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「新選組!」続編は、90分らしい。

わたしの最初で最後の「ラストファイブイヤーズ」は8月10日、福岡公演。この作品の千秋楽だ。複数の公演を制覇しているバリバリの山本耕史フリークの友人から事前にパンフレットも送ってもらってたった1回の観劇に備えていたら、不意打ちのように入ってきた続編は90分情報。
「組!」ファンのみなさんのブログで事前に情報が上がってきていたが、ウエストコーストでは木曜日の朝刊に掲載される「三谷幸喜のありふれた生活」で内容を確認できた。

続編の気になるポイントは、
●土方の最後の1日を描く90分作品
●本編とは毛色が違うハードな作品
そして、なにより、本編で完結した作品の続編をかかせるきっかけになったのは視聴者の声だったということがうれしい。

90分には、ちょっと肩透かしだった。最低2時間だろうと予測していたから。
2時間でも会津と箱舘中心でいっぱいいっぱい。会津は、斉藤編、箱舘は土方編というウエイトでいけるなと勝手に妄想していた。この2人を描けば戊辰戦争から後の新選組はほぼ仕上がるなあと…。でも、90分、ということは、斉藤は回想でも出てこないかもしれないなあ。
回想で出てくる近藤と沖田、いっしょに箱舘まで来た島田と尾関、そして土方が、本編からの登場かな。

もともとあきらめてはいたが、これで憧れの宮古沖海戦「アボルダージュ」ナシは決定だなあ。
伊庭八郎も再会シーンがなければ、瀕死のシーンだけでは、いきさつがわからないだろうからボツだろうなあ。私の好きな千代ヵ岡守備隊長・中島三郎助父子も出てこないだろう。

史実ではすでに市村鉄之助も出発している。しかし、ここは、脚色して、前日の夜に写真を託すシーンをつくるだろうなあ。土方と市村の別れのシーンが好きな女の子たちが多いようだしね。ファンサービスに長けた三谷氏がそこを逃すはずはない。
こうなると、榎本武揚と大鳥圭介の配役はポイントね。

 一番興味がわいているのは「ハードな作品」というところ。
ハードっていうのは、シリアスだってことかな?それとも戦闘シーンが多い男っぽい作品ってことかな。三谷で男っぽい作品ってのは考え付かない。おそらく、三谷的にはかなりシリアスな作品になっているのだろう。

脚本も決まったことだし、勝手なこと言ってもいいでしょう。
90分で土方最後の日を描くのなら、いっそのこと登場人物は山本耕史だけの一人芝居でもいけるのでは、と思ったりもする。「恋に落ちたら」の竜太の顔芸、「ラストファイブイヤーズ」をすでに見た人の感想から、絶対にいけると思う。

できれば最後の最後は、あまりヒロイックなものにして欲しくないなあ。本編最後のストップモーションのように今回も最後の瞬間の手前でストップモーションで終わって欲しいというのが私の正直な思い。
by windowhead | 2005-08-06 01:31 | 新選組!な人々

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


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