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「サッカーと愛国」 今読むべき本かも(ガンバ応援旗問題に思う)

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「サッカーと愛国」清義明 イースト・プレス
昨年11月に読んだ本ですが、今ぜひサポーターと名乗る人たちに読んでほしいと思って、改めて紹介します。
ミズノスポーツライター優秀賞に選ばれている本です。

この本の帯にも書かれていますが、「スタジアムには日本人が知らない世界基準」があるのです。
昨日あたり、ガンバ大阪のサポーターのフラッグのデザインがナチスの親衛隊SSのロゴそっくりだという話がネット上を賑わし、今日は新聞にもそのことが取り上げられました。
ガンバのサポさんたちは、SSじゃないSHだと言っていますが、そんな問題じゃないんですよね。ナチス親衛隊をイメージさせる意匠を使ったことが問題なのです。振り返ってみたら、このガンバのフラッグは、以前にも出されていて、問題になりクラブから掲示禁止の処置を取られていたようで、それをまた持ち出してきたらしい。このガンバサポの意匠は、すでにヨーロッパではナチズムに親和的なサポーターのフラッグとして取り上げられていたらしいのです。そんなことさらさら知りませんでした。日本にも親ナチグループがあるって思われていたわけですよ。
日本人には分かりにくようですが、ナチズムは絶対に否定されるべきものなのです。
もう30年以上まえになりますが、あるドイツの若者に「日本人はよくドイツは同盟国だったので親近感があるというけどどう思う?」と聞きました。するとその若者は「それは迷惑な親近感です。ドイツはあの時代を否定しています。あの時代の仲間というのは否定する対象なんです」と言われました。ドイツは先の戦争で自分たちの国がやってきたことを否定しきちんと決着をつけ、全てを捨てて新しい国を作ってきたのです。
誰もが集まるサッカースタジアムにナチスを連想させる意匠があってはならないことは世界の常識なんです。
日本の場合は、旭日旗という意匠があります。よくJリーグのスタジアムで旭日旗やそれを模倣したデザインのフラッグが振られていますが、これは中国、韓国、アジアの人々にとってナチの意匠と同じようなイメージなのではないでしょうか。この旗のもとにどれほどの犠牲者が出たか、アジアの人々の身になって考えたら、このようなフラッグは作るべきではないと思うのです。旭日旗は自衛隊も使っているから悪いものではないのではという人もありますが、それこそ軍隊(厳密にはそうじゃないが)が使う意匠を平和を目指すスポーツに持ち込むことの方がおかしいと思いますし。自衛隊にしてみれば、たかがスポーツ、そんな場所に大大切な旭日旗を使って欲しくないとおもわれるのではないでしょうか。
昨シーズン、Vファーレン長崎には在日朝鮮人、韓国人の選手が在籍していました。在日の彼がもの凄い嫌がらせメールをネット上で浴び、ゴール裏の一部からも国籍に関する非難を浴びたようです。若い彼らはあまり気にしないのかもしれませんがゴール裏あたりで振られる旭日旗まがいのデザインフラッグをどう思っているのだろうという気持ちがありました。記者ではないので、本人たちにそのことは聞けませんが、すごく気になることでした。

Jリーグは今シーズンから英パフォームグループと契約しました。これまでJリーグは東洋の端っこの閉ざされた環境でやってきたわけですが、今後グローバル化されることになります。当然のことながら、日本のスタジアム風景が海外に流れるわけですが、レイシズムに疎い日本人が作るスタジアム風景が海外からひんしゅくを買うことをやらかしたりしないだろうかと心配でもありました。
今回のガンバサポのフラッグの問題を機に、もう1度スタジアムであげている幕や旗などについて、考えてみるのもいいかもしれません。
その意匠が他の人に違和感を持たれるものであれば、それは引っ込めるくらいの対応が必要だと思います。それを若い子たちに諭すくらいの大人なサポーターこそが、クラブにとって真のサポーターなのではないかなと思います。




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by windowhead | 2017-04-21 14:01 | 紙のフットボール | Comments(0)

いよいよ九州ダービー!帰ってきたのかよ〜

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いよいよ今日、ホームにアビスパ福岡を迎える。

あの日、アビスパ福岡のゴール裏に眦を決して乗り込んだ。プレーオフ。
あの人もこの人も本当に真剣な顔で、チャントを歌い続けたけど、勝ち上がれなかった。
負けた長崎の選手たちにもっともっとコールを送りたかったけれど、彼らが早く引っ込んでしまったので、気持ちの高ぶりを持た余した長崎ゴール裏は勝ち上がったアビスパ福岡にさらに勝ってもらおうと、「アビスパ福岡」コールをした。
「行っちゃえJ1」と書いたボードを掲げアビスパコールをするU氏の悔し涙とコールする長崎サポの声が全国に放映された。
アビスパの選手たちも長崎ゴール裏に来て挨拶してくれた。
喜ぶアビスパ選手たちをひとりじっと見つめていた黒木選手の姿があった。一番勝ちたかった一人だったはず。彼は、その後一足先にJ1にあがった。
アビスパのほうでは、アビスパサポの漫画家さんによって、J1に駆け上がる城後選手の後ろ姿が描かれたが、城後選手の背中はVファーレン長崎のユニフォームを背負っていた。
長崎の悔しさも背負ってJ1に行くよ!というメッセージ。心に響いた。
井原監督は、長崎から古部選手を引き抜いた。けど、悔しくなかった。井原さんだからこそ古部選手の献身的な守備をわかってくれてるんだと、喜んで送り出した。

