しかしこの怪我の要因となった選手の考え方と態度は絶対にあってはならないことだと思う。
このプレーについて、ヴェルディの番記者が書いたものを読んだ。それが掲載されている有料サイトの読者であるからその記事をチェックできたし、その状況を書いた部分は無料でも見られる範囲だった。

まその記事によると
ずこの選手は最初から激しいチャージをするつもりで謝る気もなかったと言っている。
最初のチャージで俊輔が左足を抑えてうずくまり一旦ピッチ外に出て治療を受けたときはしれっと水を飲んでいた。ピッチに復帰したらまた激しいチャージで俊輔を倒したという。その間倒した選手はひと言詫びを入れるどころか、助け起こすため手を差し伸べようともしないで左右を見て、取るべきポジションを取ったそうだ。(この書き方はその記者の文のままだ)記者がのちにその選手に聞いたら「俊輔さんだからといって中途半端なことはしたくない。相手が年上だとか、立派な選手というのは、戦いの場では関係ないですから。試合中は謝らない。すみませんとは絶対に言わないと決めていました」と言ったそうだ。
この言葉とこの選手の態度を記者は褒めている。それにチャージは反則ではなかったとも。さらに俊輔にも若い頃、こんなことがあっただろうとも言っている。

すごく嫌な記事だ。19歳の若手選手の熱い頑張りを評価したつもりだろうが、相手に怪我をさせるほどのラフプレーもその熱さと若さに免じているところがずるいと思うし、俊輔も若い頃そうだっただろうと、誰もがすることだと言わんばかりの書き方で逃げている。
中村俊輔は相手に怪我をさせるようなボディアタックを最も嫌ってきた選手だ。体が細かったのでできるだけボディアタックを避けてきた選手だということは誰もが知っている。少なくともこの選手を見て中村俊輔は俺の若い頃もそうだったとは思わないはずだ。

若い選手が強気な発言をする。それを持ち上げる風潮が続いている。
その中でとても気になるのは、その言葉で自分の技術の未熟さを正当化してないかということ。
技術の確かな選手がチャージしていたら怪我にならなかったかもしれないとその時感じなかっただろうか。感じなかったらこの選手は選手としても人としても成長はないだろう。その時感じたら、とっさにあやまるなり起こすために手を貸そうとするはずだ。
それは人間的な行動だからだ。それがスポーツマンシップというものだから。

今日もU-19代表のある選手のコメントに「削ってでもポジションは渡さない」というのがあった。仲間内で怪我をさせることを前提にした言葉。例えで言っているというなら、その選手にボキャブラリーの指導をすることが大事だろう。
これらのことに、まだ未熟な若手が言うことだから大目に見ろよという人がいるがそれもおかしい。ヴェルディのその選手は自ら「年齢は関係ない」と言っているのだから、言葉と行為への責任は自らが引き受けるべきだろう。


とにかくスポーツマンが怪我でその道を閉ざされるのが一番悲しい。

怪我のために泣く泣く自らチームを離れた選手を知っている。
その選手が「取り替えることができるならあなたの膝と僕の膝を取り替えてもらいたい」と呻くように言ったという話も聞いている。怪我で前途を絶たれるということはそのようなことなのだ。

間違っても怪我をさせることを前提にした考え方やプレーはやめてほしいし、指導者が厳しく注意してほしい。

技術を磨き、相手選手をリスペクトすることで絶対に試合中の怪我は減ると思う
育成や指導の根本はそこにあると思う。

知的なありながら、激しく美しいサッカーは必ずあるはずだ。

私が応援しているチームはきっとそれを求めていると信じている。

今はまだ未熟だが、日々技術を磨くことを怠らず、相手選手へのリスペクトと人間らしさを忘れない誇り高いチームであろうとしていることを信じている。



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記者の記事を読みたければ(アクセスアップになるから文句も言うまい)http://www.targma.jp/standbygreen/2016/09/23/post5278/?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter    その選手の名前は井上潮音、他チームも被害を受けている
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by windowhead | 2016-09-29 16:08 | 10-25shun

芝生とボールとスパイクがあれば

「大丈夫、芝生とボールとスパイクがあれば。」
⚪︎横浜中村俊輔20年目始動 シーズン10点超えだ(日刊スポーツ2016/1/12)

