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ホーリーホック

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いまさらだが「ホーリーホック」が「タチアオイ」のことだと知人のブログで知った。

Jリーグファンにはホーリーホックといえば、「水戸ホーリーホック」
水戸は徳川御三家の一つ、徳川家の家紋「三つ葉葵」にちなんだ名称らしい。マスコットのホーリーくんは龍なんだけど、これも水戸黄門様こと徳川光圀の字「小龍」に由来したらしい。
そうか、水戸と葵は切っても切れない関係にあるのか。(厳密にいえば、「三つ葉葵」と「立葵」は違う種類だけど)
タチアオイは尾形光琳の孔雀立葵図屏風にも書かれているくらいだから日本古来の草花だと思っていたけれど、中国や小アジアが原産地で十字軍によってシリアからヨーロッパに伝わっていたのだ。

野にあることが本懐のように青空に向かって凛とたつ姿は、昨シーズンまで水戸に所属していた鈴木隆行選手を憶わせる。

知らなかったことと言えば、
最近ひょんなことから、Vファーレン長崎に所属するある選手のことが掛かればコラムを読んだ。
「スーパーサッカー」のスタッフブログの中にその選手の19歳のときの姿が書かれていた。
私が知らなかったことだ。おそらく長崎のファンサポーターも知る人は少ないだろう。
また移籍してくる前のチームでは機知に富んだトークができるムードメーカーとして愛されていたようだ。
長崎では彼のそんな姿を見る機会が少ない。よく考えたらピッチ上のプレー以外、彼のことはほとんど知らないという人も多いだろう。彼のそんなエピソードを知ったらもっと親しみを持って応援できるだろう。
「彼」とは、誰だろう……きっと何人もの名前が上がってくるとおもう。

選手はピッチの上で表現できればいいという考えもあるだろうが、こんなエピソードを知るともう少し身近な存在として応援できるような仕掛けがあるといいのになと思ったりする。

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尾形光琳の孔雀立葵図屏風図に書かれたホーリーホック
by windowhead | 2015-06-13 03:52 | 日日抄

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


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