アビスパのホーム開幕戦は、井原監督に因縁のマリノス戦。井原さんをレジェンドとして尊敬している中村俊輔のFKに沈められた。
中村俊輔のFKの成長のきっかけは、実は井原監督にあるんだ。最近出た中村俊輔のFK集DVDの中で、「マリノス入団したころ、FK練習の壁に井原さんや小村さんたちがいた。この人たちにぶっつけるわけにはいかない。FK練習はもの凄い緊張の連続だった」と語っている。井原さんの壁が育てたFKの名手との対決だった。

あれからワンシーズンを経て、「行っちゃったまま」でいいのに、アビスパさんはまた九州ダービーに帰ってきた。
古部選手も長崎に帰ってきてくれた。
長崎のユニフォームを背負ってくれた城後選手も今日は背負った長崎の思いを返しに来てくれるだろう。
アビスパのメンバーをみると、ゾクゾクする。これJ1時代より強化されてないか?
山瀬や駒野までいるよ。ウエリントンには煮え湯を飲まされているからね。
強敵だ。
でも勝ちたい。
練習見学してないので、今日の予想ができないけれど、とにかく全力で!
今シーズンの長崎は調子がいいときは、攻守の切り替えが早いし、球際もしっかりタイトにいっている。だから前を向いたプレーができている。
気持ちが守りにならなければ、強敵でも臆することなく戦えると思う。気持ちが守りになると反則が多くなるから、それだけは避けてほしい。
誰がスタメンかな。
そろそろ畑ぼうにもゴールしてほしい。
城後を迎え撃つDFに杉さまがいてほしい。
ベーちゃん、前ちゃん、杉さま、三浦くん、あのプレーオフの悔しさを知っている選手たちが登場してくれることを望みながら。
今日は、仕事なので試合開始ごろにバックスタンドに駆けつけることになりそうだ。
青のチームがくるので、今日は少しオレンジ多めのスタイルで行きましょうか。




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by windowhead | 2017-04-15 09:59 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

クリーンに熱く、そういう試合になればいい

今日は静岡ダービー

俊輔くんの居残り練習相手をしていた選手たちが、いろんなチームで頑張っている。清水のGK六反勇治選手もその一人。

六反くんはアビスパからマリノスに移籍してずっと第3キーパーだった。その間俊輔の居残り練習でのFKやシュート練習の相手をしてくれていた。その間、いろんなことを俊輔から学んだという。
(静岡新聞よりhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170329-00000029-at_s-socc
正キーパーとして仙台に移籍し、日本代表にも選ばれた。今シーズンからは清水へ。今日、清水のキーパーとして再度相見えるかもしれない。
俊輔くんの居残り練習は磐田でも続いているようだ。磐田ではどんな練習をしているのだろうか?だれとやっているのだろうか?など練習を見るのは試合とは別の楽しみがある。
実は私に練習場に見学に行く楽しみを教えてくれたのも俊輔選手の居残り映像なのだ
我がVファーレン長崎のDF田代真一選手も北谷史孝選手もなにかの形で俊輔くんと練習をともにしていると思う。
居残り練習の相手をしたかもしれない。キックオフマリノスの映像のなかでファン感謝デーで俊輔くんと一緒に金魚すくい屋さんをする北谷くんがいたっけ。
田代くんは、すでにチームの主軸として開幕からスタメンを続けているし、北谷くんも田代くんたちの出場停止の穴を埋めたりして活躍の兆しを見せている。
俊輔居残り練習塾の塾生さんたち、どんどん成長し活躍してください。
俊輔くんの成長は他の選手たちも巻き込んで一緒に伸びていくからすごいのだ。

今日の静岡ダービー向けて、俊輔くんはこう言っている
先輩たちが作ってきたもの。移籍してきたからこそ、敬意を持ってやりたい」(http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170331-OHT1T50243.html スポーツ報知

ダービーというのは、単に絶対に負けられない戦いなだけではない。この戦いを作り上げてきた人たちの歴史が詰まっている。だから選手たちはこの歴史をリスペクトしてそれを汚さないように戦うし、スタジアム全体はその歴史にさらに歴史を積み上げるために最高の空間を作ろうとするんだろう。あの時のダービーが最高だったね!と語り継がれるためにも。

だからこそ、この記事で俊輔くんが言っていた言葉は大きな意味を持つ。
「クリーンに熱く。そういう試合になればいい」
すべてのスポーツに通じる言葉だと思う。

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by windowhead | 2017-04-01 12:24 | 10-25shun | Comments(0)

躍動感と一体感が感じられたホーム金沢戦

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アウエー京都戦を前に練習見学してきました。
見学者も少なかったので、選手たちはファンサービスに時間を取られることなく元気にチームバスで出発しました。
いつも思うのですが、アウエー出発時は選手たちの準備やコンディションのことも考えて、ファンサービスは控えめにしたほうがいいように感じます。雨の日や寒い日に練習後長い時間引き留めると身体が冷えてしまわないか心配です。
若い選手が多くなったからか、いつものハーフコートで全員参加ゲーム(勝手に呼んでいます)は賑やかです。いろんな選手の声が飛び交います。昨シーズンは梶くんが一人でワイワイ言っていましたが、今年梶くんがいても、それに負けないくらい元気です。
出発日の今日はなかったのですが、今シーズンの練習場でよく見かけるのが、全体練習が終わってからの、各人の居残り練習。
二人組、三人組、一人でコーチとマンツーマンなど小さな塊があちこちにあります。
三好コーチのキーパー特訓も昨シーズンから楽しみに見ています。三好さんはキックがうまいので、ゴールの極をついてきます。見学のT氏が「PKになったらキッカーは三好さんに交代したらいいよね」などと冗談言ってます。「本当それいいかも」と反応してしまいます。
幸野選手がフィジカルコーチとやる練習も試合で効いているなあと感じています。
ときどき、監督さんからのご指名特訓も見られて、練習場が昨シーズンとはまた違った趣です。


