シーズンパスをテレビショッピングで売る

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先日Vファーレン長崎のシーズンパス「Vパスポート」を「金利手数料なし分割払い」で購入したことを書いたが、さらに度肝を抜くような情報が届いた。

こんどは「Vファーレン長崎のシーズンパス」をテレビショッピングで販売するというのだ!
それもクラブの社長が自らテレビの前に立たれて販売されるという。
画期的すぎて、ぶっ飛びすぎて、ソースを辿ったら、クラブの公式ページでもリリースされていたわ〜。


ローカル局2局で2回の放送のようだ。
V長崎の集客問題はJ2に上がってから継続的な課題だった。昨シーズンもJ2でも平均以下。常時5000人前後しか集まらない状態だった。クラブからのお知らせやPR、販売もこの5000人が対象だったと言っても過言ではない。その何割がシーズンパスを買っていただろう。安定的な収入であるシーズンパスの売り上げはそれほど大きくなかった筈だ。

今シーズンもクラブの公式サイトを使ってシーズンパス「Vパス」販売のリリースがなされた。
申し込みを間違いがなく速やかにするために、ジャパネットのコールセンターに電話して申し込むという方法がとられた。そして金利手数料なしの分割払いというありがたいシステムも付いていた。申し込み作業の相手がプロのコミュニケーターさんだから、安心だし仕事も早い。ユニフォームに関して言えば申し込みをした2、3日後に振込用紙が届くという速やかさ。

ただ気になっていたのは、シーズンパスのことを知っている人が長崎県民の何割ぐらいいるだろうか?ということだった。
クラブの公式ホームページにアクセスしたり、ツイッターでクラブの情報を常時チェックする人だけにしか届かない情報発信では片手落ち。いや力不足といってもいい。そんな意味では、V長崎の情報発信がネット中心というのは戦略不足なのだ。
J1やJ2の他チームも同じような方法かもしれないが、J1のクラブに関してはすでに何年もの積み上げやメディア露出のチャンスの多さ、スター選手在籍などで、能動的に情報にアクセスする数が比べ物にならないし、客が客を呼ぶサポーター組織も構築されている。
長崎のサポーターはまだまだ自分たちが楽しむことに一杯一杯で、クラブと連携をもって集客や試合PRをやるサポート組織を立ち上げるという考えに至っていない。
クラブが目標とするシーズンパスをどんな方法で広めるのかすごく気になっていた。
TVCMや新聞広告など打つのかな?と思っていたら、これか!
「テレビショッピング」でシーズンパスを紹介し販売するという作戦だ。
つけっぱなしにしていれば勝手に向こうから情報が流れてくるのがテレビの利点。
普及率もパソコンやスマホを超えている。
離島や繁華街に遠い場所に暮らす人たちはテレビショッピングに慣れていてる。
そして、あの高田社長の声を聞いたら、反射的にテレビを見てしまう習性ができてしまっている。
何より1つの商品の特徴を何度も繰り返し、表現を変えて説明してくれる。
地域限定の商品を地域に浸透させながら売るにはテレビショッピングはぴったりなのだ。
直接購買に繋がらなくても、サッカーを見に行く時に安くて便利なパスがあるんだということを知ってもらうことも大事なことだ。このパスを持って日常的にサッカーを観に行く文化があることを伝えることもできる。
これまでのサッカークラブのビジネスは、「ここに特別なものがあるよ。欲しい人は自分から努力して擦り寄っておいで」という上から目線なスタンスだったと思う。でも今のVファーレン長崎のビジネス姿勢は、「ここに特別なものがあるから、なるべくたくさんの人に伝えに行って、手に入れてもらう手助けもするよ」という歩み寄りのスタンス。
クラブもサポも、J1の先輩クラブの歴史や規模に並ぶには、一歩一歩の試行錯誤を要するのだろう。
その一歩一歩に驚きとワクワクが詰まっているのでがVファーレン長崎の特徴なのかもしれない。

さあ、このテレビショッピングでどれだけシーズンパスが売れるかな?
仕事中で視聴できないから録画予約だ。
たくさんたくさん売れますように。




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by windowhead | 2018-01-25 18:20 | Vファーレン長崎 | Comments(0)

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