新しいシーズンに向けて、劇的に環境が変わったチームの一つに横浜Fマリノスがある。
Jリーグチームとしては理想の環境とも言えたマリノスタウンが昨シーズンかぎりで使えなくなって、日産フィールド小机に拠点を移した。ここがどんな施設かよく知らないが、少なくともマリノスタウンのような充実した設備を持った施設ではないようだ。
マリノスサポさんの練習見学のtweetなどを見ていても、天然芝のグランドは1面とか、見学する所は傾斜のある土手で座る所がないとか、グランドは川(?)の状況によっては水没する恐れがあるとか、食堂はあるのか?、トレーニング室は?クールダウンやトレーニング用のプールは?とか、いろいろと心配になることが多いようだ。
水際に天然芝のグランド1面って、なんだかVファーレン長崎の練習場のような感じだ。Vファーレンの練習場だって、海のすぐそば、波打ち際といってもいい。ちょっと嵐になればグランドは潮かぶりだ。それでもクラブは練習見学者用に3段のベンチ席を作ってくれた。この点はマリノスのサポさんよりVファサポは恵まれた環境にいる。長崎のクラブ屋敷の中がどうなっているかは知らないが、2年前まではクラブハウスはおろか練習場もなくて、毎日あちこちのグランドを転々としていたジプシーみたいなチームだったから今はかなり充実って感じに思える。しかしもし日本最高の施設から長崎の施設に来たら不便でしようがないだろう。今、マリノスの選手たちやサポはそんな思いでいるのかもしれない。
マリノスの施設のことが気になるのは、そこに日本の至宝とも言える選手たちがいるからだ。
中村俊輔と中澤佑二
ともに37歳の大ベテラン。すでにこの年齢の選手たちは多くが引退したりカテゴリーを落としたチームでプレーしているが、彼らがこのチームでスタメンで戦っていられるのは、十分な身体ケアができたマリノスタウンという施設があったことも要因のひとつだろう。マリノスタウンを失ったことは選手にもサポにも大きな痛手だろうし、今後のことは不安もあるだろう。
チームの始動日にマスコミから向けられたそのような質問への中村俊輔の応答がこの文の最初の言葉だ。

「大丈夫、芝生とボールとスパイクがあれば。」

なんだろう、この一言ですごく安心して前向きの気持ちになってくる。
おそらくクラブに対してはいろいろな改良案を出しているだろうし、足りないところも諦めざるを得ないところもあるだろうが、現実を見据えたうえで、こう言い切る中村俊輔の覚悟はすがすがしい。
中澤佑二も選手の価値を守るためにクラブと最後の最後まで交渉を重ねての契約更新となったのだろう。俊輔がマリノスというチームの伝統やプライドを守り、ボンバーがサッカー選手のプライドや価値を守る。彼らは表向きにはお互いそれぞれのようだが、視線の先にはいつも同じものがある。
「サッカーが好きだから」

俊輔サポ仲間から送ってもらった新春の「キックオフマリノス」の映像もよかった。
箱根温泉での座談会はいろんな示唆を含んでいた。「マリノスは無冠ではいけない」という言葉も、2桁ゴールを決めるという俊輔の決意も心に響くものがあった。それにも増して心に響いたのは、マリノスを離れて長野パルセイロで戦うことになったマリノス生え抜きの選手天野貴史に向けた言葉だ。在籍年数に比べて出場機会が少なかった実績を申し訳ないと思うあまのっちにたいして、「それを後ろめたく思っているなら間違いだよ。出場機会がない間も折れることなく献身的にクラブとチームに尽くしてきたあまのっちはクラブの本物のレジェンドなんだから、どんなことがあっても将来必ず帰ってこなければいけないよ」と言う俊輔。
18年前、シドニー五輪最終予選勝利で思わずこみ上げた涙を「おじいちゃんが亡くなったから」と言い訳していたか細い選手が、これほど頼もしい選手になってきたことが感慨深い。
サッカーが大好きだからという1点だけで、逆境も中傷も乗り越えて、先輩や周りの手助けに感謝しているから今があるんだなあと。

「芝生とボールとスパイクがあれば大丈夫」日本のサッカーの原点になるような言葉だなあ
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by windowhead | 2016-01-19 14:33 | 10-25shun | Comments(2)

長崎からマリノスタウンに想いを馳せて

今季で閉鎖になるマリノスの練習場「マリノスタウン」のお別れイベント 「ありがとうマリノスタウンOPEN DAY」が開催されたようだ。
マリノスタウンができて10年経ってない。俊輔くんが海外移籍する時はまだなかったよね。それをもう閉鎖しなければならなくなる現実。時代の流れか、日本経済の衰退を見せつけられる感じ。
西の端の地方都市在住では、とてもイベントに応募できなかったが、参加された多くのマリサポさんや俊サポさんたちから、イベントのレポートや写真が上がってきている。

なにより興味深いのはクラブハウスの中。
ここの充実した設備環境が中村俊輔や中澤佑二という至宝をケアし守ってきたと言っても過言ではないだろう。
食堂の券売機の写真があった。お昼ご飯2種類各500円、サラダやフルーツや納豆の単品があったり、ご飯の友ってボタンもある。俊輔くんのお気に入り場所は窓側だったもよう。
ホペイロさんが活躍するスパイク置き場。選手たちのスパイクがきれいに壁に収納されている。
フィットネスジムのようなすばらしいトレーニングルーム、プールもある。
リラックスルームには俊輔くんが自前で買い込んできた卓球台がまだ置いてあったそうだ。遠征先でドゥトラに卓球で負けて持ち込んできたらしい。ドゥさんが帰国するころには勝てるくらいに上達したとか。そんなエピソードも紹介されている。
ロッカールームの各人のシートにはサインやメッセージが書かれていたようだ。ボンバーの素敵なメッセージ。俊輔くんのところにはなにも書かれていなかったが、左側の壁の膝の高さ辺りにあの松田直樹メモリアルのマツのシールがひっそりと貼られていたそうだ。口には出さないが毎日マツと対話している彼の姿が眼に浮かぶようだ。
移動のバスの中も体験できたとか。
俊輔くん自主練の相棒「ベンケイくん」もまだゴール前にあったらしい。
抜けるような青空がお似合いのマリノスタウン。おなじみの風景も来シーズンから映像や雑誌に載らなくなるんだね。