ホーム金沢戦でのスーパーゴールでプロ初ゴールを挙げた翁長選手。
このゴールがJ24節のベストゴールに選ばれました。おめでとうございます。
バックスタンドにいると、後半すぐ近くで翁長選手が見られます。ボールを自分の足元に収めるのがうまいなあと思って見ていた選手です。いつも反対サイドでの攻防が多くて、フリーの翁長選手は両手を挙げて、サイドチェンジをアピールしています。でも、次の試合からは翁長選手もマークされるんだろうなあ。終盤にあのスピードで長い距離を駆け上がったり、2人、3人DFかわしてミドルを打つんだから、相手にとっては自由にさせたくないでしょう。
木村選手のゴールは本当に嬉しかったゴール。待ちに待っていたのはきむくんやチームメイトだけでなく、サポーターも。ヘディングだけどゴール前の密集で決めてくらるのはきむくんらしい。シーズン初ゴールおめでとう。
もう一人、気になっていたのが北谷選手。マリノスに入ったばかりの頃から知っているのでなんとなく愛着があります。前ちゃんの指示でしっかり守れていたし、攻撃にも参加するし、キックも得意なのでいいボールあげてました。昨シーズン期限付きで行ってた山口ではすごく成長したんだなあと感じます。
途中から入った中村選手、ファンマ選手、パジャルド選手たち、前線で献身的なプレー。終盤の金沢の攻撃にも前田選手が統率するDF陣と増田選手がしっかり守ってホームで2勝目!
この日のVファーレン長崎は「躍動感と一体感」のあるいいチームになっているなあと感じさせてくれました。
なによりうれしかったのは、この試合でVファーレンはカードを1枚ももらっていないのです。

フェアプレーでの勝利はサポーターにとっては最高のプレゼント!

洸一くんに1点決められたのは、まあ「よし」としましょう。
それくらい佐藤洸一はまだ私たちの選手なのです(これサポのわがまま)。でも洸一くんはすでに金沢の人気者になっている模様。がんばれ。






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by windowhead | 2017-03-24 18:40 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

カズさんおめでとう!そして選手の皆さんありがとう

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3月5日、第2節ホーム対横浜FC戦。
1:1のドロー。それも1点ビハインドから追いついてのドローなので前向きに捉えられます。

数日前から集客を心配したサポやスポンサーさんたちが、「キングカズとの対戦だよ!」と対戦相手のビッグネームを使ってPRしました。私もその一人。でも心のどこかでは、カズさんが来ることは確定ではなく、来られなかったらどうしようと思っていたのではないかな。特に、第1節でも長い時間出場していたので、回復しているかな?帯同無理かもねとの懸念もありました。
でもさすがキングカズ、来てくれました。それだけでなく先発出場でした。
入り待ちで集まっているとスマホでスタメン見ていた人が「カズ先発だって!」。周囲でどよめきが起こりました。対戦相手なのにみんなの喜ぶ顔顔かお。入り待ちをリードしていたウルトラの代表さんからも「みなさん、フラッグは長崎のバスに振ってくださいね。まちがってもカズさんのバスに振らないようにね!」とジョークが飛ぶほど。
入り待ちで嬉しかったのは、ヴィヴィくんが参加してくれていたこと。クラブマスコットですが、その前にVファーレン長崎のチームが大好きな男の子ですから居てもたってもいられなかったのでしょう。

試合の方は まだまだ自分たちのチームの選手の特徴もわからないので、なんとも言い難いのですが、若い選手が多くなっているのでアジリティーは高いなあと。すごく真面目にサッカーしている感じ。それが清々しくて気持ち良く見られました。連携やサイドチェンジの活用など視野の広サッカーではないんだけど、チャンスと思うと臆することなくミドルシュートを打つところは昨シーズン見られなかった特徴かな。DFもシッカリ守っていたし、特にカズ選手をマークしている田上選手の必死のがんばりは「カズさんにけがさせないでね〜」と心配するほど気持ちが入っていました。翌日の新聞での田上選手のコメントがすべてを語ってくれました。「カズ選手に得点されるとそのシーンが何度も何度も全国放送で流されるので、それは避けたかった」と。サポも含めて長崎のみんなの気持ちを代弁してくれたプレーに感謝です。田上選手サポの女の子に試合後お礼を言ったくらいです。
後半に入って10分過ぎごろカズ選手が交代。スタジアム中から拍手が起こりました。ワントップをはった木村選手と幸野シュート選手が交代。シュートくんのポジショニングがずっと気になっていたけど、ゼロトップでボールを回す役割だったのかな?でもシュートくんはボールを保持できるからそんなところは期待できるなあ。彼についてはこれまでの経緯もあるので見方が厳しくなってしまいます。それを凌駕する選手になって欲しいです。
PKで相手に先制されたけれど、何となく追いつける気がしていたのは相手の動きが悪くなってきたから? 吉岡選手と代わって入った中村慶太選手が自分で持ち込んで飯尾選手にパス、飯尾選手のクロスを翁長選手(だったのかな)が受けて、それに走り込んでいた慶太選手が体を投げ出しながらの豪快シュートでゴール!今年の慶太選手は覚悟が見えるよねという雰囲気を持っていたけれどやっぱり気持ちがボールに乗り移ったね。
その後も翁長選手のゴールポストに当たるシュートなどがありましたが得点ならず、最後の最後長崎のゴール前での攻防もなんとか守りきって、勝ち点1を分け合いました。
畑選手のイエローカードがなぜなのかわからず、アフターバーで何度も試合を見返して、何プレーも前の相手を押したのがアドバンテージでイエローになったのかな?ぐらいしか結論出せませんでした。畑選手、気にせずぜひとも今度はゴール決めてくださいね。畑選手のゴールは長崎のみんなが楽しみに待っているんですから。試合が終わってカズ選手と高木監督が言葉を交わし、別れ際にカズ選手が監督の肩をポンと叩きました。おや?と思いましたが、日本代表でも一緒にプレーしたお二人、実はカズ選手のほうが年上なんですね。

