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島田譲選手も去り、ViStaの記事が残った

Vファーレン長崎の新シーズンは始まったようだが、まだそれに乗れていない。
なにしろ、ずっと見続けて応援し続けていた選手たちがほとんどいなくなってしまったという個人的には前代未聞の状態でまだ気持ちが進まない。
Vパスもユニフォームも注文済みなのにね。

先日、島田譲選手が新潟に期限付き移籍した。
高杉選手がいなくなって、次のユニフォームは誰の番号を背負うか考えた中で高杉選手から繋げられるのは島田選手か黒木選手だと、15番と10番を候補にしたばかりだったのに。

島田選手のインパクトは、何と言っても移籍してきてのホーム開幕戦で、ほぼコーナーキックといってもいい場所からのFKで得点につなげたキックだった。
「おー、俊輔みたいなキックの精度だよ!」 それが焼き付いていて「ピッチ上で俊輔みたいに俯瞰でみえるんですか?」と聞いたことがある。島田選手はニコニコしながら「僕は凡人ですよ、普通にしかみえません。」と応え、見え方を説明してくれた。なんとさわやかで謙虚な人だろう。見るからにクレバーで大人の対応のできる選手だ。穏やかなのに腹の底には鹿島魂を持ち続けているのを表すかのような厳しいプレーも好きだった。
個人的にはボランチで一押しの選手だった。昨シーズン、カイオがきても秋野がきても、島田が一番信頼できていた。キッカーに大竹がきても、島田のキックを見たいと思っていた。

そんな島田選手をとても的確に書いてくれた文章がある。
【コラム】ViSta購読中の新潟サポーター向け、島田譲選手の入門書~信頼できるレフティーのボランチ~
というのがあって、まさに私が感じていた島田選手をぴったりと文章化してくれている。
そのほかにも、高杉選手や翁長選手、大本選手たち、昨シーズンで長崎を離れてそれぞれの道に旅立った選手たちの入門書が掲載されている。長いこと選手たちを取材している記者さんならではの客観的な視点だけど、やっぱり別れるとなると愛や人情が見え隠れして、いい感じのあったかさになっている。
「ViSta」には、今後も選手個人を扱った記事を増やしてもらいたいと思った。月550円、スタグル1個分でVファーレン長崎や長崎県内のサッカー記事が読める貴重な媒体だからこそ期待は大きい。
クラブもヴィヴィくんの10分の1でも選手たちを扱った文章やコラムを書いて欲しかった。、昨シーズンは誕生日もふくめてほとんど選手たちの紹介がなかった。だから去っていく選手たちがどんな選手だったのかなにも残らない。彼らのファンとしてはそれが一番悔しい。

Vファーレン長崎というクラブと同じくらいそこでプレーする選手たちは大切な存在なのだ。
「プレーヤーズ ファースト」
今も変わらず私のスタンス。



by windowhead | 2020-01-12 14:39 | Vファーレン長崎

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


by windowhead