マリノスタウンとは比べものにならないのだろうが、われらのクラブのクラブハウス・通称「クラブ屋敷」もどうなっているんだろう。
練習見学時に「クラブ屋敷」の側面だけは見られるが、玄関さえ見ることはできない。以前から見学会がないかなあという声はたくさんあがっていたようだが、まさか選手たちが使っている時にズカズカ見学というわけにはいかないので、物欲しげにが眺めるばかりだった。
あの玄関の作りだけでもじっくり見てみたい。歴史的建造物好きとして興味津々なのだ。
シーズンが終わって、選手たちの私物もなくなっていることだろう。今がチャンスなのかもと思ったりするが、サインもらったり、ファン感で楽しませてもらったり、その上またこちら側がもらうことばかりでは誠に申し訳ない。

そこでクラブに提案ですが、
「クラブ屋敷お掃除会」しませんか!
ファンやサポがボランティアでお掃除をする会です。女子サポの多い長崎ですから、お掃除は得意でしょう。庭の草むしりでも練習場周りのゴミ掃除でもお掃除する場所はたくさんありそうです。(練習見学の時感じるのは、知らずにゴミを落としていく人が多いこと。ハンカチやビニール袋、サインペンの包装袋などが落ちているので、ちょっと拾って持ち帰ること多いのです)
お手伝いしたから見せてくださいってのも、あれですが、なんか少しだけお返しできたかなという気持ちで、建物への愛着をもって見れそうだ。
そして、来シーズンさらにこのクラブ屋敷の中を充実させて選手たちに快適な場所にしなければいけないね。
そのためにファンができることって、まずはシーズンパスを買う仲間を増やすことかな。
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by windowhead | 2015-12-09 14:58 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

俊輔とボンバーが極意を語る雑誌を買った

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久々に「Number」を買う。
武豊騎手が表紙の日本競馬特集。競馬を読みたいからではない。久々にあの連載があったから。
「中村俊輔のサッカー覚書」、今回は「2015年版フリーキック論」この4ページのために590円。
だけどぜんぜん惜しくない。中村俊輔の企業秘密が590円で手に入るんだから。
中村俊輔のインタビューは具体的でとてもわかりやすい。ヒロイックな精神論は語らない。おそらくそれは個々人の中のものであり、プロとしては当たり前のことだと思っているからだろう。その代わり技術的なことを素人にもわかるように伝えてくれる。言語力と伝達意欲が並外れて高い人だと思う。
V長崎の前ちゃんにもぜひ読んでもらいたい。
彼のFKもどんどん精度があがっている。おそらくたくさん練習をしているのだろう。俊輔のFK論には前ちゃんに役に立つtipsみたいなものがあると思う。プロの選手に同じプロの選手の技術を手本にというのは失礼かもしれないが、中村俊輔くらいの名手となればその言葉に耳を傾けてもいいのではないだろうか。
太っ腹の「Number」さんがその一部をweb版に公開してくれている。
日本最高のキッカーが語る極意 中村俊輔のFKはいかに生まれるのか」
絶対に続きが読みたくなるはず。

おなじ棚にあった目新しい雑誌「Sporty Life(スポーティライフ)」創刊号
食とスポーツをつなぐ情報誌らしい。
表紙と巻頭インタビューがボンバーこと中澤佑二選手。
ボンバーのストイックな生活スタイルは有名で、俊輔でさえ彼の生活スタイルに敬意を払うくらいだ。
食事という切り口からボンバーのサッカーに取り組む真剣な姿勢が垣間見える。
自分に甘い生活をしている私などは自戒のためにもこの雑誌を身近に置いておく必要がありそう。
ジュニア世代のためのスポーツ和食レシピ や食材、サプリメントなどすごく役に立つ内容。特にスポーツする子供さんをお持ちのお母さんにはおすすめ。
メンタル強化法やスポーツマネジメントについてなど幅広い。
スポーツマネジメントについては、身近なチームに当てはめて読んでみるとわかりやすい。
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by windowhead | 2015-10-29 02:35 | 至福の観・聞・読 | Comments(2)

頼もしいオーバー30、上には上が!

今日は1日昨日の勝利に浸っている。
朝からオンデマンドでVファーレン長崎VSFC岐阜を見返し。
試合後のコメントで岐阜の高地選手が言いは放った「…3バックの裏に蹴ればいい。相手は前には強いが裏はそうでもない。」
いやん、堅守のイメージに隠していた我がチームの弱点ばれてるじゃん!
いけずなラモスさん、そこをガンガン突いてきた。失点もカウンターでそこを突かれた。タクオくん最初のシュートは弾いたのに、風間選手に股抜きされたの悔しいね。杉様のカバーも間に合わず。
それでも早いうちの失点なので、あまり気持ちのダメージはなかった。いけるよ、いけるよ、まだ時間はたくさんあるよ、アディショナルタイムまであるんだから!って、強気の応援ができたのは、実は、その前日に見た試合のおかげ。