試合後はいつものようにヴィヴィくんファンサゾーンへ。でもこの日はカズ選手を一目見ようと待っている人たちでいっぱい。横浜サポも長崎サポも一緒になって出て行くバスのカズ選手に手を振り、カズ選手もその方向を見ながらしっかり手を振り返してくれました。
この日の試合出場で三浦知良選手は世界記録保持者になりました。これまでは元イングランド代表のスタンリーマシューズの50歳と5日が公式最年長出場記録だったそうですが、長崎戦のカズ選手は50歳と7日でマシューズ氏の記録を抜いたそうです。
おめでとう、カズ選手!
この横浜FC戦はいろんな意味で忘れられない試合になりそうです。両チームの選手のみなさんありがとう。

長崎の選手たちのバスが出た後も、ひとり残ってファンたちへのサインや写真撮影に丁寧に対応している高木監督の姿がありました。
高木監督、ありがとう。何があっても監督とこのチームの選手たちを応援しますからね。
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by windowhead | 2017-03-07 13:45 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

好発進!J2、5シーズン目のVファーレン長崎

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昨日、Vファーレン長崎はホーム開幕戦を4−0で好発進した。

今シーズンからシーズンパスはバックスタンドにした。スポンサー集めのためにもTV画面に常時写りこむバックスタンドを埋め尽くす事が大切だと聞いたから。
いつものようにKATARODEさんの選手名応援幕を揚げる手伝いで開門前のバックスタンド3階に上がって、まず目に入ったのは美しく手入れされたピッチ。
ああ、ここは長崎が誇りに思っていいスタジアムだと改めて思う。
新しいシーズンは、いろんなところが少しづつ変わっていた。スタグルが変わっていたり、ゴール裏応援団の場所が変わっていたり、それでも、昨シーズン気持ちよく応援しあった人たちは相変わらずいい顔して再開できた。
昨シーズン応援していた選手が移籍したので、今シーズンはまだユニフォームは買っていない。思い入れを託す選手を今日の試合で見つけようかなと思ったりしていた。昨シーズンまでキーパーを応援していたお仲間のお嬢さんたちが今シーズンもキーパーにしようかと思っていると言ってたのはすごく嬉しかった。だからなのか、彼女たちも私服姿。
ヴィヴィくんが新しいユニフォームをお披露目していた。
「新ユニね!」と声をかけられると、いちいちくるりと回りながら誇らしそうに見せている姿は、本当にご近所の男の子って感じ。長崎サポはヴィヴィくんとごく自然に会話する。不思議な光景かもしれないが、これ日常ね。

クラブは大幅な赤字などいろいろな問題を抱えているので、若い選手、長崎が初めての選手たちは不安が大きいのではと心配したが、高木監督が「チームは自分が責任を持って守り抜く」と断言された。監督のこの言葉を聞いたら、クラブはともかく、高木監督のこのチームは精いっぱいサポートする決心がついた。
このチームがどんなサッカーをするのか、初めて見ることになる。
すごく安心したのは、枠内シュートが多いこと、相手チームの特性もわからないから難しいがラフプレーが少ないこと、かな。そんな選手たちが躍動してくれて思いもかけない4得点、さらに守備は無失点。
名前と顔が一致しない新しい選手たちの得点がうれしい。さらに期待の外国人ファンマ選手の守備をおろそかにしないプレーと得点に間違いのない外国人選手が来てくれたと一安心。
理由はわからないが、バクスタ寄りの場所に応援場所が変わった「ウルトラ長崎ウエストエンド」のパレット。相変わらず終始さぼることなく飛んでチャントを歌っている。びっちりと敷き詰められたバンデーラが躍動していて美しいし、チャントの美しさはやっぱりこの集団の声が支えているんだと思わせる。

気持ちよく選手たちを送り出して、いつものアフターバーに参加させてもらった。
そこに、3人の群馬サポさんと、北谷選手を追いかけて山口から駆けつけてくれた北谷サポさんが合流。
ワイワイガヤガヤ、いつもの楽しい雰囲気。
ロージーさん、今シーズンもお世話になります!よろしくお願いします。
3点目を挙げた乾選手の映像を見ながら、「うちにいるときはこんなゴールみせてくれなかったぞ〜!」と叫ぶ群馬サポさん。乾選手は5年も群馬にいた選手だったのね。古巣との対決は特別な思いだったのだろう。
群馬サポさんとの話で、とても気になったのは、長崎という街のこと。
「きのう、長崎市内に観光に行ったんだけど、長崎の中心部にVファーレン長崎のポスターや看板やのぼりなどがぜんぜん見られなかった。この街にJリーグがあるなんて感じられない街だけど、なんでなの?」という疑問を聞いたこと。
たしかに、長崎市内の中心部で(私は周辺部に住んでないのでそこはわからない)Vファーレン長崎のポスターや看板、のぼりなど見かけない。「諫早にあるチームだから長崎は関係ない」という人もいるが、そんなものだろうか。そんな小さな気持ちでいいのかな。昔の長崎の人たちは、名もない若者たちを支え、育ててきたのに。無償の心意気で支えたり協力して育てた人たちが勝海舟や龍馬であり、のちの明治政府の大物たちになったのではないのかな。有名なものしか興味を持たない街になったのかな。長崎には今でもインキュベーターとしての懐の深さをもっていてほしいのに。
いや、ポスターくらい貼るよというお店や施設はたくさんあるはず。ただ、クラブが怠慢でその1軒、1軒にコンタクトしてないのかもしれない。もっともっと、Vファーレン長崎が県民にとってどれほどすばらしい宝物なのかを知ってもらう努力が必要なのだろう。
愛されるクラブという言葉はいくらでも吐けるけど、黙っていて愛してもらえるほどあまくないよね恋愛だって。
チームは、愛されるために初戦の結果を残したよ。
さあ、クラブはなにができるのかな。

