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プレミアリーグにも影響が出始めたとか

ロイター通信によれば、イングランドプレミアリーグの各クラブの負債はあわせて約30億ポンド(約5270億円)。その3分の1が、マンU,チェルシー、リバプール、アーセナルのビッグ4が計上している。
米国サブプライムローン破綻などから発生し世界的に広がる金融危機は、クラブ経営にも影響を及ぼすのは必至であり、ビッグクラブでも破綻する可能性があり得るという。
欧州サッカーという、私にとってはファンとして身近な対象である世界にも金融危機の波が押し寄せつつあるというのは、思いのほか衝撃的なニュースだった。

もう1つ国内では、福岡博多のど真ん中に建設構想中だったオリエンタルランドの「ディズニーの屋内アミューズメント施設」が建設断念らしい。福岡キャナルシティー隣接であれば、かなりの集客が見込まれるし、福岡へはアジアからの観光客も多いようなので、それなりの収益は見込めるのでは…と素人なりに考えるのだが、九州の中心都市福岡をもってしても、オリエンタルランドが目指す収益は見込めないとの判断なのか。
これももしかしたら、誘致していた不動産会社のほうへの投資や融資が思うようにいかなくなったためなのかもしれない。
日本にも世界的な金融危機の影響は、たしかに出てきていると思う。

与謝野大臣は、日本は経済の底がしっかりしているから、ヨーロッパのような影響はでてこないと言っているが、信じていいのだろうか。東京や首都圏は以前からの好況がまだまだ続いているので危機をかんじることもないのだろうが、地方はずっと冷え込んでいる。知人が店をたたんだり、知り合いの社長さんの会社が倒産したりと、危機感はものすごく身近にある。大丈夫大丈夫と言っておきながら、ある日突然お手上げですと、なにもかも投げ出されるのでは取り返しが付かない。
大きな影響を受けたヨーロッパの不況の波が日本に押し寄せてくることは多かれ少なかれ必至のことだろう。本当にそれにも耐えられるだけ日本の経済の底はしっかりしているのか?


首相は解散選挙より、景気対策と言っている。確かにそうだろう。しかし、具体的にどのような景気対策を考えているのだろう?
今回の首相は、アニメ好きなせいか、ターゲットを決めたらそれを打ち破ることに情熱を燃やしそうなお方。目標達成にまい進する情熱はいいのだが、視野がやや狭くないだろうか。まるで、日本の首相ではない自民党のトップとしての誇りしか彼の頭の中にはないような…。
打倒小沢民主党、総選挙勝利にしかフォーカスしていないような…。
国会の論戦で小沢氏を打ち負かし、民主党に勝つことだけに終始しているような首相。
そのようにしか見えない。

最近、NYにいる知り合いが、メールでとてもおもしろいジョークを送ってくれた。
NYやDCのアッパークラスの人たち向けの紳士服アドバイザーをしている人だが、彼がDCに行った時のこと、ある大学の国防や外交を学ぶクラスで最近こういうジョークが流行ったそうです。

「世界最強の軍隊とは?北朝鮮か中国人の歩兵に日本人の前線指揮官(でも彼らが日本人の言うことを聞くのか?)、ドイツ人の参謀に、アメリカ人の司令官、そして締めは英国人の首相。」

さて、このジョークのオチは、
「この軍隊を弱くするには、首相を日本人に換えればよい。」

というものらしい。
悲しいかな、反論ができない。
by windowhead | 2008-10-08 13:59 | 私的危機管理

日本の西海岸・長崎からのつぶやきはビンの中の手紙のように漂いながら誰かのもとへ


by windowhead