横浜Fマリノスとヴィッセル神戸の試合。

どちらのチームも天皇杯から中2日、万全の体調でないはず。ましてこの試合でJ1で500試合出場となる中澤選手や中村俊輔選手は37歳、連戦大丈夫と危ぶみたくなる。早々と神戸の先制ゴール。追いかけるマリノスはなかなか点がはいらない。レッドで1人欠いた神戸は1点死守のため引いて守る。マリノスはDF陣を一人減らしてSBのバンゾーくんがCBと、そこまでして攻撃姿勢、引いた守りをどんなして崩すか、時間は刻々と過ぎていく。あと4分でアディショナルタイムか、というときアデミウソン選手のゴール!
これでやっと振り出し。アディショナルタイム5分が表示されたのであと1点なんとか〜と思っていたら、俊輔くんがミドルを打った。キーパーが弾いたボールをミカドくんが反応し、学くんにパス、学くんのシュートでギリギリに勝ち点3をもぎ取った。
ミスターマリノスとも言えるボンバーの記念すべき試合をぜひとも勝ち試合にしなければという強い気持ちがこの勝ちを引き寄せたのだろう。「誰かのためにチームのため」にという言葉にはしやすいがイメージの統一がしにくいものを、チーム一リスペクトされている(俊輔もボンバーをリスペクトしているからね)中澤選手の記念日に勝つ!という具体的なイメージで気持ちを一つにできたのだろう。
すごく前向きに勇気をもらえる試合だった。
試合終了前8分で2得点し、逆転できたこの試合が焼き付いている。

長崎の選手の動き出しも悪くない。サイドを使ったりしていつもより動きが整理されているような感じもした。両サイドの岸田選手と神崎選手のプレーがいい感じにバランスがとれている。
ワントップのヨンジェ選手が本当に献身的に走ってボールを追ってくれたパスを神崎選手がつないで梶川選手が絶妙のトラップでシュート。それはノイアーでも取れません!的ビューティフルゴール。
前半で1点返したので、あとは攻めるだけ。リスク犯しても勝ち点3取らなければ!
岐阜さんには悪いけれど余裕持ってリスクを犯せる試合はきっとこの試合だけのはず。
水戸さんもいま勢いに乗ってるようだし、そのあとは大宮、磐田、セレッソ、北九州ですよ。ボロボロになる覚悟で戦わなきゃ勝ち点1取れないような強豪ばかりですよ。
攻める意識も高かった後半20分ごろか、長崎のカウンター。
こっちに向かって走ってくるヨンジェくん、相手選手も追いついている。
倒されないで!取られないで!と思っていたら、センタリングがー〜、ファーサイドに入ってきた神崎選手が決めた!
(嘘みたいと言っては失礼だが、昨シーズンまで神ちゃんはここでふかしていた!)
今シーズンの神ちゃんはプレーが変わったね、より攻撃的な意識が見えるけどクレバーになってると友人たちと話していたけどなかなか結果に繋がらなかった。でも信じてよかった!ゴール裏に駆け込んでく神ちゃんを見て、こちらがうるっとなってしまった。
いつの間にか長崎で一番古株になっていたんだね。由紀さんが大好きで由紀さんの魂を引き継いでいる神崎選手(と勝手に思っている私)彼のゴールは、また格別にうれしい。
長崎もマリノスみたいに逆転したよ〜〜と思っていたら、なんとアディショナルタイム5分だと。そこまでいっしょか〜。
杉様が痛んでピッチ外に出た時のセットプレーは怖くて仕方がなかった。5分の長いこと。先制されたゲームでの逆転がすくない長崎がやっと勝ち取った逆転ゲーム。
古部選手のブログにも書かれているが、チームを引っ張る高杉選手、セットプレーキッカーと安定のディフェンスの前田選手、クレバーな攻撃を見せてくれた神崎選手みんな三十路に入っている。サブGKの番長植草選手、選手会長の深井選手も三十路。長崎のオーバー30選手たちは本当に頼りになる。

そんなことを考えながらJリーグサイトをザッピングしていたら、一昨日のマリノスVSヴィッセル神戸のトラッキングデータがでていた。
この試合での総走行距離12,31km(両チーム合わせて2位の走行距離)をあげているのはなんと37歳の中村俊輔選手なのだ(1位の三門選手が12,32km)。大分での天皇杯から中2日での試合でこれだけ走って、ゲームを作る37歳。もう1人の500回出場の37歳も9km走りスプリント回数12回。
J2はトラッキングデータが出ないので比較できないが長崎の選手たちと比べてみたいと思った。


彼らに比べれば長崎のオーバー30はまだまだ若者よ〜〜〜!

走れるのは当たり前なんだよ〜〜〜と愛のあるプレッシャーを捧げよう。


⚫️横浜FマリノスVSヴィッセル神戸のトラッキングデータ
http://www.jleague.jp/match/j1/2015/101712/live/#trackingdata
⚫️古部健太選手のブログ「雨のち晴れ」
http://ameblo.jp/furuken13/entry-12085691668.html
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by windowhead | 2015-10-19 18:29 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

代表監督も唸らせたマリノスの10番!