たった今、うちの店の前を幼稚園生の女の子とおばあちゃんが通って行った。外に貼っているポスターをみて「ゔぃふぁーれんね」と言ってポケットガイドを1枚持って行ってくれた。ガイドを開いて選手一覧に「いっぱいいるね!」と言って大事そうに畳んだ女の子。制服のポケットに大事にしまわれるポケットガイドがとってもうれしそうに見えたなあ。
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by windowhead | 2017-02-27 17:34 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

誰が誰だか???見慣れた顔にホッとする

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チーム始動2日目の昨日、2部練の午後の部を見学に。
久しぶりの戸石練習場。
数日前、私の中での最高のサッカー選手・中村俊輔選手がマリノスを去る決意をした。昨シーズンのマリノスの練習環境を関東の俊輔サポさんたちから逐一聞いていた。オリジナル10の名門を自負するマリノスが、そんなに粗末な練習環境なのかと驚くほどだった。1年間キャプテンの俊輔を筆頭に選手たちは練習環境改善を求めてきたはずだ。。その後も練習環境の整備についてマリノス側からの発信はない。その他にもいろいろな軋轢があったのだろう。中村選手、小林選手、榎本選手、兵藤選手とマリノスの顔ともいうべき選手たちが大好きなマリノスを去る決意をした。彼らはそれぞれに、純粋にサッカーに打ち込みたいというメッセージを残している。

なぜこんな話をVファーレンの練習見学の前振りにするかというと、戸石練習場とクラブ屋敷の有難さを、実感したからだ。今のVファーレン長崎のほうがJ1のマリノスより練習環境はいいと思う。
午後3時半からの練習見学は、はじめはぽかぽか日差しもあったが、後ろから吹き付ける風は冷たく、日が落ちるともう寒い寒い。

選手のみなさん、誰が誰だかわかりません。そんな中で、前ちゃんやテツくんや田上くんやスギ様たちの顔をみるとホッとする。畑くんでさえ、なんかもう以前からいる選手という感じで声をかけてしまうし愛着がわいている。黒髪のキムや北川くんがあのキャピキャピ感を置いてきたみたいに真面目。銀狼のケイタにびっくり! 帰ってきたべーちゃんやシュートくん、相変わらず。

新しい選手ではっきりわかるのは、以前マリノスにいた、田代選手と北谷選手ぐらいかな。
中でもみなさんが「神ちゃんがいるみたい!」とざわざわしたのが、乾選手という人らしい。遠目にそっくりさんでした。
キーパーは190センチ92キロがいなくなったので、ちょっと小ぶりに見える。
チーム全体に身長は昨シーズンより小さい。一昨シーズン、昨シーズンの長身モデルシルエットのスタイリッシュVファーレンは今シーズンは望めないわ。 残念。
そうそう、ファンマ選手だったかな?ハーツで12得点あげてるFW。いました。
写真より若くてかわいい。スコットランドに2年いたんだから、英語は話せるよね。今度英語で声かけてみよう。
若返ったせいか、すでに体はある程度絞れてきている感じ。持久力などは見れなかったのでなんとも言えないけれど、すぐにボール使った練習にはいれている。
フィジカルコーチもヘッドコーチも変わったので、その人たちの声に慣れない。
なんだかよその練習を見ているような感じがするのは否めない。
外見で特徴的な選手がいないので、これ何度通ってもわからないままかもしれない。今シーズンは開幕近くまで情報いれないで、キャンプ終わって帰ってきてから、魅力的な選手を見つけることになりそう。

とにかく若かったです。だから味のある選手はいません。
雰囲気でスギ様に勝つ選手もまだおりませんので「様」付けはスギ様の独壇場でしょう。
「初めまして!」ばかりの新しいチームがあと1ヶ月半でどれくらい仕上がるのか、それを楽しみにしておきます。
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by windowhead | 2017-01-12 19:46 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

理不尽と前向きに闘える人・李栄直(リ・ヨンジ)選手ともお別れ

李栄直選手がカマタマーレ讃岐に移籍してしまった。
個人的には、一番長崎に残って欲しい選手だった。
彼がいることで、長崎は普通では体験できない事柄に出会え、学べるはずだった。
彼の熱さは、私が知っている限りのV長崎選手が持ち得なかった熱量だし、彼の人懐っこさも長崎の魅力を幅広く伝える力になると思っていた。かっこいい外見からは想像できないほどまじめで気配りの人でもあった。
こんな選手が、まさかの契約満了とは、信じられないし、はっきり言って納得がいかない。
それでも彼は「2年間皆様が応援してくれたので熱く闘えることが出来ました。このユニフォームをもう着れないのは寂しいですが自分が選んだ道ですので後悔の無いよう、また闘ってきます。本当にありがとうございました!」という挨拶を残し、twitterやfacebookへのコメントにいちいち返事を残して長崎を去っていった。

