自分の子供を入れるなら間違いなく高校サッカーを選ぶ。

俺は自分の子供を入れるなら間違いなく高校サッカーを選ぶ。

サッカー日本代表、ガンバ大阪の遠藤保仁選手の著書「自然体ーー自分のサッカーを貫けば道は開ける」(小学館101新書)の中のフレーズ。

なんだかものすごく遠藤ヤットらしい言葉だなあと、印象に残った。

今やクラブユース全盛時代になり、優秀な選手がユースに行くため高校サッカーが衰退していっていると言われている。それは分かっていて、それでも高校サッカーを選ぶと言う。
技術や戦術はプロになっても積み上げられるが、メンタルのベースは若いときこそ形成されていくべきだ。それには、厳しい環境の高校サッカーのほうが良いと言い切る。
親友の中村俊輔を完ぺき主義、自分は気分屋という遠藤選手だが、人一倍悔しい思いをしてきたキャリアを支え続けたのが高校時代から培ってきた「折れない心」があってのこと。
強くぶれないベースがあるから、ときには心を遊ばせることができるということなのだろう。

この人は本当に人間として優しい人だし、人が好きな人物なんだと、この本を読んでいて再確認させられる。
気持ちよく楽しくサッカーをするためだったら、自分のアピールもサラリと捨て去ることができる潔さがある。またその潔さを潔さと感じさせない自然体のしなやかさがある。
とても心の広い人なのだろう。中澤祐二とはまた違った温かさと優しさをもったサッカー選手だと思う。

この本を読んでいるとガンバ大阪というチームがとても魅力的なチームだと言うことがよくわかる。
超攻撃集団「ガンバ大阪」って、下町商店街の旦那たちのイベント時の結束パワーに似ている。
あの人工衛星「まいど1号」を打ち上げた大阪の中小企業のおっちゃんたちのパワーに通じる。
技術の粋を集めて完成させた人工衛星に「まいど!」なんて命名する感覚は、繊細な判断力と技術から打ち出されながら笑いがとれる「コロコロPK]に通じる。


「頭が疲れる選手になりなさい」
奇しくも、遠藤選手の高校サッカーの恩師とオシムさんが同じことを言っている。
印象的な言葉だ。
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Commented by KERO at 2009-02-23 23:33 x
おひさしぶりでございます。

ヤットさん、いいですねぇ。
これを読んで更に好きになりました。
Commented by windowhead at 2009-02-24 08:09
KEROさん、ひさしぶり!

遠藤選手と俊輔くんは、昔から仲良しですが、どちらかというと、俊輔くんからラブコールの感じです。
父性をそなえてきた俊輔くんとヤットくんが代表の舵取りをしているのは幸運なのかもしれません。守りの要の中澤選手や川口選手も人間性の優れた人ですし、今の代表がまとまっているのはこれらの先輩たちのまとまりの中にあるからかな…と思っています。

ロッペンくんも三十路ですね。ヤットくんと同じ年齢だったのかあ~。
by windowhead | 2009-02-21 01:29 | Comments(2)

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


by windowhead