リアリスト(?)俊輔の見方

W杯の解説を誰にして欲しい?と言われたら、俊輔と答える人は多いと思う。
その俊輔が先日のW杯関連番組でベストゴールを選ぶというので、ワクワク見ましたよ。

俊輔君曰く、メッシやファンベルシーのスーパーゴールは凄いの当たり前で、これから何度も見るだろうから「自分が刺激を受けたゴール、もしくは自分に足りないものを含んだやってみたいゴール」を選択基準にしたとのこと。
そのベスト5は…(自分用に記録しておこう)

5位 対アメリカ戦でのミュラー(ドイツ)の低めのスーパーゴール
・あのシチュエーションでコースを狙って低く鋭いシュートを決めるのは凄いとのこと。
そうかそう言われれば、ここぞ!であたり損ないのヘロヘロや宇宙開発をどれだけ見たことか。高い基本技術と足腰の強さが備わってこそのシュートだとか。

4位 対ポルトガル戦のジョーンズ(アメリカ)のミドルシュート
・足下に来たコーナーキックのこぼれ球を自分で持ち込んでシュート。普通のボランチなら、安易にパスを選択するような状況。自分で果敢に持ち込んで一人交わしてシュートも決めた。

3位 対豪州のヴァルディヴィア(チリ)の素早い連携から生まれたゴール
・素早い寄せでボールを奪うとスピードを落とすことなくペナルティエリアに5人が攻め込む迫力と10番のシュートをサポートする他選手の動きに着目
<2014FIFA W杯国際映像からゴールシーン >http://officiallist.videotopics.yahoo.co.jp/video/2014fifaworldcupim/1293/


2位 対アメリカ戦 アユー(ガーナ)の美しい連携からのゴール
・こんなゴールを目指したいと俊輔くんが目を輝かせた美しい連動性から生まれるゴール。
チームの攻撃のイメージ共有がなければ生まれにくいゴールだろうね。
俊輔的にはペナの中まで攻め込んで最後に絡む自分を目指しているんだろうなあ。
2014FIFA W杯国際映像からゴールシーン http://officiallist.videotopics.yahoo.co.jp/video/2014fifaworldcupim/1366/


1位 対スペイン戦 バルガス(チリ)の連携から流し込んだゴール
・日本代表も最後までこだわったスペインのようなサッカー。そのスペインからボールを奪うとものすごいスピードでスペインのお株を奪うような連携をみせて流し込んだゴール。
チリはただ勇敢だけではないなあ、鍛え上げられたチームワークが素晴らしい。スペインをリスペクトしながらスペインを越えるサッカーをみせてくれたもの。
2014FIFA W杯国際映像からゴールシーン http://officiallist.videotopics.yahoo.co.jp/video/2014fifaworldcupim/1432/

俊輔選手、とても刺激になったとか。(すべての試合を録画して見ているはずだわ)

その俊輔選手の最近のコメントが俊ポケで配信されたらしい。(私はスマホに変えたので俊ポケを解約せざるをえなくなった=泣く!)俊サポ仲間からの情報に寄ると、
「ワールドカップでも粘り強く闘うチームは結果をだしてきている。特にチリとコスタリカは印象に残った」と書いていたそうだ。
ああ、やっぱりチリは俊輔選手も惹き付けたんだ。
本当に素晴らしいプレーは私のような素人も最高のプロも同じように魅了するんだなあ。

日本はスペインサッカーを目指していたけれど、他のチームはスペインを破るサッカーを目指していたんだよね。
俊輔はスペインサッカーを目指しているように思っている人も多いようだけど、彼はスペインサッカーを破るサッカーを早くから試行錯誤していた。それは2008年に「Number」(4/10号)に掲載されたインタビュー「CLバルセロナ戦を語るー中村俊輔」という記事でも片鱗がのぞいている。もう6年i以上も前の記事だけど、ブログに転載した部分が残っていた。チャンピオンズリーグでバルサとカンプノウで闘った後、グラスゴーで行われたインタビューだ。
今、理想のサッカーを上げるとバルサのサッカーか?と言う質問に対して「好きなサッカーはあれだね。理想というより好きなサッカー。あのサッカーが常に勝つとは限らないし、カウンター一発でやられる可能性もある。……」と答えている。その後も、何度も、好きなサッカーはバルサのサッカーと答えることがあるが、バルサのサッカーを目指しているとは言っていない。
好きなものと現実とをきちんと見極めて、勝つための方法を考え抜くのが俊輔。
リアリストというとネガティブに取る人がいるが、夢は持っているが語らず冷静に現実を見て、問題をクリアすることを積み重ねることで夢を現実にして行く理性を感じる。今回の代表でいえば、内田選手がリアリストだったね。

夢は語られなくても、見る側は俊輔のプレーで夢を見ることができる。
「プレーで魅せる」ってそんなことなんだろうね。
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Commented by pupunnta at 2014-07-07 11:21 x
「W杯は、やっぱり勝たないと」
と言う言葉が重かったです。
そのために、4年前はベンチであれだけがんばったんだしね。
たぶん、自分の経験から周りの雑音になることを気遣って、代表に対しての発言は極力避けていたしね。この言葉も、自分からと言うよりも、流れで引き出された言葉だと思う・・・
でも、無念さは。

4年前の選手たちは、それをひしひし感じてたはずじゃないの??
「勝たないと上にいけない」って。

まあ、威勢のいいスローガンは大衆(ワタシラのことよね、モチロン!)受けするけど、本質を見つけようとする目は必要だし大事だわ。シュンさんの熱いプレーを、もっともっと世間様に気づかせてほしいです。(それには、やっぱ「頂」でしょうか!)