長い足を振り抜いたシュートは低い弾道でゴールネットに突き刺さった。ものすごいパワーを感じるシュート。この一発だけでも彼に期待してしまう魅力的なプレーだ。
移籍初年度のボランチでのプレーが好きだった。ゴールを決めてゴール裏に駆けつけ勢い余って壁を駆け上り不覚にもサポーターの弾幕を踏み破いたこともあった。その破れ目は、サポーターにとってはヨンジくんと一緒に喜んだうれしい思い出の傷跡だろう。
1年目の活躍から、彼にはよそからのオファーが来ていたはずだ。それでも長崎に残ってくれた。
2年目は故障がちでなかなか試合に出られなかった。試合終了間際に送り込まれてコーナーでひたすらボールをキープする姿は、本来のプレーじゃないよねと不満に思いながら見ていたが、彼は与えられた役割をいつもの熱さと闘志で全うしていた。もっともっと闘いたかっただろう。

サッカー以外でもとても魅力溢れる選手だった
多くの選手が諫早市を拠点にしているが、なぜか長崎市の浜町でのイベントに登場することが多かったヨンジくん。ファッションショーなどのイベントでモデル顔負けのスタイルを披露してくれた。また個人スポンサーでもあったアウディ長崎さんのイベントでは清潔感のある服装に着替えていく気配りをしていた。浜町イベントで見かけて「ヨンジくん、長崎っ子らしくなっててうれしいです」と声をかけると「僕はもう長崎のリ・ヨンジですから!」と応えてくれた。本当に最後まで長崎のヨンジとして精一杯のことをしてくれた。
ピッチではヴィヴィくん横の並び場所取り争いをしたり、サインボールを必死で3階席まで投げ入れる努力をしたり、スタジアムにきた多くの人に少しでも楽しんでもらう気配りを忘れない。
一番微笑ましかったのは、練習場での出来事。あの強烈シュートが外れてフェンスを越えてご近所さんのお庭を直撃。ガチャン!練習後着替えもせず車で走り出したヨンジくんが戻ってきたとき車から出したものは物干し竿。ご近所さんに飛び込んだボールが壊した物干し竿を自ら買いに行って、それを持って謝罪に向かった。謝って帰ってきたときのホッとしたような笑顔が可愛らしくて今でも思い出すと頬が緩む。

在日朝鮮人で北朝鮮代表にも選ばれていたヨンジ選手は、考えられないような嫌がらせも受けていた。
彼と長崎を汚すような卑劣なツイートが何十通も彼に送りつけられるという事件があった。その卑劣漢に向けてヨンジ選手がきちんと抗議するメッセージを送ったことで公になった。
この時もtwitterなどで多くの人が無視するよう大人の対応を勧めたが、彼は真正面から卑劣漢に向かった。この姿に魂を揺さぶられる思いがした。これまで何度もこんな目にあっているのだろう、正面から闘うことが自分自身を裏切らず後悔しない道ということを彼は学んできたのだろう。真っ向から闘う魂を見せられたからにはその背中を守ってやらなきゃ。きっと多くのファンはそんな気持ちでヨンジくんを応援してきたと思う。
ゴール裏の一部の人たちからも心無いブーイングを受けたと聞いている。ゴール裏のいざこざに必死になって「一つになって戦おう!」と訴えている姿も見た。涙する姿も何度か見た。それでいながら、ファンサービスに出てくると、「慣れてますから大丈夫です」と笑顔で対応してくれる。
ヨンジくんの存在は、事なかれで生きていく人たちに「本当に大事なものは大人の対応では守れないのだ」ということを教えてくれるし、彼や国籍の違う選手達が在籍し気持ち良くプレーできるということが平和を唱える長崎らしさだと教えてくれた。
そう考えると平和祈念ユニフォームが一番似つかわしいのはヨンジくんだと感じたので、監督さんの次にそのことを伝えながら彼にサインをお願いした。
ヨンジくん、ど真ん中に書いたよ! 
これを見たら今後も君の闘いが意味するものを思い出すだろう。ありがとう!

最近、アン・ヨンハ選手やチョン・テセ選手達とサッカーをしたよという写真がアップされていた。偉大な先輩達に負けられませんというような返信も返ってきた。

アン・ヨンハ、リャン・ヨンギ、チョン・テセ、在日朝鮮人の誇りをもって北朝鮮代表を背負った選手達だ。その次に名を連ねるのは、まちがいなくリ・ヨンジのはず。

ぜひまた代表にチャレンジしてその席を勝ち取ってほしい。
必ずJ1チームが獲得を目論む選手になって、リ・ヨンジ(李栄直)の名前を全国的にしてほしい。

そのためにも讃岐で熱く優しく闘ってくださいね。
ヨンジくんの前途に栄光と幸あれ!
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by windowhead | 2017-01-05 18:02 | Vファーレン長崎 | Comments(1)

ルーズストッキングの反骨漢・神崎大輔選手

2016年12月18日は特別の日になった。
日本中をワクワクさせた大河「真田丸」の最終回と鹿島アントラーズとレアルマドリードのCWCチャンピオン争い。夕方から日本中が楽しんだ素晴らしいエンタテイメントの先駆けのようなイベントが西の端の長崎の商業施設の一角であった。え〜〜っ、うそ〜!と言われるかもしれないが、Vファーレン長崎のファンサポーターにとってはCWCや真田丸と同じくらい楽しく清々しいひとときだった。