土曜日の横浜FマリノスVS浦和レッズは4:0でマリノスの完勝。
中村俊輔、トップ下でスタメン。ファン待望のフリーキックでのゴール。
俊輔ファンにとって最高の試合だし、いろんな意味で感慨深い試合だった。

この試合を見たすべての人が中村俊輔に魅せられてしまうような華やかで美しくありながら容赦ない凄みすら感じさせるパフォーマンス。
これは、今シーズン怪我やチームのスタイル変更やポジションなどで悩み抜いた彼がフランス人監督に向けて出した一つの答えなのかもしれない。

トップ下に運動量とスピードを求める監督の要求を淡々とこなす俊輔。鳥栖戦で見せたメラメラした闘志ではなく、さらりと自然体にみなぎる力で、自ら得点し、決定機をつくり、ボランチやディフェンスの所まで下りて相手のチャンスの芽を摘んでいく。それはデータでも現れていた。前半だけで6キロの走行距離は両チーム合わせてトップ。マークした浦和のキーマン・柏木選手に決定的なパスをださせていない。

相手のファウルを誘い自ら得たフリーキックでスーパーなゴールを決め、学くんのゴールの起点となる縦への決定的なパスやファビオに目掛けてのピンポイントのコーナーキック。
「パスは人が走るより早い。前への推進力を止めないパスを出せば、一緒に走るよりも速い攻撃になる」という俊輔の持論を結果につなげて見せてくれた。
中村俊輔がスタメンでトップ下にいることが、チームの力になり、助けになっていることは、学くんやボンバーの試合後のコメントにも現れている。


俊輔はバルサのサッカーが好きだし、浦和や広島のようなスタイルのサッカーが好きだ。
そのサッカーでのトップ下はやはり彼の究極のポジションなのだろう。俊輔のことだから、好きなサッカー、やりたいサッカーは研究を重ねていることだろう。浦和との対戦は心待ちにしていたのかもしれない。
その前にあった鳥栖はフィジカルとスピードが持ち味のチーム。そこでは、彼らに負けない激しさを見せながら、しっかりとその中心となる藤田選手に仕事をさせないように執拗に食らいついていた。私的に鳥栖戦の俊輔でもっとも印象的だったのはこの藤田選手への執拗なマークだった。そして浦和の柏木選手は、どちらかというと俊輔のようなファンタジスタ系。しっかりマークしながら彼のアイディアを凌駕するプレーを見せている。俊輔にとっては、藤田選手より柏木選手の方がマークしやすいんじゃないかなあ。
もしかしたら俊輔は折衷案として、ペップ グアルディオラが率いてからのバイエルンミュンヘンみたいな独特のポジェッションサッカーを考えているのかもしれない?なんてチラッと思ったりしたけど…素人考えで〜す。

監督と俊輔が思い描くトップ下のイメージは違う。監督と俊輔のイメージのすり合わせがどうなるのか、まだわからない。それでもこの試合においては、俊輔が監督のイメージを凌駕したと思う。
この試合を見た日本代表監督が「中村俊輔がもう少し若ければ…。彼のようなプレーができる若い選手が代表に欲しい」と言い、俊輔の途中交代時にマリノスサポーターたちがスタンディングオベーションで讃えたという事実がそれを物語っている。

「ヒョウや勇蔵や淳吾のようにレギュラーで試合に出てもおかしくない選手たちの気持ちを持ってプレーしている」という試合後のコメントも、マリノスを支えてきた仲間に対するメッセージなんだと思う。
監督が変わってもマリノスの本当の魂は選手たちに受け継がれている。選手こそが俺たちこそがマリノスなんだよ。と言っている気がする。

「ウイ アー マリノス!」
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by windowhead | 2015-09-03 10:40 | 10-25shun | Comments(2)

ゴージャスなFKをみせてくれた俊輔

余韻に浸りながら、何度もなんどもそのシーンの映像を見直している。
いろんな角度からの映像はないかとYou-Tubeをさがしたり…



7月19日、J1リーグセカンドステージ第3節、ガンバ大阪VS横浜Fマリノス 会場は万博。
今シーズンは手術やけがでファーストステージを棒に振って、ほぼセカンドステージからの登場となった中村俊輔選手。今回もボランチに入った。俊輔はもっと前目でプレーしたほうが彼らしい活躍ができるのにと、個人的にはいささか不満なポジション。最近はボランチ=司令塔みたいにもてはやされている風に感じるが、ボランチはもともと舵取りで司令塔とは別なんじゃ?本来ボランチではないので、ご本人も満足していないのではないかしらん。
2点ビハインドでの後半、兵頭アシストでアデミウソンがゴール。2−1のままでアディショナルタイム、遠藤のファウルで獲得したFK
セットされたボールの前には俊輔と兵藤。この二人が並び立つシーンも久しぶり。
少ない助走で蹴ったボールは壁を越えてゴールポストの左上隅っこに吸い込まれた。
俊輔、渾身の下ガッツポーズ。チームメイトの祝福にもみくちゃにされた後メインスタンドに向かって柔らかい笑顔で手挙げた。


