人気ブログランキング | 話題のタグを見る

サカダイさまさま

お仕事の気分転換に駅ビルの本屋さんをぶらぶら。
「くまもんといつも一緒」なんて本が目について、ぱらぱら
ゆるきゃらとクラブマスコットは違う、ゆるきゃらは好かんと言っているわたくしですが、つい手に取ってしまった「くまもん」本。
いかんいかん、と瀬戸際で理性が購入欲を征して、スポーツコーナーでサッカー雑誌をぱらぱら。
すべてのサッカー雑誌は、俊輔と寿人の記事がないかぎり購入しません。
サカダイを無造作にぱらぱらやっていて、急に目に飛び込んできたものは、なんと

「ヴィヴィくん」ではないか!

サッカーダイジェストが「ヴィファーレン長崎」を取り上げてくれています。
カラーページ8ページもです。
表紙にも小さくですがヴィヴィくんと、いやキャプテンゆきひこ、ありみつ、かわばた、かんざきとヴィヴィくんがいます。
即買いでした。
正直、俊輔と寿人とドロンパとヴィヴィくんなら、衝動買いを征するのは無理だわ。
サッカーダイジェスト様、まだJでの実績もないヴィファーレンを取り上げてくれてありがとうございます。

長崎の繁華街の真ん中にある老舗の本屋さんの店頭にその「サッカーダイジェスト」がディスプレイされていました。いつも長崎の売れ筋郷土本がディスプレイされる場所にです。
「ペコロスの母に会いに行く」などが飾られていたような場所にです。
店員さんが、本の内容をチェックしている本屋さんだなあと好感がもてます。
好文堂さん、ありがとう!

そのヴィファーレン長崎の監督が、うわさ通りアジアの大砲高木琢也氏に決まったようです。
佐野さんのチームが好きだったので、正直うれしくありませんし、ヴィファーレン熱は、佐野さん時代よりぐっと覚めています。ただ、ヴィヴィ君と佐藤由紀彦がいるかぎりは、応援するつもりですが、地元のチームだから応援するというスタンスはないです。地元意識の強すぎる監督人事からスポーツのさわやかさを汚されたような気がしているからです。集客のための監督人事だとフロントが言っていますもの。高木さんの集客力がどれほどのものか見せてもらいましょう。高木さんが嫌いなわけではなく、こんな人事をするフロントが嫌いなのです。


大好きなサンフレッチェも優勝したのに、そのチームのまま次のシーズンを戦えないようです。
広島の人たちから愛されていたような森脇選手が、浦和に移籍だそうです。
ミシャがいる浦和ですから、厳しさを求めて全くよそのチームに挑むという感じはしませんよね。
なにより、広島が愛してかわいがった子たちが、移籍金も残さずでていくんですよ、柏木も槙野も森脇も。
どの子も口では広島愛を人一倍吠えまくっていた子たちですから、肩すかしって感じがしないでもないですよね。

来シーズンの浦和がどうなるのか、楽しみでもあります。
それは、前広島の選手たちではなく、阿部や鈴木啓太など浦和の選手たちがミシャとともに新しいチーム作りをして、その形が見えつつあったからです。梅﨑もふくめて、彼らがミシャのやり方にフィットしていき始めたのが見えて楽しみなのです。いまは前広島の選手たちが戦術の中心なのかもしれませんが、決して彼らの位置が安定ではないと思います。ミシャは公平な人ですから、子飼いの選手なんて作らないと思います。
育成も含めて、浦和がミシャと一緒に進んでいくと、浦和はすごいチームになるかもしれないなあと思うのですが、浦和のフロントやサポーターたちが、広島と同じように5年待てるかというところが、一番の分岐点みたいな気がします。


サッカー日本代表人気は、広告代理店によってつくられているというのが実感。
たかが親善試合に勝っても、渋谷交差点で大騒ぎ。騒いでいる人は本当にサッカーファンなのかわからないのにTVは毎回その姿を全国放送で流している。そしてその群衆の暴挙がエスカレートしつつあります。その先に来るものが予想できて怖いですが、無責任なマスコミはそれが起こるまで煽るでしょう。
代表のTV中継で写るサポーターの姿も不思議とモデルのような女の子が集まった一角ばかりで、その子たちフェイスペイントなんかしているけど、プレーに反応しているかんじはないですよね。Jリーグのサポーター席にいる女の子たちとはまったく違います。Jリーグの女性サポーターはしっかりサッカー見ているし応援していますもの。
作られたことで広がる雰囲気だけのサッカー熱が怖いです。

お祭りのようなサッカー熱ではなく、日常にあるサッカーが定着してくれるといいなあ。
おだやかな元旦のお昼に日本最強のサッカーチームを決める天皇杯決勝戦が行われる。
こんな風物詩になるような日常性が、駅伝だけでなくサッカーにもあることを大事にしていきたいと思うのです。
こんな日常の積み重ねの上に、本当の日本代表があるような時代がくるのを期待したいです。
by windowhead | 2012-12-21 13:59 | 紙のフットボール

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


by windowhead