「神崎大輔選手感謝の会」
2009年からVファーレン長崎に所属して8年、ついに最古参になっていた神崎大輔選手が今シーズンを最後にV長崎を去ることになった。Vファーレンのスピリットを受けつぐ選手である彼を慕うファンサポーターは大変多く、特別にトークショーとファンと触れ合う場が設けられた。
当時サポーターだった番記者さんと2009年から今日までを振り返り。昇格後の話になると、なんとサプライズゲスト。2013,2014をチームメイトだった現大分所属の山口選手=ぐっさんが登場。さらに、引退された藤井選手やレジェンド佐藤由紀彦選手(選手じゃなくなっても選手と呼びたいお二人ですからあえて)からのメッセージも届いた。
神崎選手の開口一番は「俺、これまでに役職もキャプテンマークも一度もないんです、洸一だってキャプテンマーク巻いたのに」だった。そこに「そういえば選手会長や副もやってないね」と突っ込む番記者さん。
そうなんだ、でもそれも彼らしい。
佐藤由紀彦選手を見るため、2010年だったか初めてVファーレンの試合をのぞいたときの神崎選手はルーズに落ちたストッキング姿でガンガンドリブルで攻め上がるロングヘアのやんちゃ小僧だった。長崎には原田さんや由紀彦さんや有光さんという絶対的な精神的支柱がいて神崎選手は彼らに可愛がられている熱血漢の弟分的存在に見えていた。無理もやんちゃもいっぱいさせながらスピリットを吹き込んだ彼らの後継者。そんな選手なんだなあと思って見てきた。
神崎選手に寡黙な大人の印象を感じたのは由紀彦さんがチームを去った翌年から。
練習場に見学に行くと、いつも最後まで黙々とランニングをする彼の姿があった。なんか哲学する人みたいな顔付きで走る姿は近寄りがたかった。一度だけ勇気を出してその姿に「かんちゃん、がんばって!」と声をかけたら、人懐っこい笑顔を返してくれてほっこりした気分になったけ。

神崎選手には2つの呼び名がある(もっとあるのかもしれないが私が知っているのは)

「「大輔」 と 「かんちゃん」

古くからずっとVファーレンを応援し続けている人たちは「大輔」と呼んでいるようだし、彼もそれが当たり前のように笑顔で応じている。
J2に上がってからのファンサポーターは概ね「かんちゃん」と呼んでいると思う。J2前からでも私もやっぱり「かんちゃん」のほうだ。
「大輔」と呼ぶ人たちが支えてきたVファーレンの苦楽の歴史を考えるとやはりそれは特別の呼び名なんだろうし、彼らと神崎選手にしか共有できない歴史なのだ。
それでも今では「かんちゃん」と呼ぶ人たちの方が圧倒的に多いと思う。それはJ2に上がってから彼が獲得したファンの数だ。本当にたくさんのファンサポーターを持っている選手なのだ。それほど魅力的な選手なのだ。

試合中、膠着状態になったとき、何かを仕掛けてくれる期待が持てる選手。ここぞというときの判断力が優れているというか、判断した途端に行動できる選手だ。躊躇がない。そこがすごく魅力的で、膠着した試合になると「かんちゃんなら…」と期待してしまう。

さらにチームの中で監督から一番叱られた回数が多いのは自分だと思うとの発言。それでも番記者さんの話では、だまっていても監督の考えを理解できる選手だと監督自身が言われていたそうだ。さらなる高みを求められていたのだろうか。度重なる腰の故障だったが、故障者も多くなってきたホーム最終戦に間に合わせるように彼は復活した。試合終盤になるとドローや負けの状態でもなぜか守備的になってしまう今シーズンのチームの歯がゆさが最終戦でも見られた。そんな中で神崎選手は終始アグレッシブだった。戦う気迫がみなぎっていた、やりすぎて叱られないかなと思うくらいに。ホーム最終戦後、泣きはらした顔で挨拶する神崎選手の姿に、ケガがちだったこともあって引退なんだろうと予想したサポーターも多かったと思う。私もその一人。

クラブからの契約満了の知らせがでたとき引退を覚悟したが、なんと神崎選手は、現役を続けるという。
まだ戦うサッカーをやりきってないよということかな。さすが、反骨魂あふれる選手。
その言葉がとても嬉しくて、最後の練習後に、神崎選手から初めてサインをもらった。初めてのサインなんですよというと、えー何度も話してますよねと驚かれたが、彼のユニを着ているわけでないのでたやすくサインもらえないでいた。
由紀彦さんのサインが書かれたマフラーを渡してレジェンドマフラーだから書いてくださいとお願いすると「僕はレジェンドじゃないですよ」と言われる、私の中ではレジェンドなのでと強引に言って由紀さんのサインの上の白い部分を勧める。由紀さんの上はちょっと〜と尻込みするので、じゃあ裏側に書きますか?というと由紀さんの側がいいと。本当にお兄さんに寄り添いたい弟みたいでほほえましい姿だった。

トークショーが終わると、来場者一人一人ときちんと会話しながら握手して送り出してくれた。その後も名残惜しそうに残っているファンやサポーターのために時間の許す限り一人一人と写真撮影やサインに応じてくれた。そんなサービス心に甘えて、これまでどうしても聞きたかった「あること」を尋ねてみた。