この日が俊輔くんの末娘ちゃんの4歳の誕生日ということは、試合前に俊輔サポのPUPUさんのブログで教えてもらった。もう4歳なんだ〜〜と感慨にふけったtweetをしたら、これも俊サポAさんから、もしかしたらお嬢ちゃんはメインスタンドにいるかもよ〜という返事がきた。さすが筋金いりの俊サポさんたちだ。
日刊スポーツの記事「横浜中村俊輔2年ぶりFK弾 通算単独首位18点」
世界も報じた! 俊輔FK弾は「ゴージャス」
その通りでした。
待ちに待った直接FKゴール。なんと1年半ぶり。
そしてアディショナルタイムという劇的なシチュエーション。
一瞬でその情景を見ていたすべての人たちを虜にしてしまう魔術師(セルティックではそう呼ばれていたっけ)
これが中村俊輔の華。

Jリーグでの通算FK数が17でこの日までガンバの遠藤選手とで並んでいたが18で単独トップだそう。
このことだって、前にもこのブログで書いたけれど、Jリーグだけを比べると肩を並べているが、7年半海外にいた俊輔のJリーグ在籍期間は、1歳年下の遠藤選手より6年短い。さらに海外でもコンスタントにFKゴールをきめている。
ちなみに俊輔くんのこれまでのFKゴール数を数えてみると

●Jリーグで18点
●日本代表(U-20ワールドユース1点、も含めて) 15点
●天皇杯4点
●セリエA(レッジーナ)時代4点
●スコティッシュプレミアリーグ(セルティック)13点
●UEFAチャンピオンズリーグ2点
  合計56点…FKのみで56点入れています。
遠藤選手は、Jリーグ、天皇杯、代表、チャンピオンカップなど合わせての25、6点かな?たしか俊輔の半分くらいだったと思う。
FKが中村俊輔の代名詞なのはこの数字でもわかる。

37歳のMFがフル出場で走り回った挙句のアディショナルタイムにこれだけの集中力と正確なキックで魅せてくれた日本人選手の素晴らしさ。

ブラボー!



このFKを我がチームのたくおくんに経験させてあげたいなあ。フォルランのFKを経験した数少ないGKだからこそ、違いを感じられるし、それを伝えられると思うから。早くJ1に上がって実現するといいな。
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by windowhead | 2015-07-21 07:11 | 10-25shun | Comments(0)

マリノスタウンの移転は長崎市にも影響あるかも

今シーズンいっぱいで横浜Fマリノスの練習場やクラブハウスなどがあるマリノスタウンがみなとみらいから移転するらしい。
来年5月で横浜市からの定期借地の期限が切れることによるらしい。なにしろ年間5億円といわれる借地料とか。
練習場とクラブハウスの借地料が年間5億円って!何かと言えばお金がないといわれるVファーレン長崎のファンにしてみれば目の玉飛び出すような金額なんだけど、さすがのマリノスもそれを維持して行けるだけの体力がないということなんだろう。


遠く関東のJ1のビッグクラブの移転の話なんだけど、もしかしたら長崎市の今後に影響があるかもしれないって、思ってしまったのは、このことに関する横浜の新聞切り抜きを見たからだ。切り抜きなので何新聞なのか不明だが、内容は以下のようなものだった。

エンタメ施設 MM21に構想
横浜市、マリノスタウン跡地に
横浜市が所有するみなとみらい21地区の「マリノスタウン」が来年5月で定期借地の期限を迎えるため、市は跡地を利用する街づくりの方針をまとめた。横浜駅に近い臨海部で、人を呼び込める開発地と位置づけ観光やエンターテイメント向けの施設誘致を中心に構想している。
市によると、開発するのは横浜駅から徒歩10分の3街区で計約3ヘクタール。60,61街区には横浜Fマリノスの練習場であるマリノスタウンと横浜みなとみらいスポーツパークがある。市は複数の企業からの提案を受けて構想をまとめ、跡地にはホテルや劇場、ミュージアムといった集客施設を誘致することにした。「国内外の様々な人が学び、交流できる街作りをすすめる」として、街区を貫通する歩行者通路を整備する。会合を開く施設として国内有数のパシフィコ横浜の隣接地には企業や国際機関などの会議や展示会に伴って大きな集客が見込める「MICE」機能をさらに高めようと、会議室や多目的ホールが新設される予定だ。MICE施設の利用者がイベントの前後に足を運ぶ場としても周辺の集客を見込む。中略…  5月20日 朝日新聞 ※横浜に配布されている



長崎市長と一部の人たちがやっきになって進めようとしている「MICE」が横浜みなとみらいという日本でも最高に近い立地条件の場所ですでに機能していて、さらに強化が計画されている。アクセスもアフターコンベンションも観光も残念ながら長崎は及びも着かない立地と環境だ。
学会や国際会議などは日常的に多発するものではない。限られたパイを奪い合うとなれば残念ながら勝ち目はない。
さらにMICE構想は横浜や長崎だけではない。まるで流行のように行政コンサルから自治体に提案されているのであちこちにMICEだらけになるんじゃないかしらん。
お金に余裕があるのならまだしも、決して裕福でない長崎市が勝てない競争に挑むのは無駄遣いではないかなあ。