昨日、手術後初のプレー姿を見てきました。もお~~っつ、J2の若の相手じゃあ、スンゴイあしらいです。小学生を手玉に取ってるのとほぼおんなし(!!ゴメン)後は、精度上げてく(直接CK入りそうってのもアッタですよ!)だけですね。
練習試合のあと、たっぷりシュート練してました。
ありゃあ~、
シュンさんのプレーを思い返していたらば、本題忘れちゃったあ~~ごめんでござる。
Commented by あいちゃんママ at 2014-07-07 17:57 x
風さんらしい切り口の、リアリスト俊輔の見方。
興味深く読ませていただきました。
絶滅種ファンタジスタで、36歳にして次のステージに進化し続ける俊輔。
誰にとっても目が離せない存在ですね。

>走るだけなら陸上競技大会に参加した方がいい。
>「美しいサッカー」があまり見られないのは残念だ。

スポ紙に連載されている”オシムが斬る”
他のメディア諸氏の記事と読み比べると、興味深いです。

今回W杯、日本の代理店が払った放映権料が、世界の1/5に達したとの報道に驚きました。
サッカーに興味のない人も、開幕と同時に大きな渦に巻き込まれたようでした。
今は、さぁ~っと波が引いてしまって、静かです・・・
潮をなんとかJリーグのほうに持って行ってほしかったですが、まだまだ根っこの部分が足りないので悔しいです。。。

私も、俊輔の術後と頭のケガの様子が気になって、練習試合を見学しました。
時代の潮流を察知する俊輔、筋トレのせいか体全体が厚くなっていました。
パワーでも走力でも、若い選手たちに勝っていました。
新しい取り組みは上手くいっているようですよ。

俊輔を楽しみましょう♪

Commented by windowhead at 2014-07-08 01:31 x
PUPUさん、コメントありがとうございます。
オシムが言う
>走るだけなら陸上競技大会に参加した方がいい。
>「美しいサッカー」があまり見られないのは残念だ。
を感じているのは俊輔も同じだと思うんですよ。
でに「W杯は勝たなきゃ意味がない」って知っているから、それに固執していられない。だからチリやコスタリカの闘志が刺激になったのでしょうね。
俊輔は、オシムより早く察知して、だからどうすればいいかをずっと考え実践してきたんじゃないかなあ、マリノスで。堅守速攻をやりながら、自分が自由に動くことで「美しいサッカー」を模索してきたんじゃないかしら。
皆さんがキレキレで次元が違ったという俊輔を早くみたいです。
Commented by windowhead at 2014-07-08 01:40 x
あいちゃんママさん、訪問ありがとう!
>絶滅種ファンタジスタで、36歳にして次のステージに進化し続ける俊輔。
本当にそうですね。
自分で絶滅種と言いながら、やっぱりその種であることが好きなんですね。
マラドーナやバッジオやジダンが好き。世間的には中村俊輔も彼らと同じように憧れられる存在なのに、俺流にならないで、ずっと憧れの存在を持ち続けているところが、俊輔がみずみずしく見えるところなんでしょう。
あいちゃんママさんもPUPUさんも、術後の俊輔を確認に行ったんですね。
お二人の感想で、中断期明けが楽しみになってきています。
楽しみましょう。
Commented by skuna@docomo.ne.jp at 2014-07-10 16:39 x
実はブログが出来てからお気に入りに入れててチェックしてたんです。

こんな風に書き込むのは初めてだし、もしかしたら承認されないんじゃないかなぁって思ったんですけど…

実は家族のこと、とくに子供のこととか、別れた旦那のことで凄くつらい思いをしてた時に、色々ブログをさまよってたら、こちらのブログにたどり着いたんです。

いつの間にかこの素敵なブログの世界観に吸い込まれて、なんだか私自身が救われた気持ちになれたのは言うまでもありません。

こんな風に自分が正直になれたり、凄く感謝してる思いです。

勝手にこんなこと言われても困っちゃいますよね?ごめんなさい。。。

もっともっと知りたくなったっていうのもあって、私の直接の連絡を入れておきました。

こんなに素敵なブログの管理してるんだから、ご自身にも魅力があるんじゃないかって・・・勝手に思っちゃって、私の連絡のせておいたのはそれが理由なんです。(もし迷惑だったら削除して頂いても構いませんからね。)

ちょっと不安定な天気が続いちゃいますけど、風邪とか気を付けてくださいね。お身体ご自愛ください。
Commented by windowhead at 2014-07-10 18:39
skunaさん、訪問ありがとうございます。
ブログを誉めていただきありがとうございます。
skunaさんは、幕末ファンなんですか?それともサッカーファン?
このブログのメインはその2つで、それ以上でもそれ以下でもないのに、感動されてとまどっています。
管理人はただの歴史研究とサッカー好きなおばさんですから、何者でもないですよ。
これからも楽しんでください
by windowhead | 2014-07-05 14:04 | 10中村俊輔の今 | Comments(6)

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


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