「最初にプレーを見たときからずっと気になっているのですが、あのぐにゅぐにゅに落ちるストッキングは故意にやってるの?それとも自然に?」

大笑いしながらの答えは
「膝までピチッとは締め付けられてるみたいでいやだったから故意にずらしてたら、さらに落ちてきて……よく叱られました!」(だ〜よね)
ちなみに脛当てもつっぱりそうでいやなので一番小さいのをしているのだそう。
そして、最後に、「そんなところまで見ていてくれてありがとうございます」と。
いやいや、私だけじゃないよ、みんな君の一部始終を見てるんですよ。それほど愛されているんですよ

最近とみに感じる大人の漢の佇まいとは裏腹にまだまだ負けん気でやんちゃな根っこは健在の31歳。
次のチームでどんなプレーをみせてくれるのだろうか。
青とオレンジ以外のユニフォームで戦うルーズストッキングの反骨漢を新たな気持ちで応援したくなってきた。
「かんちゃん、目一杯熱いサッカーを楽しんで!」

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by windowhead | 2016-12-19 16:50 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

なにもかもが素晴らしかった「ファン感謝デー」

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J2最終戦の三日後、Vファーレン長崎の「ファン感謝デー」が行われた。
場所は戸石の練習場。
あの場所で、なにをするんだろう?とファン感のお知らせがでた時みんな訝った。
その後のお知らせで、練習場の中で綱引きや玉入れ、ポートボール、ミニサッカーをやるという。さすがに昨年ボーリングを楽しんだ方々からは、「なにそれ?」の声も聞こえたが、個人的にはすごくワクワク感があった。
なにしろ あの練習場の手入れされた芝生のピッチに入ることができるんだから。
もちろんスニーカーや運動靴でお越しくださいの注意書きあり。

当日、ちょっと離れた結の浜駐車場から会場までのシャトルバスがなんと選手バスだった。
完全な専用バスでないとは言え、毎回選手の移動に使われるVファーレン用にペイントされた選手バスに乗れるって、初っ端からサプライズ!
遅くに行った私たちの時には終わっていたが、その前は若手選手たちが同乗してお話し相手していたらしい。バスは、なんと一般立ち入り禁止の選手専用駐車場側に止まり、その通路を通って会場に誘導された。ほんの数十メートルだけどいつもは入ることのできない場所に入れるワクワク感。

手入れされた練習場の芝生の上で、ワイワイガヤガヤ選手たちと同じ目線、同じ立ち位置で綱引きや玉入れ、ポートボールやミニサッカーに興じることができる。各競技もローテーションしてどれにでも参加できる。
ちっちゃい子から大人まで、それに選手たちも入り混じってゲームを楽しむ風景は普通の運動公園に来ているような光景。写真を撮りたい人たちは自由にゲームの周りを囲って写真撮れるし、時間が空けば選手や監督さんたちとお話したりもできる。
キャプテンやヨンジ選手を筆頭に選手の皆さんがとても楽しそうに盛り上げてくれるし、ごちゃごちゃの参加者たちを上手に組み分けしたりゲームをコントロールしてくれるコーチのみなさんの手際の良さに感心したり。
ピッチのとなりの広場では飲食ブースや物販ブースも準備されていて、そこでも選手の皆さんが販売員などを担当して楽しく盛り上げてくれたらしい。グッズを買ってくる知人たちがみんないい笑顔で、その時の模様を話したくてたまらないって感じの幸せ感に溢れていた。

角煮マン総選挙は、梶川選手の2連勝。
梶川選手の連覇阻止を宣言した大久保選手の心意気にほだされた(?)我ら択生クラスタも自宅の冷蔵庫に角煮まん貯めながら投票頑張ったけれど、さすがに250票以上の票差は詰めきれず完敗だった。でも2位に上げたがんばりは認めてもらえるかな。まあ、ご本人が足の手術で不参加だから、まかり間違って1位だったら興ざめだし、納得納得。

その後時間の許す限りサイン会。選手のみなさん、本当に大変だったと思うが、笑顔で言葉を交わしながら休みなくサインをしてくれた。
すごく楽しくてあっという間の4時間だったが、知る限りでは大きな事故もトラブルもなく気持ちよく進んだ「ファン感」だった。

今考えてみると、普通にはありえないようなシチュエーションの「ファン感」ではないだろうか。
靴の制約とピッチに食べ物などを持ち込まないという約束事以外は、
芝生練習場への立ち入り自由、参加申し込みいらず、各競技の事前参加申し込みいらず、参加無料、年齢制限なし、選手との触れ合いに細かい制限なし、一緒の立ち位置でゲームに参加できて、写真撮影自由、時間が許す限りのサイン会と盛りだくさんの自由度!
なにより、子供たちがまるで主役のように活き活き楽しんでいる!

こんなこと、知っている限りJ1、J2の他のチームで行われたことないと思う。
おそらくこの「ファン感」はクラブにとっても冒険だったのではないだろうか。
帰りのバスを待つ頃お空の雲行きが怪しくなった。バスを待つ列のためにスタッフさんたちがテントを移動してくれた。このようにクラブスタッフのみなさんのものすごく細やかな気配りが随所に感じられた。きっと雨天の場合もそれなりに満足できる企画が準備されていただろう。
バスに乗る少し前、いつも黙々と芝生の養生管理をされているスタッフさんとお会いできた。ピッチに入れていただいたお礼を伝えると、いつものように微笑んで頭を下げられた。

素晴らしい1日だった。
翌日からは…とチームの現実を考えてしまうが、とにかくその日は1日、「ファン感」の楽しい記憶に浸っていた。
クラブスタッフのみなさん、チームスタッフのみなさん、監督さん、選手のみなさん、楽しい時間を共有させていただきありがとうございました。
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by windowhead | 2016-11-26 14:32 | Vファーレン長崎 | Comments(2)

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