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懐かしい、そして変わらずワクワクさせる二人だった

時間がたりないなあ。
仕事や家事の合間の時間を使ってDAZN見ているのだけど、1週間がすぐにきてしまう。
期待の翁長選手と飯尾選手の対戦、しっかり見た。3回見たから両チームのこともいろいろわかってきた。
秋田について予備知識がなかったので飯尾選手は長崎時代のように右サイドと思っていた。
飯尾くんが右ならおそらく大宮の左サイドバックは翁長くんだろうからふたりがマッチアップするシーンもあるだろうと期待していたら、飯尾くんは左サイドだった。
ふたりが1対1するシーンはなかったけど、それでも大宮のチャンスでアカッキングサード近くでボールを受けた翁長くんにスライディングタックルしかける飯尾くん。変わらないなあ。
秋田は非常に特徴的なチーム。監督さんの哲学も興味深い。「助け合う。助け合うためのハードワーク」か、なるほどね。言葉に力を持たせられる監督さんだ。戦術の言語化が流行りだけど、哲学や思いの深いところを言語化することはもっと大切だなあと感じている。
秋田は中央を固く閉ざして、ボールをサイドに追い込む。そこで数的優位を作ってボールを取りロングボールで一気に相手ゴールを狙う特徴があるチーム。
当たり前のことだけどこんなチームは1対1の寄せがタイトだしぶつかり合うことを恐れない。ハードワークでカバーし合う。V長崎もJ2に上がった頃はこんなチームだったなあと懐かしい。「最強の新参者」と呼ばれていたころのこと。でもハードワークの哲学は高木さんが采配をしていた頃は続いていた。

ゲームは引き分けた。
翁長くんも飯尾くんも相変わらずイキイキしたサッカーを見せてくれた。
そして、試合後の挨拶のあと、二人らしいシーンをDAZNが抜いてくれた。
挨拶が終わって、両チームの選手がそれぞれにミックスゾーンに戻ろうと歩いている。仲間と話しながら歩く飯尾くんが、その前にいる翁長くんの首にしっかりと腕を巻きつけて肩を組んできた。
それからしばらくのあいだ二人は笑顔で会話をかわしている。何を話しているんだろうか。束の間だけど二人にとってはうれしい時間なんだろうなあという雰囲気が感じられた。


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長崎を離れた選手達だけど長崎の選手達と同じくらい気になるしその後の試合も見続けている翁長くん、仙台ではあまり見られなかったけど、秋田で活躍する飯尾くん。異論はあるだろうが、私にとっては今でもV長崎で最強のサイドバックコンビだと思っている。

5月5日にはV長崎と秋田がトラスタで戦う。
飯尾くんが他チームの選手として長崎の地に立つ。楽しみだ。

by windowhead | 2021-04-17 10:22 | フットボール周辺

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


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