マリノスタウンの維持で赤字が続いていたマリノスが移転を決意したが移転先にマリノスタウンなみの環境を準備できるのか、ファンにしてみれば心配なことだ。
お金がないならアイディアで!と言ってVファーレン長崎のケースを紹介するとマリノスファンに叱られるかもしれないが、お茶飲み話として聞いてね。
クラブハウスも決まった練習場もないままJ2に上がった長崎に昨シーズン末、やっと練習場ができた!地銀が持っていた運動場に天然芝をはった練習場。すぐそこが海って聞いていたけど、行ってみたらほんとにボールがフェンスを越えたら海に落ちるよというくらいのきわきわ。サポーターが海に落ちたボールを掬う網を用意してプレゼントしたエピソードもあるくらい。そして、今シーズン待望のクラブハウスも取得した。そのクラブハウスがエルゴラでも話題になったが、純和風のお屋敷風。練習場に隣接したお屋敷ともう一軒の家屋を購入して外観はそのままで内部を一部改装してクラブハウスにしている。ファンサポの間では愛情を持って「クラブ屋敷」って呼ばれている。一見スマートに見えるプレハブ建築なんかよりずっとリラックスできそうな建物。苦肉の策といわれるかもしれないが発想の転換で乗り越えるV長崎の柔軟さに感服したなあ。

クラブハウスは中身が大事のはず。マリノスさんにはプールは別にしてもマリノスタウンにあったトレーニングルームの機能を落とすことなく移転先に設置して欲しい。そのためには外観などどうでもいいのでは。俊輔とボンバー、二人の日本を代表する名選手がこの年齢まで第一線で戦える身体を維持するための様々なノウハウはマリノスの財産。その有形無形の財産を失わないような配慮はぜひしてほしい。


横浜F・マリノス マリノスタウンからの移転に関するお知らせ
http://www.f-marinos.com/news/detail/2015-05-21/100000/195538

長崎のクラブハウスに関するブログ記事など
http://klm.noramba.net/e268324.html
http://blogola.jp/p/51308
https://twitter.com/ryotakj/status/581445044848058368
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by windowhead | 2015-05-22 15:02 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

サポーターのサポーター

「えーっ、あの横断幕や大旗はクラブが応援してもらうために貸し出しているんじゃないの?サポーター側が自費で作っているの?、そこまでして…」
巨大幕「ミ・ヴィーダ」修理の話をしたときの友人の反応。彼女は応援のための幕や旗など大掛かりなものはクラブが貸し出すものだと思っていた。サポーターの自費制作だというと、あきれ顔だった。彼女だけでなく一般的な認識はそんなものだろう。
お金も時間もかけてひたすら選手達を応援するサポーターの献身はなかなか理解しにくいものなのだろう。

私がサポーターという集団の可能性に興味を持ったのは東日本大震災のときだった。
その前年のシーズン末、マリノスのサポーター集団は松田直樹選手の戦力外放出撤回を求める署名集めを行っていた。俊輔サポ仲間から私のところにも署名依頼がきたりして、マリノスサポーターの動向がtwitterやWEBサイト、メールなどを通して入りやすくなっていた。
震災から数日あとだったと思うが、マリノスサポさんの間に被災地支援の話が流れ出した。救援物資を集める話しあいがなされていた。物資の種類や輸送の方法など細かく議論されたようだ。震災から1週間くらいで救援活動の詳細が発表された。初回は自力でマリノスタウンに持ち込める範囲で集めるということだった。遠方のサポーターが横浜まで物資を送ることで、本来の救援物資を輸送する宅配便などに負担をかけない配慮からだ。救援活動は1回で終わらないので、遠方のサポーターはその時期がきたときに協力して欲しいとのメッセージも出されていた。
最初の支援活動が行われたのは震災から10日後くらいだったと思う。
参加した人たちのtwitterなどで現地の様子が逐一伝わってきた。
そのときの詳しい様子は参加された武藤文雄氏がブログに書かれていたので、それを読んでいただきたい。(武藤文雄のサッカー講釈「Jサポータの支援活動に参加して」2011.3.21
その後も支援物資集めやがれき除去作業など支援活動は継続的に行われていた。
さまざまな任意のグループや団体があるが、この災害のときJリーグサポーターの動きは最も早かったと思う。この時感じたのは「Jリーグのサポーターには地域社会の中核になれる可能性がある」ということ。

個々人を否定しない緩やかな統率、人のために声を振り絞って応援する献身、苦しいときこそ燃える心意気、大旗を振り試合中歌い続け飛び続ける体力、応援スタイルやゲーフラに見られるアイデアや発想力、ホーム、アウエーと駆け付けるフットワークの軽さ、他チームサポとのネットワーク…。
こうして見るとJリーグサポーターたちのポテンシャルはとても魅力的だ。
サポーターが地域活動に入り込んでくるといいのにな。自治会やPTAなど形骸化しつつある組織にこそ彼らの力が欲しいと思う。

さすがにゴール裏の中心で飛び跳ねる体力気力はないわ〜という私たちおばさん組は、サポーターのサポーターならできるかな。サポーターさんたちが活動しやすくなるような環境づくりをお手伝いする。そんなスタンスでゴール裏を楽しもう。
さあ「ミ・ヴィーダ」登場なるか!巨大幕の内側初体験できるかな。
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by windowhead | 2015-03-29 04:50 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

