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「ロストフの14秒」を思わせたカミック

その瞬間、「ロストフの14秒」が蘇ってきた。

湘南ベルマーレとジュビロ磐田戦のアディショナルタイム。磐田がオウンゴールで得た1点を守りきれば今シーズン初勝利をやっと手にすることができるという状況。見ているみんながあと1、2分守り切れと心の中で願っていたところでの湘南のフリーキック。ここを守り切れれば悲願の勝利が手に入る。湘南にしてみれば、このセットプレー1発で勝ち点1がもぎ取れる。当然のように湘南のGK秋元選手もゴール前に上がってきた。
ファー寄りに蹴られた浮き球をGKカミンスキー選手がキャッチして、すぐさま前方に広がるスペースに向けてオーバーハンドで投げ込んだ。アダイウトン選手と荒木選手とロドリゲス選手が走り出している。大吾くんとロドが並走するような感じでボールがやや右に流れて湘南の選手が追いつく前にロドが無人のゴールにロングシュートをけり込んだ。ロドのシュートもさることながら、此の期に及んで高速カウンターを選択したカミックの攻撃本能に心打たれた。
状況的にはキャッチした後、ゆっくりチームが布陣してからロングキックで時間を使って1点を守りきることができるし、きっとそれが普通の発想だと思う。正直応援している人たちのtwitterでもほとんどが守り切れ守り切れと祈っていたくらいだもの。ここで攻撃の選択肢を選ぶのはカミックだからなのかしら。それともGKなら普通のことなのかしら。
GKの目の前に広がるスペースはGKの攻撃本能を掻き立てるんだろうか。
このプレーで、決定機にGKを上がらせる戦術を躊躇するケースもでてくるんだろうなあ。
本当にキーパーって攻撃の起点なんだなあと思わせてくれたカミンスキーさんでした。




by windowhead | 2019-04-10 16:39 | フットボール周辺

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


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