人気ブログランキング | 話題のタグを見る

やっぱり、言ってしまおう!気になる「剛州」

先週の「いいとも!」から、ずーっと気になっているフラワースタンドの「剛州」のプレート。
組!つながりのお仲間とはいえ、なんで今更「剛州」さんが…???
いっしょにお酒を飲む仲間かもしれないし、人知れず仲良しなのかもしれません、山本氏や藤原氏と。
それでも、どうも、気になるんだなあ。

で、今朝、ひいずさんの「ASYLUM~山本耕史ファンによるつれづれ日記~ 」を読んでいて、最後の行で、もしや!と思うことがでてきました。
ひいずさんの日記の最後の行に「今は同じく北原さんの『土方歳三異聞 暗闇から』を読んでいます。」と、ありました。

この、『土方歳三異聞 暗闇から』(北原亞以子著 実業之日本社)は、もう10年くらい前の作品。(すでに絶版ではないかと思いますので、読みたい方は、図書館を狙うか、古本屋で探すといいとおもいます。)
鳥羽伏見の戦いに敗れて、新選組が、品川に戻ってきたところから始まるのですが、冷徹な土方によって人生をゆがめられてしまった2人の男女が、函館まで転戦する土方の命をねらいながらも、どこかに3人3様のシガラミで引き合うという、愛憎まじりあった男女の物語です。
この作品の土方像は、大河ファンには若干きついかもしれませんが、私は好きなのです。
とくに、先日「子孫が語る土方歳三」で、土方の偽らざる女の価値観を読んでしまっているので、更に「暗闇から」の土方には納得してしまうところがあります。それでも、もともとが人の情の深そうな人なので、かかわりができた人を見放せないタイプでもありますが…。

あらら、土方観に話がそれたので、もとにもどします。

この『土方歳三異聞 暗闇から』で土方の命を狙う男が平間重助なのです。
平間重助といえば、「組!」では、剛州さんが演じていました。
組!の平間は、山南から見逃してもらって行方知らずです。

もしやもしや、続編で、登場するのではないでしょうか。

捨助のように、どの組織にも絡まない狂言回しのような人が必要なら、平間重助にその役を与えるいうのはあり!ですよね。
平間重助は、芹沢暗殺のとき、逃れて、着の身着のままで芹沢家にことの経緯を伝え、その後、行方をくらましています。その後、明治維新になって芹沢村に帰ってきたそうですが、それから数年後になくなっているようです。

『土方歳三異聞 暗闇から』のラストは、意表をつくような、平間重助の活躍があるのですが、それは、なしにしても、なんらかの役割で登場してもよさそうな人物です。

あの「いいとも!」での「剛州」の文字の目立ち方がやけに不似合いで、ついつい、勝手に推測をしてしまいました。上記のお話はあくまでも憶測。責任はもちませんよ。

「土方歳三異聞 暗闇から」 、お姫様のようにやさしくきれいで涼しげな土方歳三では、物足りないみなさんに、オススメです。(こいつは、女を人と思っていないような嫌な奴ですからね。)
by windowhead | 2005-06-01 18:11 | 新選組!な人々

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


by windowhead