得ることが多かった!中村俊輔インタビューin ELGOLAZO

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俊輔サポ・Tさんのご好意で2月19日付けの「エル ゴラッソ」が届いた。
16日左足首の手術をした中村俊輔選手。完治にはすこし時間がかかるという。その10日ほど前に取材された俊輔のロングインタビューが掲載されていた。
インタビュアーはマリノス担当の藤井雅彦さん。取材時と現在の状況が大きく変化してしまったのでエルゴラ編集部も藤井さんも掲載についてかなり悩んだようだが、一人でも多くのファン、サポータ、さらにプレーヤーを含むサッカーファミリーにも読んで欲しい内容であるということで掲載に踏み切ったそうだ。多くの人に読んでもらいたい圧巻のインタビューだった。

有名選手のインタビューとなるとヒロイックな表現だったり、日本を背負うだの誇りだのというイメージに流れやすい言葉がたくさん出てきて、酔わせるが中身は平凡ものが多々ある。選手もインタビュアーも壮大な言葉とその言葉が醸し出す雰囲気に酔って飲み込まれて現実を見失う。最近ではブラジルW杯の代表選手達(内田選手を除く)の記事がそれだったと思う。今回の中村俊輔のインタビューはある意味その対局にあると言ってもいい。

中村俊輔のインタビューが他の人と違うのは、具体的であるということ。平易な言葉を使って具体的に話すのでとても難解な話でも理解しやすいところ。独特な言葉で表現するがそれが的確にイメージを伝えることできるところだろう。
その1つに選手の名前を出して説明することも特徴。聞く側読む側はその状態をイメージし易くなる。このインタビューの中でも、木村和司、水沼貴史、レナト、ラモス、名波浩、西澤明訓、森島寛晃、中田英寿という先輩たち、中澤佑二、榎本哲也、藤本淳吾、佐藤優平、中島賢星、兵藤慎剛、斉藤学、栗原勇蔵などマリノスの選手、小野伸二、稲本潤一、小笠原満男、遠藤保仁、中田浩二たち代表での同僚、さらにピルロ、バッジョ、トルシエと多くの名前が登場する。それぞれのプレーやその時の状況を思い出しながら読むと彼が伝えたいことがよくわかる。

ファンの間では有名な話だが、俊輔は自分にプレッシャーを掛けるためクラブから複数年契約を提示されるがあえて毎年単年契約を結ぶ。それは実績や状況にしがみつくことなく刺激を求めながら高みをめざすのが彼の生き方だとインタビュアーの藤井さんが書いている。
チームの中にあっては、いつも競争を意識してアピールしているという。「俊さんは特別だ」と思っている選手がいたらそれは大間違い、自分だってどうしたら監督の信頼を得られるか必死で考え、アピールしているし、そのために練習中に工夫することは大事なことで実践しているという。
中澤佑二をリスペクトし、彼が同じチームにいることが自分のモチベーションにも大きくつながっているという。
チームあっての俊輔か、俊輔がチームを輝かせるのかという質問にも、どちらでもない。チームとして勝つためにトップ下の選手としての役割を分析して弱い部分を高める方法を考える。個人で難しければコンビネーションで高める。彼はセレッソや代表での西澤Xモリシのコンビが好きだという。ずっとサッカーを見てきた人にはあーあれかとイメージできるのじゃないかな。こんな実感が伴うのが俊輔のインタビューの醍醐味。

中村俊輔はマリノスが大好きだ。
子供の頃からの憧れであり夢がマリノスの選手として三ツ沢でプレーすることだったそうだ。だから、三ツ沢が世界で一番好きなスタジアムであり、マリノスの10番を背負うときは今でも木村和司さんの番号だと自然とそう思うらしい。
日本代表の10番を背負っていたころも、和司さん、ラモスさん、名波さんが背負った番号を継いでいる、それがうれしかったし誇らしかったという。シーズンオフのチャリティーマッチで多くの先輩選手達とプレーして、この人たちに追いつくんだと燃えていたころを思い出したらしい。そんなことも向上心につながっているという。いつも先輩や後輩、周囲の人から高められていると思っている人だ。
マリノスの一番のサポーターは中村俊輔自身じゃないかなあ。

このインタビューを読みながら強く感じたのは、俊輔のように感じてくれる選手を育てるサポーターやクラブでありたいということ。
わが町のチームVファーレン長崎に例えれば、県総スタジアムで戦う選手を見てきた子供達が選手やチームに憧れ、プロ選手になってチームに入り、海外や他チームに移籍しても、また必ずVファーレンでプレーしたいと強く思ってくれるクラブ作りだ。
魅力的なクラブはもちろん強いことだろう。でもそれだけじゃない。選手同士、選手とクラブの関係、サポーターと選手やクラブの関係がとても大事になってくる。根っこにあるのは人と人の関係ではないかな。
出て行った選手がいつかあのチームに戻りたいと願ってくれるようなVファーレン長崎にしないとね。
それには、まずは応援です!
いつか由紀彦に返ってきてもらうためにも…。
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by windowhead | 2015-02-26 11:28 | 10-25shun | Comments(2)

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


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